こうした話と、財務省福田事務次官の話を聞くと、平和だなあと感嘆する次第である。
野党は、PKO派遣の事態は、国民に開示すべきもので、国民共有の財産的価値が有ると言う。
それにしては、扱いが、ずさんで有ると言う見解が否めない。
イラク日報問題、南スーダン日報問題が、純然とした文書管理法上の問題としても、当時保存期間1年未満、
用済み後破棄という制約が、今年になって保存期間10年となった。派遣先の事態が筒抜けになる事が、
今後のPKO派遣の自衛隊員に、無用の危険をもたらすとは、考えない。
まさに、「自衛隊員視ね」という見解が、特定野党の総意であろう。
尚且つ、特定野党は、組織的隠蔽と言っているが、その事実は認められない。特定野党の空想であろう。
派遣されるPKO要員の自衛隊員にも、事態は不都合な展開である。言わば、業務日誌、業務報告が
国会での重大審議内容になるとは納得できないであろうし、当ブログも、文民統制に関して、統制する側の
不明に拠る事件と理解している。
日報を開示、全てを開示せよとする情報公開法は改正するか、除外項目として付記すべきである。
「戦闘拡大」と表記=陸自宿営のサマワで―イラク日報を公表・防衛省
4/16(月) 17:21配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180416-00000069-jij-soci

防衛省が存在しないとしていた陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報が見つかった問題で、同省は16日、これまでに発見された計435日分の日報を公表。写真は、日報公表後、取材に応じる小野寺五典防衛相(中央)=同省
防衛省が存在しないとしていた陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報が見つかった問題で、同省は16日、これまでに発見された計435日分の日報を公表した。
日報では自衛隊が宿営地を置いたイラク南部サマワの治安情勢に関して、「戦闘が拡大」という言葉が使われていた。
公表されたのは、2004~06年の派遣期間中に作成された1万4929ページ。イラク全域や陸自活動地域だったムサンナ州の治安状況が報告、分析されている。
06年1月22日付の日報では、サマワの治安情勢として、「英軍車両がパトロールを始めたことに反感を持った民兵が射撃し、戦闘が拡大」と記載。さらに事態が拡大する可能性も「否定できない」と書かれていた。
陸自の活動期間中、サマワの宿営地内外には十数回に上る砲撃があり、04年10月~05年7月には宿営地内で少なくとも4回、ロケット弾が確認された。発見翌日の05年7月5日の日報では、ロケット弾着弾について「連続発生の可能性は否定できず」と分析。着弾を受けた宿営地の一斉捜索や、隊員の精神的ケアに関する記載もあった。
同年6月23日には、陸自の車列で路上爆弾が爆発し、車両1台が破損。同日付の日報には、「(破損した車両が)見えないほどの土煙」「活動開始の時間を狙われている可能性」などの記載とともに、現場や被害車両の写真が添付されていた。
防衛省は陸自の活動について、「迫撃砲弾やロケット弾と思われる着弾痕などが十数回発見されたが、人的被害は発生せず、無事に任務を終了した」と総括していた。