大阪の梅田阪神百貨店や東京三越百貨店など大規模商業施設でコロナクラスターが発生している。
来店客がコロナを持ち込んだ可能性が考えられまた、表からは見えない大規模商業施設のバックヤードでは三密状態にならざるを得ない場面があるなど、感染対策の難しさも指摘されている。対策として大規模商業施設の休業要請が検討されているという。
一方、8日に閉幕したオリンピックでは、選手村や競技場にコロナ感染者を入らせないよう、選手は毎日PCR検査を受けることが義務付けられていた。為政者側も、感染拡大を防ぐ最も効果的な手段は、人が集まるところに(無症状)感染者を入らせないようにすることだということを、実は分かっていたことを示している。もっとも、それでも感染者は発生していたが、毎日検査を実施していなければもっと多くの感染者が発生していただろう。
これらの事実から導き出されることは、「感染拡大を抑える最も有効な手段は(無症状)感染者を野放しにしないこと」であるのは明白だ。
飲食店の営業を時短したところで短時間でも営業している限り、(無症状)感染者がやってくれば感染のリスクは防げない。だから「感染拡大を防ぐために休業を要請する」?そのロジックならば、オリンピックも休業すべきだったはず。「いや、オリンピックでは毎日検査を実施して感染者を洗い出し、ただちに隔離対策をとっていたから”休業”せず開催できたのだ」?ならば飲食店や商業施設も検査を徹底して、(無症状)感染者がそもそも店舗に来ないような対策をとっていれば、時短もまして休業も必要ないはずだ。なんかおかしい。
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