WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

マインドコントロール

2022年12月10日 | このごろ思うこと

今日の京都新聞。
防衛省が国民をマインドコントロールする研究に着手するのだそうだ。
何を今さら。この報道こそがまさにもう、マインドコントロールそのものなのだ。だいたい、本来極秘中の極秘に行われるべきこんな謀略的事案を、あえてリークしスッパ抜かせる行為自体、いかにも胡散臭い。

狡猾なのはこの報道そのものがすでに、報道を真に受けた国民に「『民主主義国日本』では、今まではマインドコントロール(世論誘導)などなかった」と思わせるマインドコントロールそのものなのだから。

政府・防衛省はなぜ突然こんなことをリークし、新聞はなぜ敢えて大々的に報道し始めたのかを見ぬかなければならない。「中露がすでにマインドコントロールしているから日本も?」なんて単純に思ったなら大きな勘違い、というかむしろ彼らの思うつぼ。本当にそうなら極秘中の極秘で行わなければ意味ないだろう。それをあえて大っぴらに公表し報道させていること自体、ウラの意図があるということは明らか。

こんな動きが出てきたのも、統一教会と自民党や日本会議などの「保守派」が、持ちつ持たれつで巧妙に行ってきた「中露に代表される共産主義・権威主義の脅威」意識の刷り込みと、それに対抗する好戦的世論誘導」という国民マインドコントロールが、例の選挙演説中の事件ではからずも明るみに出てしまったからだ。

彼らは、この問題から少しでも国民の疑いの目をそらさせる必要に迫られてしまった。そこで、中露ではマインドコントロールは当たり前であり、マインドコントロール国家中露の「脅威」をこれまで以上に煽ると同時に、「(極秘であるべき)世論誘導研究」をあえて「大々的に」流布することによって、日本ではこれまでそのような国家的マインドコントロールはなかったと思わせる、まことに狡猾な「修正マインドコントロール」なのである。

そもそも、中露には本当の意味での世論誘導=「マインドコントロール」なんてものは日本ほど巧妙にはなしえていない。残念ながら中露の指導者たちは国民マインドコントロールに関してそこまで賢くもなく、能力もない。だからこそ強権的に圧力をかけることでしか国民をコントロールできていないのだ。その事実を見抜いた日本国民が増えてくれば、いずれ日本も権威と強権で国民コントロールする国へと向かい始めるだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿