WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

冬の沖縄の楽しみ方

2023年01月20日 | 沖縄

正月明け、1月中下旬は沖縄観光が最も落ち込む端境期。LCCの運賃も宿泊料金もほぼ年間最安値。
でもそんな時期だからこそお得に沖縄を楽しめるところがあるのです。

1.花見。1月中旬~2月上旬は寒緋桜の季節。おきなわ特有の桜でソメイヨシノよりピンクが濃い。開花期間が長い。ソメイヨシノのようにパッと一斉に塊のように木を埋め尽くすほど咲いて、一週間ほどで桜吹雪となってパッと散るはかない華やかさはありませんが、1ヶ月くらいは楽しめます。沖縄県人は歌舞音曲、お祭り好きですが、本土の花見のような場所を取りあって酒を飲んでバカ騒ぎといった風習はありません。

本部町八重岳桜まつりに花見ドライブ。


2.ミカンの食べ比べ
沖縄では各地でいろいろな種類のミカンが作られており、12月~3月ころの期間に順次熟して行くので食べ比べを楽しめます。もっともポピュラーなタンカン、シークワーサー、キンカンから珍しい大紅、四季柑などなど。
超酸っぱいイメージのシークワーサーも完熟するとすごく甘くてジューシーなのを知って驚きました。
とあるみかん農園で販売されていたミカン苗の画像でどんな品種があるのかご覧ください。

完熟シークワーサー。とても甘くてジューシーで驚いた。

タンカン。
この季節、沖縄で最もポピュラーなミカン。皮が見た目シミソバカス顔でイマイチの上、固くてむきにくいが中身はとても濃い甘さでジューシー。やはり味は一番かな。栽培量も多くタンカン狩りができる農園も多い。

四季柑。小粒だけど甘味強くジューシー。

大紅。
タンカンより一回り大きめで皮がやや赤みがかっている。甘さと酸っぱさのバランスよく、大きい分、食べ応えもある。


スウィートスプリング。
温州ミカンと八朔のハイブリッドだそう。少し酸味が強かったが、完熟はもう少し先とのこと。機会があれば2月頃に試食してみたい。

サンセットクィーン。
タンカンの改良種だそう。タンカンよりやや酸味は強い感じだが、外皮がつるんとしてむきやすく見た目は確かにタンカンよりよい。作付け量はまだ多くないらしい。観光客向けか。

天草。
長崎県で開発された超高級品種だそう。なので試食用も置いてなかった。残念。「清見タンゴール」、「興津早生みかん」、「ページオレンジ」を掛け合わせた品種だそう。と言われてもこの3種も知らないのでどんな味かは分かりません。

セミノール。
残念ながら実がついていなかった。これまた高級みかんだそうで試食用もなし。ただ本土でも栽培されており、沖縄より遅れて3月~4月頃出荷されるそう。百貨店か高級果物店で手に入るかも?