日々のこと

日々の生活の中で…

1万時間以上の人たち(東京JAZZ2008)

2008-08-30 | 音楽・観劇

 

行けるのか~行けないのか~ハッキリするのが、午後3時と言われ、仕事で行けない場合は、チケット8,500円は・・・パァ~~・・・となる運命!

もし、S氏が「仕事」で行けない場合は、娘を誘っていたのですが、「No!」と言われちゃってましたので、行けると良いなぁ~と思っていた午後・・・雷は鳴り出すし、どうなるかと心配でした。

でも、なんとか都合が付き、夫婦二人で「東京Jazz2008」の初日

MASTER’S GALA に行ってきました。

 

 

             

 

今年で8回目になるそうです。

音楽は好きですが、ぜんぜんJAZZのことは、分かりません。

だから、3日間のうち、何時のチケットにしようか、NET予約する時に迷いました。

東京JAZZ2008 のサイトを見ていたら、29日に日野皓正(HINO TERUMASA)さんが出ると分かり、聴いてみたい・・・と「MASTER’S GALA」に決めました。

日野皓正さんは、日本人だし、65歳になると言うけれど、新しい17歳のドラマーを加えた「演奏」どんななのか興味があったんです。

 

7時開演~10時45分終了予定

東京フォーラム

 

4組の、生JAZZです!!!

 

 

 

 

会場は「ほぼ満席」、たくさんのカメラが入っていました。9月下旬にNHKハイビジョン、NHKBS2で、放送されるからのようでした。

最近のコンサートって、こんなにスゴイのかなぁ~と驚いたのは、ステージ両脇に「大型スクリーン」があって、リアルタイムで「今演奏中の顔の表情や指の動き」が映し出されてるんです。(時代は変わったのですね~シーラカンス・テレーサには

演奏者の真裏からの映像とか、真上からの映像なんかね。

「双眼鏡」いりません!!

 

 

「東京国際フォーラム広報誌 vol.64」 に記載されていた、

・・・・・・・日野皓正さんに聞く all that jazz・・・・・・

のなかで、「じじいのツッパリ」を満喫してください。と書かれていたんで、どんな「ツッパリ」なのか?興味津々!

 

それが、一人のおじさん(観客)の一声で、崩れました。

 

NHKの放送にどんな風に映像が残っているのか確認したいのですが・・・1グループのステージが大体30分なんでしょうね。2組目に登場した、日野皓正クインテットの演奏が~~~「通しで25分」くらいになった時、ドラムの音も静かな演奏になっていた頃、私の位置からは右手方向から、聞こえたんです。

 

「早く終わって欲しいなぁ~」または「早く終わらせて欲しいなぁ~」

 

ハッキリ聞こえました。その後数分(5分未満だった記憶では・・)で、演奏は終わり、日野皓正さんはメンバー紹介もしないまま~~アレレという感じで、ステージを降りてしまった。(袖に入ったと言うこと)

詳しいことは分からないのですが、演奏中・・・2~3回ステージ端に日野皓正さんだけ移動して、そのたびに「係りの人=スタッフ」がステージ脇から出てきて、何かしているのです。マイクの調整かしらぁ~?と思っていたのですが・・・

「途切れない30分の生演奏」を突っ張って・・・やりたかったんじゃないのかなぁ~

それを、(声を出した)おじさんは理解できなかった!!!のかなぁ

 

おじさんは、私のJazzへの興味を、少し「へこませた!」よ。

 

 

 

70歳を超えている、ロン・カーターさん

優しい微笑みながらの演奏には、余裕を感じました


1937年5月4日ミシガン州ファーディル生まれ。60年代黄金期のマイルス・デイヴィス・グループに参加し、現在もジャズ界のトップ・プレイヤーとして活躍するジャズ・ベースの巨人。マイルス・グループ脱退後も、著名なミュージシャンと数々の共演を重ねる。
1977年にはマイルス・グループの再編を企画したVSOPグループに参加。これが世界的な大反響を呼ぶ。1986年に「サントリー ホワイト」のTVCMに出演し、大評判になる。その後も日本のTVへの出演は数多い。
1992年からEMIミュージック・ジャパンへ移籍。16年の間に「G線上のアリア」「オルフェ」「ベース・アンド・アイ」「ディア・マイルス」など多くのヒット・アルバムを発表する。
2007年5月、カーネギーホールで生誕70年を記念するコンサートが開催され、ハービー・ハンコック、ジム・ホールを初めとする往年の仲間がかけつけた。同年、「ITO EN TULLY'S BARISTA'S SPECIAL」のTVCMに出演。同曲を収めたアルバム「イッツ・ザ・タイム」を発表。2008年6月には最新作「ジャズ&ボッサ」発表予定。(webより)

 

MCもかっこ良かった、デヴィット・サンボーンさん

メンバー紹介も2回(最初と最後)もするあたり、ステージ演出がにくいほど上手い

1945年7月30日フロリダ州タンパ生まれ。タンパよりセント・ルイスへ移った彼は幼少の頃小児マヒにかかり、医師のすすめでリハビリとしてアルト・サックスを始めるようになる。15才の時に地元のブルース・バンドでプレイし、アルバート・キング等のミュージシャンとの共演歴を持つ。ノース・ウェスタン大学、アイオワ大学で音楽を学び、サンフランシスコに移った時にポール・バター・フィールド・ブルース・バンド、リトル・ミントン・バンドに参加。
1971年になるとニューヨークに拠点を移し、スティーヴィー・ワンダー、デヴィッド・ボーイのグループに参加。B.B.キング、ジェイムス・ブラウン、トッド・ラングレン等のレコーディングにも参加し、それ以来トップ・スタジオ・ミュージシャンとして大活躍する。その後ポール・サイモン、ジェイムス・テイラー、マイケル・フランクス、リンダ・ロンシュタット、カーリー・サイモン、チャカ・カーン、イーグルス等のレコーディングにも参加し、そのサンボーンの独特な音色は日々注目されるようになる。そして1975年、ワーナー・ブラザーズと契約。初リーダー作『テイキング・オフ』を発表する。
1980年代に入るとスタジオの仕事よりソロ活動が中心となっていく。1980年に発表した『ハイダウェイ』は大ヒットし、ゴールド・ディスクを獲得する。1981年『夢魔』でゴールド・ディスク、そしてグラミー賞最優秀R&Bインストゥルメンタル賞を受賞し、その後トップ・サックス・プレイヤーとして君臨する。また、サンボーンはメル・ギブソン主演の映画『リーサル・ウエポン』の音楽にもエリック・クラプトンと共に参加し、評価を得る。また、テレビでもNBCの『ナイト・ミュージック』のホスト役を1988年より担当し人気を博す。その後もローリング・ストーンズのツアーにも参加し話題を集めた。日本でも、1978年の深町純ニューヨーク・オールスターズの一員として来日してから数多く来日しており、コンサート、ライヴでは常に超満員、ジャズ・フュージョン・シーンの中では一番の人気といっても過言ではない。
また、缶コーヒー『ジョージア』のCMやNHK朝のテレビ小説『ひまわり』の主題歌をカバーしたりなど、つねに話題性も振り撒いている。そして、1999年12月、名門VERVE MUSIC GROUPと契約。2003年5月、『タイムアゲイン』リリース。2004年11月『クローサー』リリース。そして2008年6月、活動の場をDECCA USAに移し、実に3年半ぶりとなる待望の新作を放つ。(webより)
 

 

最後に、17歳のドラマー、KAZUMARUくん・・・エネルギッシュ でした。若さっていいなぁ~

1991年4月5日沖縄阿嘉島生まれ。7歳からドラムを始め、8歳から米兵を相手にロック・メタルを中心としたライブ活動で人気を得る。10歳、YAMAHAドラムクリニックにゲスト出演し実力を認められ、菅沼孝三氏プロデュースによる渡辺香津美氏や櫻井哲夫氏参加ファーストアルバム「BEAT KIDS」をリリース。またポカリスエットのCMで福山雅治氏と共演、テレビ番組に多数出演し話題を呼ぶ。
2005年8月、ジャズを始めようと日野氏を訪ねてコンサートへ行き、そこで突然舞台から呼ばれ、まさかの共演。この日野氏との衝撃的な出会いがきっかけとなり本格的にジャズにのめりこむ。その後、那覇のジャズクラブや米軍基地のコンサートなどで活動。美しい海の離島で育ち、野生的なドラミングが魅力。全てのジャンルをこなす次世代ドラマーとして注目されている。
2007年春より上京し、日野皓正クインテットのレギュラーメンバーとなり、同年はFUJI ROCK FESTIVALをはじめ多数のイベントに出演。(webより)

 

 

S氏が言うのです、Jazzは「お酒を飲みながら聴きたいね~」・・・そうかもしれません、やっぱり大人の音なのかもしれません。

聴きに来ていた観客も、白髪の男性が多かったかしら、それと中年カップル(まさしくうちらデス!) 

演奏が終了したのが、11時01分

落雷事故などの影響で、電車にも影響が出ていて、家に着いたのが12時ちょっと前でした。本当は、Jazzの余韻に浸り、バーでお酒など飲みたかったのですが・・・そんな「甘いムード」は微塵もなし。

娘に連絡を入れると、自分で作った「カレーライス」を夕飯に食べ、片付けをして、お風呂にも入り、自立していた。(15歳だもん~当たり前か?!)

 

いつかの日経新聞の夕刊に載っていた記事で、ちょうどオリンピック期間中だったでしょうかぁ~?

あることに「優れる人」は、1日3時間の練習を少なくとも10年間・・・10000時間・・・はしている。と言うようなことが書かれていました。どんなに、才能・能力がある人でも、一万時間は練習をしているはず・・・そうだと思ったのでした。

JAZZ2008で演奏する人たちを見て、この記事を思い出したのでした。

 

この人たちは、少なくとも1万時間以上の人たちだってね。。。

 

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8 コメント

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大人の時間 (カメリア)
2008-08-31 20:04:21
テレーサさんはクラシック派だと思っていましたが、ご夫婦でジャズのコンサートでしたか。
いいなぁ・・・
その観客のオジサンの趣旨がよく分かりませんが、テレーサさんを凹ませたのは許せん
お嬢さんもしっかりお留守番が出来るようになって、これからはご夫婦で楽しむ機会が増えますね。
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懐かしい・・・ (マンゴー)
2008-08-31 20:49:35
日野皓正さん、長男がおなかにいる頃、「BLUE NOTE 大阪」へ聞きに行きました。
私もJAZZは詳しくないのですが、父が好きなので、父が来た時に2回ほど聞きに行きましたよ。
女の子はもう自分でご飯作って食べられるんですね!同じ年でもずいぶん違うなー・・・
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♪カメリアさま (テレーサ)
2008-09-01 08:38:21
娘が完全に「親離れ」(気持ち的に)しているので・・・

「子離れ」出来ていないパパをなんとか、「子離れ」させようと計画中なんです。
その一つとして、ジャズコンサート・・ですね。

おじさんは、次の出演者のロン・カーターさんのファンだったのかもしれません(?)・・でもねぇ、「いやぁ~気分」にまわりの人をさせたことは確かです。
こういうことがあるのが、生コンサートですね
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♪マンゴーさま (テレーサ)
2008-09-01 08:48:30
NYは、生JAZZ聴きにいく場所がいっぱいありそうね~
ミュージカルもたくさん見てきて!
私は、5年もいたのに「2度」しか、ミュージカル見てないし・・後悔してるわ。
娘に、「自分のことは自分で!」ということで、「好きなように一人での時間を使いなさい~」と言っておいたの・・・
「お弁当を買うも良し」「マックに行くも良し」・・そしたら、宿題やら無くてはならなくて、家で料理したようです。
(私が材料だけ準備しておきましたが)

その代わり・・部屋は、開かずの間・・です。
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行きたかったぁ! (bianca)
2008-09-01 10:56:05
テレーサさんのジャズリポートは私を行った気にさせてくれましたよ~。とても楽しく拝見しました。
夫の帰国日が中にはいり、今回は見送ったのですが、
テレビで放映されるのを待つことにしますね。
演奏中の気にかかる声は最悪でしたね。その公演に集中できなくなりますもの。
リポートの中で特にKAZUMARUくんに注目しました。
17才の今後が楽しみ~♪ロン・カーターもいいですよね。
お酒を飲みながらならお二人でblue noteとか、如何?
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行きたかった!! (冷やしぜんざい)
2008-09-01 22:55:23
とっても行きたかったコンサート。
発表会があって、あきらめたの。

17歳のドラマーも心ひかれたネタでした
レポートありがとうね。今度詳しく聞かせてね!
デビットサンボーンは若いころ好きで、
CDを買ってよく聞いたよ。
広がりのある曲が素敵だった。

ブルーノートもよくいった。
やはり小さな空間で、スモーキーな中、
お酒傾けながら、ラフに聞くのが
「ジャズ」語源通りのスタイルかもね
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♪biancaさま (テレーサ)
2008-09-02 08:04:34
3日間通しチケットが、売れているようでした。後、最終日だったかしら・・
ジャズを何にも知らない人の、ブログUPで、ジャズを知っている人を、凹ませたかもしれませんが・・・
「刺激」を十分得たことは、確かです。
音楽は、やっぱりいいなぁ~
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♪冷しぜんざいさま (テレーサ)
2008-09-02 08:19:35
へぇ~~幅広いね
宝塚~葉加瀬太郎~Jazz・・・

実は、来年ここ(東京フォーラム)で行われる(徳さま)コンサート行きたいんだけど・・こんな会場かなぁ?と言うことも偵察したかったの!

せっかくのJAZZも・・・ムード無かったねぇ、開演前に、主人が買って来たサンドイッチ食べてね。

「アルト・サックス」「ベース」・・心にしみたねぇ~
HINOさんの音は、65歳の音ではないねぇ~
若い!ツッパッテル!元気!
チョイワル(ダイブワル)おやじ見たいでカッコよかった
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