ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

終戦直後に悲惨な事件が起こった港町を歩く

2016-09-07 23:21:28 | ロシア

2016年8月11日(木)

 ホルムスク(旧日本名:真岡)は、間宮海峡に面した小さな港町。1945年8月20日、通信を守るために残留した電話交換手達が、侵攻したソ連軍の攻撃が激しくなり、集団自決した事件が起こった。

ホルムスク駅(写真中央の青い建物)。サハリン鉄道のローカル線。間宮海峡を挟んでロシア極東のヴァニノとフェリー航路がある。

 戦争遺産?にでもしたいような燈台付。

 燈台付近から見たホルムスクの街。海には昆布がたくさん繁茂しているが、子供たちが海水浴していた。

 メインストリートの街並み。職務を全うした電話交換手の「皆さん、これが最後です。さよなら、さよなら」と刻まれた碑を以前、稚内で見たので、彼女達が自決した真岡郵便電信局跡地を訪ねたが、慰霊碑も説明板もない。

 市場。毛ガニ売っている。戦後引き揚げずに取り残された韓国・朝鮮人も多いせいか朝鮮・韓国系の人がキムチを売っていた。

 老朽化した団地が特にホロムスクにはたくさんあった。私が思い描いてるイメージ通りのソ連。

 

 北海道にもあるような大きなフキかな?その向こうは王子製紙真岡工場跡。

 人口わずか3万2000人ほどの田舎町にもレーニンはいる。

 

 

 


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