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改憲4党で参院「3分の2」が実現、公明党がブレーキ!? 民進党は軌道修正、岡田克也代表「『安倍政権の間は憲法改正しない』という言い方していない」記事のタイトルを入力してください(必須)

2016-07-16 01:29:39 | 政治


2016.7.15 00:05更新
【改憲始動(3)】
改憲4党で参院「3分の2」が実現、公明党がブレーキ!? 民進党は軌道修正、岡田克也代表「『安倍政権の間は憲法改正しない』という言い方していない」

http://www.sankei.com/premium/news/160715/prm1607150006-n1.html

自民党の谷垣禎一幹事長「一緒にやってもらえませんか」
 平野達男参院議員「分かりました。こちらこそお願いします」
  元復興相で無所属の平野氏は12日午後、自民党本部4階にある幹事長室を訪問し、谷垣氏からの入党要請に二つ返事で快諾した。改憲に前向きな自民、公明、 おおさか維新、日本のこころの改憲4党で、憲法改正の国会発議に必要な「3分の2」議席に届いた瞬間だった。平野氏は憲法改正をめぐる対応でも、自民党の 方針に従う考えを示した。
 自民党は立党以来、「自主憲法制定」を党是に掲げている。憲法改正を目指す安倍晋三首相(党総裁)は「3分の2」が見え始めた先週末、「これでフリーハンドが得られる」と周囲に心境を吐露していた。平野氏の入党により、その悲願は現実に近づきつつある。
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 ただ、そうした思いは、与党内で共有されてはいない。されていないどころか、連立を組む公明党は憲法改正のブレーキにもなりかねないのが現実だ。
 公明党は日本国憲法を高く評価し、時代の変化に合わせて条項を加える「加憲」を主張している。平成25年の前回参院選では、公約に加憲対象として「環境権」などを明記していた。
ところが、自民党内で環境権の創設を目指す声が上がり始めると、「環境権は国土開発の足かせになる可能性もある」(幹部)と慎重姿勢に転じた。今回の参院選の公約は、憲法改正に触れもしなかった。
 「国民に選択肢を示す争点として成熟していない」(山口那津男代表)との理由だが、「改憲が現実味を帯びるとブレーキを踏む」との見方は改憲勢力内で根強い。
 公明党は支持基盤に改憲慎重派を抱えるため、自民党とは距離がある。とりわけ9条をめぐっては、自民党と同じ「改憲勢力」とみなされることに抵抗感を隠さない。
 「(改正の)中身の話はこれからだ。1、2年でどうこうという話ではない」
 衆院憲法審査会の委員を務める斉藤鉄夫幹事長代行は11日の民放番組で、こう発言。公明党が憲法改正の“抵抗勢力”になりかねないことを示唆した。
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  改憲4党が参院で「3分の2」議席を獲得したことで民進党がぐらついている。憲法改正をめぐる政党間協議から取り残されることを警戒し、党内からは「議論 に応じるべきだ」との声が続出。岡田克也代表に至っては「安倍政権下の改憲は認めない」としてきた前言を突如撤回した。
「『安倍政権の間は憲法改正をしない』という言い方をしているわけではない。首相の憲法に対する考え方を明確にすべきだということを申し上げている」
  岡田氏は14日の記者会見でこう主張した。しかし、昨年1月の民主党代表選で岡田氏は「安倍政権である限りは憲法改正の議論をしないというのが民主党の考 え方であるべきだ」と強調。また、28年度の民進党党活動方針は「安倍政権による憲法改悪の野望をストップ」と掲げており、方針転換は明らかだ。
 軌道修正の背景には民進党の訴えを却下した厳然たる国民の審判に加え、岡田氏の方針に違和感を覚える党内の動きがありそうだ。
 民進党には9条改正などを訴える前原誠司元外相ら改憲派が少なくない。維新の党出身の青柳陽一郎衆院議員は「3分の2は安倍政権で臨んだ4回の国政選挙の結果だ。国民の選択を受け止めなければならない」と強調し、憲法論議に応じるべきだと主張する。
 また、ある党幹部も「『肉を切らせて骨を断つ』の覚悟で議論に応じて意見を反映させるべきだ。“敵前逃亡”では世間から卑怯だと思われる」と強調。こうした“空気”は着実に岡田氏を揺さぶっている。



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