FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

株式市場とアメリカの指標に一喜一憂と言ったところでしょうか。

2014-01-15 15:39:22 | 日記
春節休暇迄残すところ8日の出勤日となりました。 26日には帰国しますが、いよいよ秒読み状態に入り指を1本1本折り始める日が始まりました。 2月11日迄の春節休暇であり、今回はゆっくり過ごせそうです。 リズムが完全に中国リズムになってしまいました。

<アメリカの指標に一喜一憂と言ったところでしょうか>
15日の東京市場で日本株とドル・円が自律反発しています。 12月の米小売売上高で示された年末商戦の堅調さによって、弱かった12月米雇用統計で後退した景況感が幾分回復したためのようです。 しかし先行きの不透明感は依然として色濃く残り上値は重そうな感じがします。 足元の堅調な経済と、先行きの不安の狭間で右往左往する日が始まったのでしょうか。

外為市場では、ドル・円が自律反発し、104円台前半まで値を戻しています。 100円水準が維持されれば、内外需の拡大を背景に国内企業の増益基調は維持出来るとの期待感が出ているようです。 年末年始で何かファンダメンタルズの状況が大きく変わったわけでは無く、12月米雇用統計の下振れも悪天候に起因しているのか、ポジション調整が一巡すれば、再び株高・円安トレンドが再開する雰囲気となって来ました。

年初からの調整は、昨年までのリスクオン・ポジションの巻き戻しが出ている為ですが、上値が重くなっているのは先行きへの不安が強いことも一因とみられています。 過去のデータである経済指標は堅調でも、将来的に景気は後退するのではないかとの懸念があるのでしょうか。

ファンダメンタルズの大きな変化は無いとしても、上値は確かに重くなっているのは事実であり、また2月には債務超過引き上げ法案の問題が浮上されるのではないかと思っています。 個人的には円安に歯止めがかかり、1~2ヶ月は調整局面を向かえて欲しいところです。

本日のドル・円相場の予想推移 <103.80~104.60>