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道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

人為の埒

2022年12月28日 | 人文考察
この齢になると、企みごとは殆ど成功しないことが分かって来る。プーチン大統領・習主席・金主席も、ご当人たちの企みごとが成就することはないだろう。
万一成就したとしても、その代償が余りに大き過ぎ、成果を帳消しにするに違いない。

競争社会を生きる人間が、企みごとから縁を切るのは、お酒と縁を切るよりも難しそうだ。人は考える動物だから仕方がない。企みをしないではいられないのである。

だが成否は人為の埒の外にある。多くの人は其れを忘れて企みごとに奔る。忘れていない人は賢い人である。
静かに現実に対応し、淡々と前へ進むしかないと考えているだろう。
現実への適切な対応の軌跡こそが、その人の人となりを示すものである。

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