
ジシバリの花も盛りを過ぎた。花が終わって、白い冠毛が見えている花冠もある。舌状花の数はタンポポより少ないが、1つの茎から同時に3つまで花房をつける。盛期に一斉に咲いて風に揺れている様は、名状しがたい魅力がある。風に揺れる花は、蝶や蜂の気を大いに惹くのではないかと思う・・・
ジシバリの花が好きで、住宅の南側のコンクリート縁石と道路との隙間から生えたのを幸い、鑑賞を意図して種子を採り蒔いて殖やした。この草は乾燥に強く、僅かの土があれば生育するようだ。スミレもそのような場所を好む。他種との競合の結果、其処に活路を見出したに違いない。蛇紋岩や石灰岩の地帯に生きる植物の例に通じる。
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