思えば、村山談話の村山富市の時に阪神淡路大震災が起こって、数千名の犠牲者が出た。
思えば、菅直人の時、東日本大震災が起きて、約2万名の尊い犠牲者が出た。
そして、この御両人は健在と聞き及ぶ。
悔しかろう、切なかろうと推察する。
2014年5月26日 (月)qazx
加藤紘一が、自衛隊の最高指揮官である首相に選ばれなくて本当によかった
ーー以下有川浩さんについて、wikipediaより抜粋編集qazx
有川浩(ありかわ ひろ、1972年6月9日 - )は、日本の女性小説家、ライトノベル作家。高知県高知市出身。
ーー人物
2003年に『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞し、翌年に同作にてデビュー。
「塩の街 wish on my precious」は日本語と英語が混在した文章だが、全て日本語にすれば、「塩の街が私のかわいい人に願いをかける」だろう。
こんな凝った文章で書かれている彼女の小説は、恋愛と、自衛隊の話が多い。
『県庁おもてなし課』(角川書店 2011年)の印税をすべて東北地方太平洋沖地震の被災地に寄付することを「有川日記」にて公言した。
だからだろう、電撃文庫の他作家からは「姉さん」と呼ばれている(少なくとも、柴村仁・壁井ユカコの二人が発言)。
名前の浩が「ひろし」と読めるため男性だと勘違いされることも多い。影響を受けた作家に新井素子を挙げている。
ーー
ーー以下【阿比留瑠比の極言御免5/22】より抜粋編集qazx
自衛隊を侮辱した加藤紘一
ーー(敬称略)
有川浩さんの短編「広報官、走る!」に、とても印象的なシーンがある。
国籍不明の潜水艦を追尾する海自の潜水艦士官役の俳優が、こうつぶやく。
「恐いよ俺…生きて帰って来られるのかな」
この場面を見た本物の隊員たちがげらげら笑いころげる。
テレビ局のスタッフはあっけにとられ、こういう場合に「恐い」という感覚はないのかと尋ねる。
そう尋ねてきたスタッフに、隊員たちはこう答える。
ーー
「我々にとっては領海侵犯や領空侵犯なんて日常茶飯事なんです。いちいち恐いなんて思ってたら自衛官なんか務まらない」
「『恐いよ俺』とか吐(ぬ)かす隊員がいたら、自分は機が離陸しててもそいつを蹴り落としますね。そんな奴が乗ってたら、足引っ張られてこっちの身も危ないですから」
ーー
有川さんはテレビドラマ化された長編「空飛ぶ広報室」のあとがきで、こう書いている。
「(自衛隊員は)ごく普通の楽しい人たちです。私たちと何ら変わりありません。しかし、有事に対する覚悟があるという一点だけが違います」
ーー
5月18日付「しんぶん赤旗」に、加藤紘一元自民党幹事長のインタビュー記事が、掲載された。
加藤紘一は、共産党の機関紙の中で、次のように語っている。
「集団的自衛権の議論は、やりだすと徴兵制まで行き着きかねない。なぜなら戦闘すると承知して自衛隊に入っている人ばかりではないからです」
なぜ集団的自衛権の議論をやり出すと、徴兵制に行きつくのか。その理由が「戦闘すると承知して自衛隊に入っている人ばかりではない」からなのだそうだ。
この論理が理解出来る人がいるとは思えない。
自衛官らは全員、入隊時にこう「服務の宣誓」を行っているのである。
「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえる」
加藤紘一氏は元防衛庁長官だった。つまり、この「服務の宣誓」を知っていることに成る。
もちろん、22万人以上いる自衛官が全員、全く同じ気持ちだとまでは言わない。
しかし、ほとんどの自衛官はいざというときの覚悟を持って日々、厳しい任務と訓練に耐えているのは間違いない。
ーー
加藤紘一の言葉は、自衛官の士気をそぎ、政治不信を強めかねない。
さらに、日本の領土・領海への野心を隠さない近隣国が、この発言によって自衛隊を侮ることにでもなれば、侵略を招き寄せかねないのだ。
まことに愚かな発言だと言わざるを得ない。
ーー
有川さんは、「広報官、走る!」が収められた短編集「ラブコメ今昔」の文庫版あとがきにこう書く。
「自衛隊は命令に従うことしか許されない組織です。そしてその命令を出すのは内閣総理大臣です。(中略)どんな理不尽な命令でも、彼らは命を懸けるんです」
かつて加藤紘一は「首相の座に一番近い男」と呼ばれた。
加藤紘一が、首相に選ばれなくて本当によかった。今、日本国の強運をしみじみ感じる。(政治部編集委員)
投稿時刻 08:22
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