ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

波乱万丈の童謡詩人の街を歩く

2024-03-31 23:42:55 | 山口県

2024年2月28日(水)

長門市仙崎地区は、日本海に面した蒲鉾が有名な漁業の街。若くして生涯を閉じた童謡詩人「金子みすず」の故郷であり、この地を題材にした作品が多数ある。

 

JR仙崎駅。山陰本線の支線である仙崎線の駅であり無人駅。仙崎は捕鯨でも有名だったので駅の壁にクジラが描かれている。

ホームにある金子みすずの詩。「みんなちがって みんないい」が入ってる代表的な詩。素直にわかり易く個性を尊重していることが伝わってくる。

JR仙崎駅からまっすぐの道「みすず通り」を歩いた。

金子文英堂(写真右:金子みすず実家の本屋)と彼女のモザイク。「金子文英堂」は復元されたもので彼女の記念館。彼女は20歳までここで暮らした。投稿した詩が西城八十に認められた。その後下関で働き、結婚、出産、放蕩夫から創作活動や仲間との交流を禁じられ、性病までうつされた。そして離婚、26歳の若さで自ら命を絶った。

金子みすずの詩の碑。これ以外にもみすず通りには、彼女の詩や彼女に関連した写真、絵などをたくさん見かける。

金子みすず像。台座の「みんなちがって みんないい」は長門にゆかりがある安倍晋三の書。

「仙崎かまぼこ」ということで有名な街なのでかまぼこ屋を何件か見かけた。

仙崎港。戦後、引揚港となり、最初の引揚船が釜山から7000人の引揚者を乗せ入港した。ここには道の駅、漁協、青海島の観光船乗り場などある。

仙崎港にある金子みすず胸像と詩碑。

仙崎港(道の駅)の入口付近にも「みんなちがって みんないい」。

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白猿伝説の温泉&白狐のお告げでできた絶景神社

2024-03-30 23:51:50 | 山口県

2024年2月28日(水)

長門市の山間部にある俵山温泉は、千年以上の歴史を持ち、白猿が発見したと伝わる。長門市の西部の海に向かって赤い鳥居が連なる元乃隅神社は、白狐のお告げで建立されたと言われる。

 

俵山温泉。小さな木造旅館が立ち並ぶ昭和レトロな温泉街。ほとんどの旅館に内湯がなく無色透明の源泉かけ流し共同浴場での入浴が主流。肌がツルツルになる美肌の湯として知られる。

三猿は日光が有名だが、ここも猿が発見した温泉ということから三猿を使っている。三猿まんじゅうも土産物として売っている。

元乃隅神社の大鳥居。俵山温泉から車で約30分。上部に二匹の白狐の間に賽銭箱があり、下から賽銭を投げ、入れば願いが叶うと言われる。何度もチャレンジしたがダメだった。

日本海の断崖絶壁に123基の赤い鳥居が連なる。2015年アメリカで日本の美しい場所として紹介されてから人気の観光地となった。なので山口県で暮らした頃は全く無名であり知らなかった。

龍宮の潮吹。元乃隅神社の鳥居の先端がある断崖の横にある。岩穴に波が入り、海水が吹き上がる。海が荒れた時は、30m近く吹き上がるそうな。

鳥居先端付近からの龍宮の潮吹と反対方向の風景。

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大合併前までは県第二の人口を擁した企業城下町を歩く

2024-03-28 22:40:21 | 山口県

2024年2月27日(火)

宇部市は、山口県南西部の瀬戸内海の最も西側にあたる周防灘に面した街。石炭産業から化学工業に転換した宇部興産の企業城下町で、平成の大合併までは県内第2の人口を擁した。

 

妻と二人で懐かしい街の中心部を歩いたが、暮らしていた頃より人が歩いていない。正面の全日空ホテル(現ANAクラウンプラザホテル)は暮らした当時のままで懐かしく感じる。この写真の手前にユニクロ発祥の店の跡地があるが、当時はまだ、ユニクロという名ではなく全く知らなった。

少し歩くと、小野田・下関方面に行く国道190号線沿いに出ると見覚えのある煙突の風景。工業都市であり自然は少ないイメージを持っていたが、地元出身の先輩がよく誘ってくれ休日には、市内の川でシジミ、ウナギ、モクズガニを撮り、干潮時の夜中には、マダコ、ナマコをよく獲りに行った。

30年以上前であるが、幼稚園に飛んでくるということで全国的に有名になった、ときわ公園のモモイロペリカンの「カッタ君」が煙突に描かれている。

市内中心部を流れる真締川にあった像。この川でイカダレースが開催され、出場しよう誘われたことがあったがパス。今も開催されているだろうか・・・

新天町商店街。暮らしてる頃も人が歩いてなかった。県内で下関に次ぎ人口第2位(山口市が平成の合併により現在は抜かれて第3位)だったが昔から商店街がガランとして、活気は変わってない。

定食屋に「地魚宇部れんちょう」がメニューとしてあるが舌ビラメのこと。この商店街から4~500m行けば宇部港で毎朝、船から揚がったばかりの生きた魚を漁師の奥さんが売っていたので、よく朝早く起きて買いに行っていた。

宇部の中心部付近のメインロード。道路がやたら広い。この道路は片側3車線で真ん中に路側帯、そして歩道は両サイドともこの写真のとおり。この道路と交差する道路も同じくらい広い。

上の写真の道路から入った住宅街の川(水路?)。昔、たくさん鯉(錦鯉もいる)がいて息子たちもよく餌をやっていたが、今もまだいるかと確かめに訪れた。写真には写ってないが、今もたくさん鯉がいる。

JR琴芝駅。宇部線の駅で無人駅。中心部にはもうひとつ宇部新川駅がある。

 

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“天下の険“の玄関口にある温泉街を歩く

2024-03-26 01:02:17 | 神奈川県

2024年2月21日(水)

箱根湯本温泉は、小田原の西に位置し、温泉街を過ぎたら箱根越えの登り坂となる「天下の険」の玄関口となる。箱根温泉郷の中で最も古く、最も大きい温泉街。

 

国道1号線にかかる旭橋。函嶺洞門、千歳橋とともに国の重要文化財に指定された。この橋を渡れば登り坂となっていく。正月の箱根駅伝でもおなじみ。

湯本橋から早川沿いの風景。国道1号線からほんの少し入ったところにある。国道1号線沿いの商店街は何度も車で通過したことがあるが、温泉旅館が立ち並ぶ温泉街には初めて訪れた。

湯本橋を渡る方向へ目を向けると和風の情緒ある建物が立ち並ぶ。

早川にかかる湯本橋を渡り、少し歩いたところにある須雲川の橋の袂の河津桜。

須雲川沿いを歩いた。ゆるやかな登り坂となる。

須雲川を更に歩いたところ。川に段差があり、なかなかいい雰囲気であり、雨もまた似合う。

国道1号線沿いの商店街。箱根駅伝の時は必ず写る。国道1号線に戻って、小田原方面に向かって歩いた。

箱根登山鉄道箱根湯本駅のホームと国道1号線。写真左には早川が流れる。

早川を渡ったところの河津桜並木。

 

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金太郎のふる里を歩く

2024-03-25 00:10:12 | 神奈川県

2024年2月20日(火)

南足柄は、神奈川県西部にある静岡県との県境の街。箱根外輪山の最高峰である金太郎伝説発祥の地「金時山」があり「金太郎のふる里」としてPRしている。

 

道の駅足柄・金太郎のふるさと。

道の駅にある金太郎のマスコット人形。

道の駅から少し歩いたところの時計塔の上にも熊にまたがった金太郎がいる。

小田原と南足柄を結ぶ伊豆箱根鉄道大雄山線の電車。

.富士フィルムの工場裏の洞川沿いに咲く河津桜。

伊豆箱根鉄道大雄山駅のホーム。レトロなホームに茶色のレトロな車両があったので、駅舎から除き込んで撮影。駅舎も三角屋根でなかなかレトロだった。

伊豆箱根鉄道大雄山駅前の金太郎像。

伊豆箱根鉄道大雄山駅の周辺が南足柄の中心部となる。写真左のビル壁面(3Fの窓の右)に金太郎が描かれている。

伊豆箱根鉄道大雄山駅から200m程度のところを流れる狩川。河津桜が終わってから、ソメイヨシノが咲くまでに咲く「はるめき桜」を見るため、以前この川沿いで花見したことを思い出した。

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