ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

イチゴ狩りができる歌人兼小説家を輩出した街を歩く

2018-11-28 23:12:43 | 千葉県

2018年11月10日(土)

山武市成東地区(旧千葉県成東町)は、九十九里の北部に位置し、20軒以上もイチゴ農園がある関東最大級のイチゴ狩りエリア。明治から大正時代に活躍した歌人兼小説家の伊藤左千夫の生誕地である。

 JR成東駅。総武線と東金線が乗り入れている。

 成東駅前。山武市は4町村が合併でできた市であるが、その中心は旧成東町であり、市役所、高校、銀行などがある。

 成東の街並み。電柱にかかっているフラッグは“伊藤左千夫生誕の地”ということでPR。イチゴもPRしていたのを見かけたが、イチゴ農園は郊外にあるようで見かけなかった。

 新しい橋であったが、“大橋”という文字と橋の欄干の感じがレトロ感を出していた。橋を渡たれば、“大橋”という文字の代わりに、この街出身の歌人伊藤左千夫の歌となっている。

浪切不動院。 大橋から朱色のミニの清水舞台のような建物が見えたので訪れてみた。行基が海難除けとして不動尊像を刻んだものを、弘法大師がここで開眠供養し寺を建てたとされる由緒あるものだった。

 浪切不動院からの風景。九十九里浜も見える。

 蔦がからまる倉庫に描かれた少女の絵。少女には、なぜか黒い目隠しがされているので印象に残った。

黒い目隠しの少女が描かれた倉庫のところをまっすぐ歩いていくと黄葉した銀杏が目立ったお寺があった。

 

伊藤左千夫の小説“野菊の墓”の主人公の像。“伊藤左千夫“も“野菊の墓“も聞いたことある程度の知識しかないが、“野菊の墓“は松田聖子の初主演作とのこと。

 

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やまたのおろち伝説がある川の上流地域の紅葉

2018-11-22 22:25:00 | 島根県

2018年11月4日(日)

 島根県奥出雲町は、やまたのおろち伝説がある斐伊川上流の街。鳥取、広島と県境を接する山間地域のため峡谷など自然の紅葉の他、たたらの産地であり、製鉄で財を築いた旧家の庭園の紅葉などがある。

たたら製鉄で財を成した絲原家には初めて訪れたが、庭園も蔵や旧家の建物も素晴らしいし、背後の紅葉も美しい。その昔、浅丘ルリ子主演の“絶唱”という映画のロケが行われたそうな。

 

 絲原家の庭園。

 JR出雲坂根駅。隣駅の三井野原駅までの間が高低差があるためスイッチバック方式になっている。小学生の時、汽車で広島の親戚に行った時にここで初めてスイッチバックを経験したが、以降経験なし。今回も汽車には乗らなかった。

JR出雲坂根駅に停車中のトロッコ列車“奥出雲おろち号”。紅葉の山の中を走る姿を撮るため、沿線のスポットにはカメラマンやてっちゃんがたくさんいた。

 道の駅“奥出雲おろちループ“からの紅葉。

 

 

 渓谷“鬼の舌震“。国の名勝に指定されているが、全国的な知名度はまだまだ低い。渓谷入口に鮮やかな銀杏が1本あった。

 昔に訪れたことはあるが、このような吊り橋はなかった。“鬼の舌震“に訪れたということだけは覚えているが、周りの風景等は全く記憶なし。今回、初めて訪れたようなもんだ。

吊り橋からの眺望。そもそもこんなものなのか、時期が悪かったかは知らないが、紅葉はハズレだった。

 

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巨匠の名作推理小説の舞台となった街を歩く

2018-11-21 23:38:42 | 島根県

2018年11月4日(日)

 島根県奥出雲町は、鳥取、広島と県境を接する“やまたのおろち伝説“で有名な斐伊川上流にあるたたら製鉄が盛んだった山間の街。町内にある亀嵩地区が松本清張の名作「砂の器」の舞台となり一躍有名となった。

“砂の器“舞台の地の石碑。高校の頃、小説も読み、映画も見た。2000年代には中居正広が主演でTVドラマが放映され家族全員で見た。今回、帰省した際、母、妻と紅葉狩りのついでに訪れた。

“砂の器舞台之地“の石碑の傍にある神社の鳥居。東京蒲田の殺人事件の被害者と容疑者話していた東北訛りような会話の「カメダ」の言葉から捜査線上に浮かんだのが亀嵩(カメダケ)だった。

JR亀嵩駅。木次線の駅。「砂の器」にも出てくる駅。現在、駅舎内に人気の蕎麦屋があり、30分程度待ったが、味は・・・。

亀嵩にある道の駅“酒蔵奥出雲交流館”。

 道の駅からの風景。町名のとおり奥出雲という感じの風景。

JR出雲三成駅。亀嵩の隣駅。奥出雲町の中心部にあり、映画では三成警察署があるので東京からの刑事が降り立った。

 奥出雲町を流れる斐伊川。斐伊川は洪水が多い川だったことからやまたのおろち伝説ができた。

奥出雲町の中心部の街並。

 

 

 

 

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北前船で栄えたタコの街を歩く

2018-11-18 15:38:25 | 岡山県

2018年11月2日(金)

 倉敷市下津井地区は、児島半島の南端に位置し、瀬戸内海に面する街。江戸時代から明治時代中頃まで北前船で栄えた。瀬戸内海のタコ産地として有名である。

下津井漁港。瀬戸大橋の下にある港。

 下津井の街並。港から入っていくと北前船で栄えた古い街並みが残っている。

 

 古い街並みから瀬戸大橋の橋脚が見える。

 たこ料理の有名店。岡山に暮らしていた頃、妻とこの店でタコ料理を食べたが、この街を訪れたのはそれ以来で、店の前を通っただけ。妻と「高かったなぁ」と思い出話をしながら歩いた。

むかし下津井回船問屋。回船問屋だったところを改修し、資料館として無料公開されている。

 むかし下津井回船問屋の2階から見た下津井の街並み。

 むかし下津井回船問屋の中庭の蔵の前の土産物屋の前に干されているタコ。

下津井漁港からの夕景。 

 下津井漁港の背後にある鷲羽山からの風景。讃岐富士や坂出の工業地帯が見える。

 

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国産ジーンズ発祥の街を歩く

2018-11-18 02:58:22 | 岡山県

2018年11月2日(金)

倉敷市児島地区は、瀬戸内海に浮かぶ小島だったが、江戸時代の干拓により本州と陸続きとなった。土地は塩分が多く米作りには不向のため、綿花栽培から繊維業が発展し、国産ジーンズの生産も始まった。

JR児島駅近くを流れる川の河口から見た瀬戸内海。四国の山々が見える。

JR児島駅構内。ジーンズの街の玄関口ということで、壁だけでなく、コインロッカー、自動販売機もジーンズのデザイン。この駅は本州側起点の駅であり、次の駅は瀬戸大橋を渡り香川県の宇多津駅。

JR児島駅の正面玄関の通路にジーンズをたくさん吊り下げてジーンズの街をアピール。

 児島中心部。大きな透明人間がビルをよじ登っているように見える。

ジーンズのトイレ(写真中央右)。地場産業のジーンズで街おこしをして、整備され観光客が訪れるようなった。

 児島ジーンズストリート。ジーンズショップが集中している。児島は岡山に暮らしていた時に通ったことはあるが、今回初めて街を歩いた。 

 

 顔出しのはGパンダというキャラクター。

 製塩業で財をなした野崎家旧宅(国の重要文化財)の白壁。ジーンズストリートに面している。

 日本製ジーンズの代表的ブランドの桃太郎ジーンズ。

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