齢80を目前に、とんでもない自己過信を思い知らされた。ここ10年ほどの自分の生活習慣は、ほぼ万全で問題はないだろうと思っていた。たまたま医療機関に治療を求めるほどの身体の不調が発生しなかったので、勝手にそう思い込んでいたのである。運動を日常的に繰り返し、食事には特段の注意を払って来た。自家製の発酵食品を毎朝欠かさず食べ、苦手の野菜を努めて食べるよう心がけもした。老人になって、野菜の美味しさがわかり . . . 本文を読む
「惻隠の情」というものは、他人の心情を深く思い遣る気持ちである。惻隠の心とも言う。「遠慮は無沙汰」という言葉があるが、遠慮がちな人間は、どうしても相手のことを深く考えてしまうものらしい。遠慮というものには、想像力が必要だから、想像力の乏しさは「遠慮知らず」という態度に顕れる。「惻隠の心」は、遠慮・深慮を伴うものであるようだ。他人の心情を深く思い遣る心延えは、生まれつきの共感力の影響が大きいが、生活 . . . 本文を読む
沈黙して深く思考を巡らすことは、最も老人に相応しい。思考というものは、会話や発言をしていたり、視聴や読書をしていては纏められない。五感を鎮静させ、思考に集中することが肝腎である。「沈思黙考」は、最良の思考態度かと思う。私は若い頃から自然の静寂の中にいることを何よりも好んで来た。かつて親しんだ山歩きも釣りも、それを求めてのものだったと思う。自然は無音ではない。風の音、小鳥の囀り、さざ波やせせらぎ . . . 本文を読む
ネットでインターバル・ウォーキングというものを知った。早速実践してみて、効果の高いことを実感している。並足と速歩を適当距離で交互に歩くだけのことだが、合理的なウォーキング法だと思った。いつものぶらぶら歩きだと、散歩中様々なものに目がいくが、速歩になると視線が固定するせいか,草花は目に入らない。歩くことに集中しているということだろう。左様な次第で、今朝の発見は、段子川の岸に咲いたヒルガオだけ。セミが . . . 本文を読む
天気が悪く、フラワーパークにご無沙汰していた。今朝は曇天だったが、お天気レーダーで午前中は降雨がないことを確かめ、朝イチで入園した。7月8月の両月は入園無料である。まっしぐらに、大賀ハスが咲く池に直行した。 . . . 本文を読む