ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

特攻隊員を送り出した東洋一の陸軍飛行場があった街

2022-03-30 23:53:39 | 福岡県

2022年3月19日(土)

福岡県築前町大刀洗地区は、かつて東洋一の陸軍飛行場があり、最盛期には約4万人が勤務して街も栄えた。この街で教育を受けた若者が特攻隊員として出撃して行った。

 

甘木鉄道大刀洗駅。訪問前に北九州在住の友人から情報を得て、この街の存在を知り訪れることにした。

大刀洗レトロステーション。大刀洗駅と隣接している。昭和の品々を展示してるようだが、閉館していた。元は大刀洗平和記念館だったらしい。

大刀洗駅前の国道500号線を渡ると大刀洗平和記念館がある。

大刀洗平和記念館。航空教育隊、西部第百部隊、空五七三部隊跡と書かれている。大刀洗は軍の重要施設だったため、米軍の爆撃により多くの人が犠牲となった。

大刀洗平和記念館内で写真撮影できるのはゼロ戦のみ。大刀洗飛行学校で特攻隊員の多くが教育を受けた。知覧は大刀洗の分校だった。ここから直接に出撃した特攻隊もあった。知覧と同様、遺書や手紙も展示されていて胸が詰まる。

大刀洗平和記念館がある国道沿いを歩いたら、沿道に菜の花が咲いてた。

国道からキリンビール工場が見える。

 

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コウノトリが飛来する宿場がある街を歩く

2022-03-29 00:51:21 | 福岡県

2022年3月19日(土)

小郡市は、福岡県南部に位置し、西部が佐賀県と接する街。西鉄と甘木鉄道が通る。薩摩街道の松崎宿付近の沼には数年前からコウノトリが飛来するようになった。

 

西鉄小郡駅前。福岡と大牟田間を南北に走る西鉄が、基山(佐賀県)と甘木間を東西に走る甘木鉄道と小郡で交わる。

西鉄小郡駅前周辺を適当に歩いた。

市内を走る甘木鉄道。車両は1両だけ。

小郡市にある薩摩街道の宿場、松崎宿。甘木鉄道で小郡駅から東へふたつ目の松崎駅から徒歩5~6分。

西郷隆盛が宿泊した旅館「油屋」。写真を撮ろうとしたら、地元ボランティアの方が、旅館前に掲出していた幟を頼んだ訳でもないのに気をきかせて撤去してくれた。

旅館の内部は、無料で入館できた。雛人形を飾っていた。

松崎宿の南北の入口にある石垣と土塁の溝口。この近くの旧時計店の建物でイベントしていたスタッフの方に宿場の話や、コーヒーまでご馳走になったり、またコウノトリがこの街に飛来している情報を得た。飛来しているという沼に行ったが、残念ながら見れなかった。

佐賀に近いので、同じような文化なのか、宿場内で恵比寿を何体か祀っているを見かけた。

松崎のうどん店。旧時計店のイベントスタッフおすすめの店。昼食時は行列ができるので早目に行くよう言われたので行ったが、やはり30分以上並んだ。特に最近は地元ローカルTVで紹介され多くなったとのこと。行列ができるだけあり、うどんも鳥めしのおにぎりも満足できるおいしさだった。

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空港のアクセスが最も良い大都市西端の宿場と港で栄えた街を歩く

2022-03-28 00:53:00 | 福岡県

2022年3月18日(金)

姪浜は、福岡市西端に位置し、福岡市営地下鉄とJRが乗り入れる駅がある。唐津街道沿いの宿場として、博多湾に面した港町として栄えた。

 

姪浜駅北口前。モニュメントは、僧侶に助けられた兎が、嵐で遭難しそうな船に乗った僧侶を助けて恩返しするという龍王兎伝説をモチーフしたもの。

姪浜駅南口前。福岡空港から地下鉄終点駅。JR筑肥線も乗り入れる。姪浜で乗換なしで福岡空港から佐賀県唐津までの直通便もある。

姪浜を通る主要道路沿いは、宿場町の面影はないビル街。

主要道路から筋を入ったら唐津街道の宿場を感じられる街並みとなる。九州なので鳥刺が売ってたら購入しようと思ったが、ショーウインドウにはなかった。

姪浜住吉神社。宿場の中心的な神社。

高層マンションや新しい家の中に町家風の建物がポツリポツリと残る。

姪浜漁港。漁船というより、レジャーを楽しむ釣り船が多いような気がした。

姪浜港にある能古島行の連絡船乗場。能古島は博多湾に浮かぶ島。井上陽水の歌にも出てきたので昔から知っていた。今回は能古島に渡らなかった。

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魏志倭人伝に記載された国の宿場を歩く

2022-03-27 00:58:17 | 福岡県

2022年3月18日(金)

前原宿(福岡県糸島市)は、魏志倭人伝に記載された”伊都”という国があったとされるところであり、江戸時代には唐津街道の宿場として整備された。

 

JR筑前前原駅。JR筑肥線の駅であるが、福岡市営地下鉄が乗り入れていて、福岡空港から直通で訪れることができる。

JR筑前前原駅前の通り。駅前広場には「ようこそ伊都の国へ」と歓迎モニュメントがある。

丸太池公園。JR筑前前原駅付近にある。天気が悪く、映えない写真だが、桜が咲き始めていた。満開の頃は、花見するのに良さげな所だと思った。

丸太池公園の傍を通る国道202号線。長崎と福岡を結ぶ。ウエスト(写真左)はうどん屋という印象を与えない店名だが、福岡に本社があるチェーン店であり、関東にも数店舗あるので福岡のうどんを食べたくなった時には利用させてもらった。

国道202号線から少し北に行くと、前原宿を感じる街並みがある。

薬局の「ぢ」の文字がこの街並みの景観を崩さず、妙に溶け込んでいた。

JR糸島高校駅からの眺望。JR筑前前原駅から前原宿の街並みが残る通りを博多方面に次のJR糸島高校駅まで歩いた。

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大河を挟んで県境にある発酵の里を歩く

2022-03-26 01:36:55 | 千葉県

2022年3月6日(日)

神崎(こうざき)町は千葉県北東部に位置し、利根川を挟んで茨城県稲敷市と接する県境の街。江戸時代から酒、醤油、味噌など発酵食品づくりが盛ん。

 

神崎大橋。利根川にかかる橋であり、対岸は茨城県稲敷市。この少し上流には発酵文化の発信拠点として道の駅「発酵の里こうざき」がある。

利根川土手からの神崎の街を眺望。

土手を降りて歩いていたら梅が咲いていた。

利根川土手(写真中央下)の下にある町の中心部。

酒造会社。発酵の里と名乗るくらいなのでこの50m程度のところには醤油醸造会社がある。

赤レンガの建物は上の酒造会社の一部。

国道356号沿いにも酒蔵会社があり、「仁勇」という銘柄は、成田山新勝寺の門前で店を構える。5代将軍綱吉の時代老舗で、日本酒ファンには有名とのこと。

成田線のJR下総神崎駅前。酒蔵や銀行などがある街の中心部まで徒歩15~20分程度。商店街もない長閑な駅。

 

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