2012.05.04(金)
九寨溝から山(道路最高地点4007m)を越えて行く黄龍は3500mの高地にあり、高山病にかかる人もあった。しかしながら、黄龍独特の乳白色の水をたたえた石灰の棚田は九寨溝の湖沼とは違う美しさがあったし、背景の雪山も帰り間際に晴れたので、全貌を見ることができ、得した気分になれた。
黄龍に行く時の道路最高地点4007m。積雪があるだけでなく雪が降っていた。
バスで行き、ロープウェイで登って更に1時間近く歩かなければならない。歩きの途中の景色。
五彩池(乳白色の水をたたえた石灰の棚田)がある背景の山。
ここも五彩池かな?メインの乳白色の水があるところはもう少し登ったところ。
山の崖にあったチベット族の宗教(チベット仏教)用のフラグ。
五彩池。水の色やテラスの色、規模は違うが、秋芳洞(山口県)の百枚皿が思い浮かんだ。
帰り間際に晴れ、絶景を見ることができた。何年か前に行ったニュージランドのマウント・クックに似てるなぁと思いながら何枚もシャッターを押した。
2012.05.03(木)
今回の四川旅行のメインとしていた九寨溝。雨が降ったり、止んだりの天気だったが湖沼の透明度、神秘的な色あい、ところどころにある幅広の滝など期待以上のところだった。
箭竹海。九寨溝はY字形の渓谷であり、箭竹海。はYの右側上、つまりいちばん奥にある湖。
熊猫海。熊猫とはパンダ。パンダに遭遇しなかったが九寨溝はパンダの生息地でもある。
五花海。九寨溝の中でも最も美しい湖沼のひとつ。
湖水の中にまた違った色の水がある。湖の水が透明すぎて、湖面に映っているものと、湖面から出ているもの、湖面の下(水の中)のものとの区別がわかりづらい。
青森の奥入瀬渓流のように渓流沿いに歩道があり、滝あり、湖沼ありです。
珍珠灘瀑布。
五彩池。九寨溝はY字形の左側の部分にある。五花海とともに最も美しい。
名前は忘れたが、Y字形の下の部分の池。10kmは歩いたろうな。
2012.05.02(水)~05.03(木)
九寨溝は、四川省の北部にありチベットまではかなり離れているが、チベット族が住んでおり、チベット仏教独特のストゥーパ(仏塔)やフラグなどを見かけた。
九寨溝の入口の町は、住民はチベット族がほとんどのようで、ホテルや商店などの建造物がチベット的だった。
チベット仏教独特のフラグ。
世界自然遺産に指定されている九寨溝内にある集落もチベット族が暮らしていて宗教色豊かである。
花に囲まれた集落。
ストゥーパ(仏塔)
建物には宗教的な絵が描かれている。
マニ車。チベット仏教独特のもので、内部に経文が納められていて、回転させた数だけお経を唱えるのと同じことになるとされている。このマニ車は、九寨溝の水の流れを利用して水力回転するようになっている。