ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

同じ文字で市名と町名の読み方が違う明治の建築物が多く残る街を歩く

2024-09-01 21:04:16 | 宮城県

2024年7月24日(水)

登米市登米町は、トメ市トヨマ町と読み、同一漢字ながら市名と町名の読み方が違ってややこしい。明治時代をしのばせる建築物が多く残り「みやぎの明治村」と呼ばれている。

 

旧登米高等尋常小学校。1888年に建てられたコの字型の建物。正面玄関の上にはバルコニーがあり、和洋折衷。国の重要文化財。

旧登米高等尋常小学校の教室。小学校の時、こんな教室だったので懐かしい。机の天板を開けると物を収納できるようなっている。机の中に入れた給食の残ったパンがカピカピになっていたことを思い出す。

旧水沢県庁庁舎。現在の宮城県北部と岩手県南部は「登米県」だったが、「水沢県」に編入された際に建てられた。小学校、裁判所としても使われた。

旧水沢県庁庁舎がある通りは武家屋敷の通り。ここから後ろを振り返ると旧登米高等尋常小学校が正面に見える。

旧登米警察庁舎。明治時代に建てられた玄関上にバルコニーがある和洋折衷の建物。旧登米高等尋常小学校と似たような感じだが、同じ人が建てたもの。留置場が復元されてあったが、留置房の内部に囚人用トイレがあり、囚人はその房内で食事する。「臭いメシ」とはそこからきている。

旧登米警察庁舎の横の通りは、ナマコ壁や看板建築の建物があり、かつての中心部と思われる。

醸造業を営む商家。明治より前の天保(江戸時代)創業の老舗であり国の有形文化財となっている。

昼食は油麩丼を食べた。最近、関東でもスーパーで見かけるようになった油麩は、登米町が発祥地であり、いろいろなメーカの油麩が売ってある。

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