免疫力というものは、加齢により衰えるのが避けられないもののようだ。その免疫力低下に拍車をかけるものに、以下のようなものがあるらしい。
①疲労(スポーツ・ワークアウト)
②低体温
③睡眠不足
④ストレス
⑤紫外線
⑥放射線
⑦食品添加物
⑧残留農薬・除草剤
⑨アルコール
⑩感染症(風邪など)
この外にも、免疫力の脅威になる物質やそれらの環境への放出は増える一方である。
免疫力を減衰させるものには、
A:細胞の損傷を修復するために生体のエネルギーを消耗するもの
B:代謝・排泄を促進するために生体のエネルギーを消耗するもの
の2系統があるようだ。
コロナ禍後は、ワクチン注射による免疫機能低下の懸念が報告されている。これはどちらの系統にあたるのか定かでないが、人工感染であるからさしずめ⑩番目の減衰要因ということになるだろう。
現代の生活が、これだけ沢山の免疫力減衰要因に取り囲まれているのにはただ愕くしかない。
環境に常在するこれらの免疫力減衰作用をいかに防ぐか、個人のレベルではとても対応は覚束ない。
こうまで免疫力の低下に拘るのは、高齢になったためにその減衰を実感できるからで、還暦あたりまではまったく問題にならなかった。おそらく、インナーマッスルの衰えと免疫力の衰えとは、ほぼ同時期に人体に顕れるものだろう。
高齢者というと、アルツハイマーとか老人性痴呆症などに個人も社会も注意を集中するが、それ以前の問題として、筋肉や免疫の衰えを来さないよう注意したい。
上記免疫力を減衰させるものの影響をなるべく遠ざける生活に取り組むのは、健康を願う老人の心得かと思う。
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