
所変われば面白いものがあるものだ。
フレーバーコーヒー。コーヒー豆に様々な香りがつけられているというもの。オーストラリアに住む姪っこが、「試しに飲んでみて。いけそうだったら日本でも売りたい」と、とりあえずサンプルでバニラ、ティラミス、ヘーゼルナッツ、マカダミアンナッツ、チョコレートの5種類を送ってくれた。他にも20種類くらいの香りがあるそうだが、今回は日本人にも好まれそうだと思うものをみつくろってくれたそうだ。
豆を挽くとき、ほのかにバニラっぽい甘い香りが漂う。が、淹れてみると豆を挽いているときほど香りは感じない。ただ、コーヒーそのものが日本で売られているコーヒーよりはウマイ。偽装ばやりの昨今、日本で売られているコーヒーは、「日本人にはどうせコーヒーの味なんて分からない」と品質の劣るものを売りつけられているのかも?と疑ってしまう。それはさておき、フレーバーコーヒーの本領は実は冷めてからだった。冷めてもウマイ、というか「冷めてからの方がウマイ」のだ。もっとも、これは私の個人的好み、主観だから誰もがウマイと感じるとは限らない。
日本人にも御香などの香りを楽しむ文化はある。最近では、ハーブティーなどもブームになったことがある。しかし、コーヒーではどうか。モカ、コロンビアなどコーヒー自体の種類やシナモンコーヒーなどというのはあるが、様々な香りつきコーヒーを楽しむという文化は日本で受け入れられるだろうか?
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