FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(1月13日~1月18日)

2014-01-12 08:08:32 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円    103.20~104.80 
>ユーロ・円   141.00~143.50

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
13日 特に無し
14日 ユーロ圏・11月鉱工業生産・季調済 米・12月小売売上高
15日 米・1月ニューヨーク連銀製造業景気指数 12月生産者物価指数 米地区連銀経済報告
16日 ユーロ圏・ECB月例報告 米・12月消費者物価指数 週次新規失業保険申請件数 1月フィラデルフィア連銀景況指数
17日 米・12月住宅着工件数 12月鉱工業生産 1月ミシガン大消費者信頼感指数

<今週の予想>
非農業部門雇用者数は7万4000人増、約3年ぶりの低い伸び、考えられる原因について :
>失業率は6.7%に改善、労働参加率の低下を反映
> 天候が雇用の伸び鈍化の背景との見方
>時間当たり賃金は増加、平均週間労働時間は減少
>12月雇用統計、最近の堅調な経済指標と対照的な内容

雇用の伸びの鈍化は、最近発表された他の底堅い雇用関連指標とは対照的な結果となりました。 エコノミストの間では、非農業部門雇用者数予想を引き上げる動きも出ていたほどでした。  為替の世界とはこんなものだと言わざるを得ない結果、世界中の意識が強気一辺倒になると大きな穴が待っている、まさにその言葉通りとなりました。

今回の弱い数値は意外なだけではなく当惑するものとなり、FRBが緩和縮小のペースを遅らせる可能性も出るのではないでしょうか。 今月からテーパリングを始めたばかりであり、このところ好指標が続きテーパリングの前倒しまでささやかれていただけに大きく出鼻をくじかれた結果となりました。

今週は、上に向いての大きなトレンドを作る事は先ず無いでしょう。 レンジ相場に入るか、若しくは緩やかな下降トレンドを形成するかも知れません。 オプションバリアーの105.50を超える事が出来なかったこともあり、目先の最高値は105.50円が答えとなってきたようです。 今週は、雇用統計の心理的不安要因、米債務上限引上げ法案の行方も気になり始める頃であり、筆者は前から投稿させていただいていますように下値模索が始まるのではないかと見ていますが如何でしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。