FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

米・雇用統計発表迄はレンジ相場で推移しそうな雰囲気。

2014-01-07 11:54:45 | 日記
春節休暇迄、残すところ20日間となりました。 26日から2週間は待望の春節休暇で日本へ帰国する予定となっています。 実際には、1週間は休暇であり、1週間はお客様まわりとなっています。 日本に帰ってもバタバタする日が続きそうな雰囲気です。

<米・雇用統計発表迄はレンジ相場で推移しそうな雰囲気>
当面、ドル・円相場の基本的なトレンドに変化はないと見られていますが、今後、緩和縮小のスピードが増すのか否かを見極めるうえで、週末発表の米雇用統計が正念場になるのでしょうか。 米経済が堅調さを維持しながら、テーパリングの規模が拡大するのであれば、株価には大きなマイナスとはならないのではないでしょうか。

早朝の取引では、米上院が連邦準備理事会(FRB)の次期議長にイエレン副議長を指名する承認採決を行い、同氏を最終的に承認したことが伝わりました。 イエレン氏は1月31日で任期満了となるバーナンキ現FRB議長の後を継ぎ、初の女性議長となります。 この承認採決のニュースには市場の反応は限定的でした。

<今週は短期筋の間では慎重な姿勢が広がっている様子>
基本的にファンドは押し目買いスタンスと見ているようですが、今週は、ECB、米雇用統計とイベント続きなので、あまりポジションを傾けたくないのが本音のように思われます。 オプション関連では、105.50円にオプション関連のオーダーが集中しているとされ、同水準を上抜ければ、一段の上値余地が見込まれそうです。

本日のドル・円相場の予想推移 <104.10~104.90>

年始早々、東京株式市場・大発会では大幅反落スタート。

2014-01-06 14:43:29 | 日記
日本は今日から一斉に仕事始めではないかと思われます。 受信するメールの数も一気に増えて来ました。 ところが中国は春節迄に残すところ3週間余となり、気分はここにあらずとなって来たようであり、帰り仕度に余念が無いと言ったところでしょうか。

今日から、筆者の持ち場である江陰の工場へ出向いて来ていますが、道中見かける風景は大きな荷物を持った若者が急激に増えて来たように思われます。 新幹線の座席の上にある棚は驚くばかりの大きな荷物がビッシリと見事に並んでいました。 

江陰の工場では、工員8~9名が年始早々から故郷に帰ったと報告を受けました。 1年で一番の繁忙期にもかかわらず戦力はどんどん低下している現状、この春節前の大きな山場が乗り切れるのか。 不安を抱えながら3週間を過ごさなければなりません。

<年始早々、東京株式市場・大発会では大幅反落スタート>
東京株式市場で日経平均は大幅反落し、終値で2013年12月24日以来の節目1万6000円割れとなりました。 大発会でマイナスとなるのは2008年以来6年ぶりとなります。

昨年末の大納会までに日経平均が9連騰し、急ピッチな上昇に対する警戒感などから利益確定売りが先行したのでしょうか。 海外勢による先物への仕掛け売りなどが観測され、日経平均は一時426円安となりました。 個人投資家の押し目買いなどを背景に下げ渋っていましたが、市場では米金融緩和縮小の影響を警戒する声が聞かれ、戻りは限定されました。

年末年始休暇中に米ダウの上昇に歯止めがかかったほか、外為市場では円安進行が一服し、原油価格が大幅安となったほか、米量的緩和第3弾(QE3)の縮小に伴う資金フローの変化が警戒されているようです。 市場では海外ヘッジファンドなどが年末にかけて積み上げたポジションを巻き戻しているとの見方が出ているようです。 

本日のドル・円相場の予想推移 <104.10~105.00>

今週の為替予想レンジ(1月6日~1月11日)

2014-01-05 18:43:10 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円    104.00~106.00 
>ユーロ・円   140.50~144.50

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
06日 米・12月ISM非製造業景況指数
07日 ユーロ圏・12月消費者物価指数・速報  米・11月貿易収支
08日 ユーロ圏・11月失業率 米・12月ADP全国雇用者数 FOMC議事録(12月17~18日分)
09日 英・BOE政策金利発表 ユーロ圏・ 欧州中銀金融政策発表 米・週次新規失業保険申請件数
10日 米・12月非農業部門雇用者数 12月失業率

<今週の予想>
3日のNY為替市場ではドルが幅広い通貨に対して上昇しました。 米連邦準備理事会(FRB)は引き続きかなりの金融緩和にコミットしているとのバーナンキ議長の発言や、リスク回避の動きがドルの支援材料となっています。 ただ米北東部が大雪や厳しい冷え込み、強風に見舞われ交通網が大きく乱れたほか、政府機関などが閉鎖されるなどしたことから取引は薄かったようです。

ドル・円 はアジア市場で一時104.05円まで下落しましたがその後は値を戻し、終盤の取引では104.86円とほぼ変わらずとなりました。 バーナンキ議長は講演で、量的緩和の縮小によって ”必要な限りかなりの金融緩和政策を維持するとのコミットメントが損なわれるわけではない” と述べ、これを受けてドルが上昇しました。

今週は、年始早々大きな指標が顔を出してきます。 特に10日の雇用統計の発表は、今年の値動きを教えてくれる道しるべとなりそうです。 また6日の東京株式市場の大発会にも注目してみたいと思います。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

ドル・円相場、年始早々調整局面を迎えたのか若干の円高基調で推移。

2014-01-03 12:54:43 | 日記
2014年元旦、上海は雲一つない快晴の青空でした。 工場の稼働も無く・車も通常の1/3程度なのが原因なのでしょうか、PM2.5の影響は無さそうな1日でした。 しかし長らく雨らしい雨が降っていなく、かなり乾燥状態になっています。 そのせいか、町は砂埃が激しく、少し風が吹くと砂埃が舞い、喉が痛くなってしまいます。

<ドル・円相場、年始早々調整局面を迎えたのか>
アジア相場では、昨日の中国経済指標悪化や欧米市場の株価下落で、日経平均先物も下落しリスクオフが強まっています。 ドル・円相場はテクニカルサポートの104.40円を割り込んできました。 下げ足が若干早いことが気がかりですが、次のサポートは一目均衡表の基準線などが位置する103円半ばから後半となりそうです。

ドル・円相場は、年末・年始は高値推移し、1月10日過ぎから調整に入ると予想していましたが、年始早々から調整局面を向かえるのは想定外でした。 今日は一時的に103円台に突入する様相を呈して来たように思われます。 またまた株式市場の動向を見ながらの展開となって来たようです。

本日のドル・円相場の予想推移 <103.80~104.90>

2014年度のドル・円相場予想推移 <95.00~115.00>

2014-01-02 10:10:11 | 日記
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中、読者の皆様にはブログを拝読いただきましたことを心より御礼申し上げます。
本年も何卒宜しくお願いいたします。

31日のニューヨーク外為市場では、ドル・円が小幅上昇し105円台前半の取引で推移しています。 米独の2年債利回り差が拡大したことからドルは対ユーロでも値を上げています。

年初からの上昇率ではユーロが主要通貨で最も大きく、対円では26%、対ドルでは4%以上となりました。 ドル・円の年間の上昇率は21%と1979年に記録した23.7%に次ぐ大きさとなりました。

<2014年度の予想推移>
上半期中にドルは110円まで上昇した後、一時的に100円を割り込み、終盤は再び110円台に乗せるように思われます。 米国の経済指標が比較的堅調となることが予想され、ドルが上昇する公算が大きいのではないでしょうか。 年間のレンジとしては、95円~115円と言ったレンジで推移しそうな雰囲気ですが如何でしょうか。