CHESTNUTS's Living

Living・・・意味は「暮らし」
(なるべく)手作り、平穏で安心できる暮らしを目指しています・・・

あけまして!

2008-11-30 21:49:04 | キルト&お裁縫
     おめでとう ございますっ

      タイトル「子年から丑年へ」

     なんちゃって・・・
     昨日の自称「面白いもの」、出来ました。


かなり無理矢理感がありますが、牛ですよ。(オリジナルなので堂々と載せます

去年、キルトの課題でネズミと鶏を作りました。(画像の奥でコソコソしてるのがネズミです)
三角形に仕立てたものに長い尻尾と大きな耳をつけただけなのに、ちゃんとネズミに見えるこの不思議さ。

去年実家に遊びに行ったとき、父が綺麗に撮ってくれて葉書に印刷してくれたのをそのまま年賀状として使ったのですが、
今回も同じような感じで作れないものかと考えてみました。
ところどころ濃い茶色を配色して、牛さんのブチ模様のつもり。
ネズミちゃん達がテテテテ・・・と走り去るように、ぼやかしてみたんですが、いかがでしょうか?
牛さんの足元にちびっ子ネズミがいますが、これはぽんちゃん作です。

mt-noriさんがパンで牛さんを作ったのを見て・・・
得意分野で思い通りのものを作るのって、やっぱりいいな~って思います。


     

久しぶりに折り紙をしました。これは伝承の「風船うさぎ」
ぽんちゃんが折ってるのを見て「え~これがウサギ?」って思ったんだけど、
そういうイメージで見れば、これは確かにかわいいウサギ。
それならば四角い牛もアリなのではと、参考にさせていただきました。

ぽんちゃんが早くも、再来年の虎はどうすんの?って・・・
ん~~~ どうだろ~~~?


今日は朝からコトコトとおでんの下ごしらえ。頑張って作ったのに、撮るのを忘れてしまった~


黒酢豚でサラダ巻き

2008-11-29 21:02:42 | ご飯とおかず


今日の夕方4時頃、「虹が出てる!」のお知らせメールが!

おぉ・・・うつくしい・・・ ダブルですよ・・・
(ぽんちゃん撮影

午後、降ったり止んだりで、おっとのお布団がちょこっと濡れちゃいましたが・・・


     

生活クラブの豚ロースブロックがあったので、今日は黒酢豚にしました。

豚ロース肉を1.5~2㎝幅に切り、塩・酒をふって片栗粉を薄く、まんべんなくまぶします。
フライパンに油を熱し、豚肉を入れて、カラッとなるまで焼き付けて取り出し、フライパンをきれいにします。
調味料(黒酢・砂糖・醤油・水)を入れて火にかけ、煮立ったら豚肉を戻し、混ぜながらトロリとするまで煮からめて出来上がり♪
(でも冷蔵庫をあけたら黒酢がなくて、りんご酢を代用

     

で、黒酢豚とたっぷりの生野菜を春巻きの皮で巻き、マヨネーズ+お酢(本当は黒酢)+お醤油のソースをつけながら頂きます。
(スモークサーモン&チーズのコンビも有り)
酸っぱいのが苦手なぽんちゃんも、これなら気にならないみたいです。

生活クラブの春巻きの皮、本当に美味しいです!
スーパーので代用したことがありますが、モチモチ感・食べ応えが全く違う。
幸せ~

いつも遊びにきてくれる「きなこ」さんの知恵ですが、
サニーレタスを買ってきたら10分程水没させ、葉を丁寧にはがして水を切り、大きい容器で保存すると1週間も長持ちするそうです。
サニーレタスって、使おうとするといつの間にか黒ずんだりしてて痛みやすいですよね。
一昨日100円でサニーレタスを買ってきたので試してみたら、パリパリだし使いやすいしで すっごく便利!
野菜を無駄にすることもなくなるし、これはいいことを知りました。
きなこさん、ありがとうございま~す

りィちゃんが「そろそろ年賀状書きたいな~」と騒ぎ出したので、準備を始めました。
各自得意分野発揮、イラスト描いたり、消しゴミはんこ彫ったり・・・
私の得意分野って言ったら、やはりキルトじゃないですか~
そこで・・・ちょっと・・・お試しで、面白いのを作ってます。

どうなるのかな~






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またまたお鍋・・・ですが!

2008-11-26 21:31:27 | ご飯とおかず


今回のお鍋はちょっと変り種。
お鍋の中に入ってる白いものは「豆乳」。
これで冬だけのお楽しみ「湯葉なべ」をいただきます。

材料は、とにかく濃い豆乳(うちは生活クラブ「大橋屋」12.9%を使用)!
絹ごし豆腐、お揚げ、水菜、ねぎ、鶏肉スライスなど。

    
    まずはお鍋をあたため、ひきあげ湯葉をいただきます。 


    

煮詰まってきたら、お醤油・塩・味醂少々で薄く味付けしただし汁を加え、野菜を入れていただきます。
お揚げは相性がいいので、絶対にお忘れなく!
お塩やお醤油、野菜のアクが加わったせいで、豆乳がもろもろの豆腐状になりますよ。

 
     

最後にご飯と卵でおじや。
ひと鍋で3度楽しめる、おいしいお鍋なのです。
このお鍋の時だけ、ぽんちゃんは鍋奉行になります(ウルサイ
やたらと湯葉を引き上げるときに、仕切りまくる・・・  

生活クラブの豆乳が届くのを待ちきれず、スーパーで売ってる中で一番濃いのを選んで買ってきたことがあったけど、全然ダメ~
膜が薄くて引き上げられない・・・
「大橋屋」さんの豆乳が届いたときだけのお楽しみなのです





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今日のおやつ

2008-11-24 23:45:37 | パン・焼き菓子類
     

生活クラブのライブリーで「紅玉」最終のお知らせが入ったので注文。

紅玉はお正月の必需品。
おせちで林檎羹とコンポートを作るのが恒例。
でも、いくらなんでも、こんなには使わないよねェ・・・(正直、買いすぎた
少しずつ消費しなくっちゃ~

     

というわけで「ざくざくりんごケーキ」を作りました。(正しい名前は「ダークアップルケーキ」)
小林カツ代さんのレシピです、結構古いかも。

出来上がった生地は、ほとんどりんごっ!って感じ。
林檎に生地が絡まってるような状態・・・でオーブンへ。

焼きあがると ちゃんと生地は膨らんでいます。
りんごの水分が生地にしみ込んで、うまみたっぷり・しっとり~なケーキの出来上がり
冷めて味がなじんでからの方が断然美味しいです。

     

今日のおやつ。
ざくざくりんごケーキ、昨日のジンジャーマンクッキー、生活クラブの「ごまワッフル」。
今日は振替休日、家族全員揃ってるので、おやつの量も多めです。


     
     おっとのおやつ。
     DVD見ててテレビから離れないので、一人分の茶菓子2種+コーヒーをお届け。

   
     
     こちらは はらぺこさんのおやつ(ぽんちゃん&りィちゃん)

ケーキ&ワッフルじゃ物足りないみたいで・・・
作りおきのミネストローネスープに粉チーズたっぷり&フランスパン。
二人でペロリと食べちゃいました。
最近、ちょっとしたおやつじゃ足りないんですよね~・・・成長期?

     

24日でアドベントだし、もう使ってもいいかナ・・・と引っ張り出したクリスマスの食器。
2006年にディズニーランドで買った、プーさんのカップ&お皿のセット。

すっっっごく可愛いでしょお~~~?
一目ぼれで2セット買ってしまいました。
カップの下は丸くくぼんでいて、カップを置きやすくなってます。

そろそろツリーを出さないとね・・・





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東京ディズニーランド、クリスマス・ファンタジー日帰り旅行記

2008-11-24 15:22:14 | 日々


ディズニーランドフリーク・りィちゃんのリクエスト。
「1年に1度は行きたい!そして、どうせ行くならクリスマスがいい

えぇ、まぁ分かりますよ。
でもね、クリスマス・ファンタジーって1年で一番混むイベントじゃないですか。
正直、困るんですケドね・・・

    

    

    
    ホームショップの窓辺。シックで素敵だなぁ、憧れるなぁ~    


    
ワールド・バザールを抜けて左へ進んだところに、こんな看板があるのをご存知ですか?
園内アトラクションの待ち時間が網羅されていて、すご~く便利!





・・・・・・・・・ですがっ

入園したら、目的のアトラクション(今回は「プーさんのハニーハント」)へ向かって猛ダッシュ!
このバトル(←誰との?)を制しなくては、何も始まりません。

朝8時の開園に間に合わせて行ったのに、ファストパスを取れたのは16:50~
ファストパスを取らずに普通に並べば3時間半待ち。
今までもクリスマス・ファンタジーに来ているけど、ここまで混んでるのは初めて。
25周年だから? 3連休の真ん中の日っていうのも影響大。

でもまぁ一応キープしたので一安心。
ふらりとイッツ・ア・スモールワールドへ行ってみたら45分待ちだったので乗ってきました。

     

     
     もちろんクリスマスバージョン♪


     
     食べかけでスミマセン ナゲットが余りにも可愛かったので。

     
     シンデレラ城前のパークで売られてたお菓子。勿体無くて食べられないよぉ


お昼は園内唯一のブッフェスタイル「クリスタルパレス・レストラン」(おっとの好物)
じいちゃん・ばあちゃんも一緒に行ったので、お好みの料理が選べるのは良かったのかも
ここのデザートが私のお楽しみなのです

     

ちょっとぼやけてしまったけど
中央はシフォンケーキ・右側はクレーム・ブリュレ、時計回りにアップルパイ、コーヒーのロールケーキ、ピスタチオナッツのタルト、ミニケーキ(上のイラストは25周年バージョン。ハロウィンだと絵柄が変わります。)
この他にゼリーにオレンジムース、ベリーのムースもありました。
こんなに多種のスウィーツにコーヒーor紅茶・・・至福

私って「別腹」がない人なんです。
デザートも食べたいと思ったら、お料理の量を調整するしかない。
こういう時ばかりは、自分のお腹を恨みます・・・

あと画像がないんだけど、ディズニーランドでの私の大好物「ミートパイ」。
有名なところだとチュロスなんでしょうけど、絶対にミートパイは食べなくちゃ~
ウェスタン・ランドの「ペコスビル・カフェ」、ミートパイやアップルパイ、ナッチョスのお店。
ミートパイといえばトマト味ですけど、ここのはコンソメ味でちょっと珍しい。
ジューシィでと~~~っても美味しいんですよ~~~
ぽんちゃん・りィちゃんも大好物です


あとはパレード見たり、お土産を物色したり・・・そのうち薄暗くなってきて・・・

     
     おぉ~ しゅてき、しゅてきィ~~~

プーさんも無事に乗れました。
このアトラクション、内容がよく出来てて私も大好きです。
プーさんが夢の世界へふわぁ~~・・・と飛んでゆく様は何度見ても幻想的で不思議。
一体どうなってるのかなぁ。





今までディズニーランドへ行っても、ただ遊んで帰ってくるだけで、残るものがなかったので・・・
このブログがあるお陰で、楽しい思い出を記すことができ、嬉しく思います。
    

一口ライスピザ&ワンタンスープ

2008-11-22 23:47:57 | ご飯とおかず


この前作ったおやつ、「一口ライスピザ」。
mt-noriさんがお買い物でしらすを買ってきて、おやつに作ってたのをみて、真似してみたんですけど・・・
作ってるうちに、どんどん変な方向へ向かってしまいました。

ごはんを麺棒で少し突いて、一口大のピザみたいに平べったいのを沢山作って、上にしらすとチーズ・お塩少々をトッピング、オーブンで焼く。
というのが正しい工程なのですけど・・・

ご飯を突いてるうちに、オーブンで焼こうか、それともホットプレートにしようか・・・
しらす&チーズならピザ風にオーブンでこんがりってのがいいんだろうケド・・・
ホットプレートで作るなら、焼きおにぎり風にした方がウチらしいかな、って思って・・・
突いてるご飯にお醤油追加。
しらす・チーズ・葱をトッピングして、蓋をしてチーズを溶かして完成。

食べて、それなりに美味しいんだけど、改良が必要かな・・・
うちの定番で、チーズ入り焼きおにぎりっていうのがあるんだけど、それにもうちょっと近づけたいな~


     

シュウマイを作った次の日にワンタンスープを作りました。
生活クラブのシュウマイの皮は、いつも30枚入×2パックで届くので、1パックはシュウマイにして、もう1パックはワンタンスープに。
のライスピザは失敗だけど、このワンタンは大成功
スープを作ってよそっておいて、別鍋にお湯を沸かしてワンタンを一つずつ入れ、茹で上がったらスープ皿に、一つずつツルンと滑り込ませます。
見た目も食感も、バッチリいい出来!

実は1回失敗してまして。
別鍋にお湯を沸かすのが面倒で、スープのお鍋にワンタンを入れて茹でてしまったんですが、スープは何となくとろみがついてしまい、しかもワンタンがくっついてしまって食べにくいのなんの。
この一手間を惜しんじゃいけないのですね。
失敗は成功の母であります。




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「づる」を折る

2008-11-19 23:55:46 | ponワールド
「You Tube」でディアルガを折ってから、何だか変な方向へ走り出したぽんちゃん・・・
またもや「You Tube」で探し出し、こんなものを折った。

     

これは一見、「鶴」である。が・・・・・・
(羽根の下から、変なものがチョロリと見えてるんですけど・・・

     

     ひィィィィーッ  ナンデスカ~コレハ・・・ 
     足が4本も生えてますがな~~~ッ

これは作者さん(投稿者さん)曰く、「鶴」ならぬ「づる」という命名だそうな。
へ、へぇぇ・・・そういう世界もあるんだねぇ・・・ 

とか思ってたら これを元にして、ぽんちゃんが変なのを作り始めて止まらなくなっちゃったみたい(試験前なのに・・・

     

     羽根が手になっちゃったつる。(色が地味で分かりにくいけど)

本当は5本指にしたかったらしいけど、3本指・・・な~んで羽根をわざわざ細工するのか・・・
作りかけで終わってるので、失敗作品らしい。

     

     頭が二つのつる。

こんな化け物、どこかのお話で見たような(メデューサ?)・・・
これも、本当は頭が3つのつるを折りたいらしい。
今日、それが出てる本を見つけたので・・・いつか作るかもしれない。
その本については また後日・・・

     

     つる星人。
すみません・・・もう私にはついていけません
な~ん~で~すか~、これは~~~ 凄すぎて・・・どうしたらいいのか分かりませ~ん。
テレビのアニメに出てきてもおかしくないような気がするぅ~
完全オリジナル版らしい。

自分で考えて折るってことを始めたみたい。今まで色々やってきたことが一つになるのかな~
折り紙も奥が深い・・・です。

風邪退治鍋

2008-11-18 21:43:47 | ご飯とおかず
キルトが完成してから気が緩んだのか疲れが出たのか、はたまた寝不足がたたったのか・・・風邪をひいてしまい、体調を崩していました。
今日は治り際みたいで、随分と良くなりホッとしています。

具合が悪いときに、「風邪退治鍋」というすごいネーミングの鍋を作って食べていました。

     

生活クラブで数年前に買った本
「ちょっと具合のわるいときの食事」監修 日野原重明・東畑朝子(婦人之友社)
1985年発行の本、日野原先生のお写真がお若い!!
ただのレシピ本にあらず、です。
風邪をひいた時、食欲不振の時、疲れやすい人に・・・など、本当に具合の悪くなってしまってからの食事ではなく、「今日は何となく食欲がない」「お腹をこわした」「ゾクゾクして風邪がひどくなりそうだ」といった軽い不健康感をおぼえたときに、人間の自然の治癒力を引き出すための本です。
ところどころに載っているちょっとしたエッセイがとても為になるし、子供が具合悪いときにも悩まずに済むし、とても実用的で頼りになる本です。

このお鍋は白菜・豚バラ肉・にんにく・生姜の鍋。
豚バラ肉の脂分が風邪にいいようで、血行をよくする香辛料(生姜・にんにく)たっぷりだし、白菜と豚バラだけの経済鍋で作るのも簡単。
えのき茸と春雨は追加してもOKだそうです。
これを風邪ひきはじめの2日間の晩に食べ、あとは蜂蜜レモンを作ってビタミンC補給と、朝昼晩ひたすらウガイ。
のどが痛くてひどい咳が出たときは薬用ルルのど飴(効きます!!)をなめて・・・
お薬を飲まずに済みました、よかった・・・

     

こちらは今日の晩ご飯。
生活クラブからシュウマイの皮が届いたので手作りシュウマイ(なぜか皮が多い)と中華風スープ、大根とベーコンの煮物。
体調が悪いとおかずを頑張って作る気にもなれず・・・
元気でいられるって幸せですね~!

体も元気になって、これで本当に一段落したんだなぁ、って思います。
ぼちぼちキルト小物(未提出の作りかけ作品)を作りながら、またお菓子も作りたいな~・・・





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クラシックCDを選ぶ

2008-11-17 23:24:57 | のだめ&クラシック
キルトの落しをやってる間は別室に籠もり、BGMにひたすらクラシックを聴いていた。
10月からフジテレビ「ノイタミナ」枠で「のだめカンタービレ巴里編」が始まり、それに伴って新しいCDが出たし、まさに丁度良かった!
講談社から出てるCD-Book3と今までの手持ちのCDも合わせて、ず~っとエンドレス状態。
11月頭の連休も夫に子供を押し付け(ポケセンへGo!)ひたすらクラシック&キルト漬け・・・
しんどいけど幸せ。

今回の「巴里編」CDは、お正月に放送された「in ヨーロッパ」スペシャルCDとのダブリなしということで、原作でも余り意識してなかった細かい音楽まで収録されている。


*お気に入りの曲*

ピアノ曲/リスト「2つの伝説」より「波の上を歩く聖フランチェスコ」
原作の中で、のだめはリサイタルの他、サロンコンサートで「2つの伝説」より「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」を演奏しており、どんな曲か聴いてみたくてリストのCDを買って持っていたけど・・・実はそれほど聴きこんではいなかった。
今回、縫い物をしながら全曲を満遍なく聴いてるうちに、どっしりとした世界観にすっかりはまってしまった。

プーランク/ピアノとオーボエとバソンのための三重奏曲より第1楽章
この曲はCD-Book2にも収録されているけど、そちらはしっとりと聴かせる2楽章で、実は原作で「ヤキトリオ」が関西のノリ・ツッコミのテンポを展開するのは第1楽章。
これを聴いて、やっと原作の内容が把握出来てよかった~。

ニールセン/交響曲第4番「不滅」より第4部
これがすごく好き!!!
どっしりと重く、力強く、心に訴える何かがある。
のだめのお陰で色んな曲を聴くようになったけど、ここまで心に迫ってくるものは初めて。
第1次世界大戦の勃発で社会が不安に陥ってる中で作られた曲だそうで、だからなのかな・・・と思ったり。
かつてパーッカッションをやっていた私は元々打楽器好きなので、ティンパ二2郡の競演も迫力満点。
このティンパ二は戦争を表していて、それは原作の中の、千秋とコンマスとの戦いでもあり、ニールセンの「どんなに対立しようと最後には必ず手を取り合うようになれる」と言う祈りにも似た想いに通じていると思われる。
この曲をここへ持ってきた所長、すごすぎる!(尊敬!)
ニールセンはメジャーな作曲家ではないのでショップでCDを探すのは難しいし、聴く機会もそうないはず。
原作でも1曲目の「ウィリアム・テル序曲」に気をとられ、私は「不滅」まで気が廻っていなかったので、ここで聴けてよかったなぁ、と。

で、そうなってくると、どうしても全曲通して聴きたくなる。
一緒に収録されてる「シベリウス/交響曲第2番ニ長調作品43より第4楽章」は丁度全曲入ってるのを持ってたので聴けたけど、指揮者が変わるとこうも違うものか!
「のだめ」オケ指揮者・梅田俊明さんの解釈は、多分私好み。
どっしりと聴かせる感じがとてもよくて、それはきっと私が日本人だからというのもあると思う。
通しで収録されていたもの(レナード・バーンスタイン指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック演奏)は音が軽くて・・・ヨーロッパだと軽くなるのかどうか・・・どうも物足りない。
人によって好みがあると思うけど、湿度が高い日本とカラッと乾燥してるヨーロッパでは音の響きも違うのだろう。

この違和感は、ドラマ「のだめ」の中で千秋が指揮したブラームスにも言える。
日本での演奏はどっしり重々しかったけど(千秋の悲哀が出ていたのかも)、ドラマ「in ヨーロッパ」で最後に指揮したブラームスは透き通っていた。
同じ人が指揮しても違ってしまうのか(とは言っても、あくまでもドラマ内の演技の話)・・・

同じ楽譜でも指揮者によって表現は変わる。
ニールセンの「不滅」を購入することに決め、指揮者の聴き比べとまではいかなくても、せめていいものを選びたいと思ってネットで調べてからアマゾンで購入。
クラシックCDを買うとき、いつもどれにしたらいいのか迷う。
何種類もある場合、目的の物が決まってればいいけど、大抵はどれがいいのか分からないし(収録曲の内容でお得なのにするか、または使われてる写真で選ぶしかない)、一つしかない場合は選択権はなくてそれにするしかないけど、もしそれを聴いてみてガッカリだったらと思うと踏み切れなかったりする。

今回はブロムシュテット指揮/サンフランシスコ交響楽団のCDにすることに決めた。
第4番「不滅」が聴ければいいのだけど、どうも第5番も良さそうで、4番・5番入りにするか、3番・4番入りにするか?・・・と迷っていたら、なんと全部入りを発見してしまった!
ニールセンの交響曲は第1番から第6番までしかなく3枚組になるけど、お値段が2曲入りと千円しか変わらない。
やはりお得感も大事かな・・・クラシックCDって結構お高いものね・・・

聴いた印象は良好。
のだめ版にもかなり近い印象。軽々しくなく、そして重すぎもない。程よい重さとスピード感。
いい演奏のCDでよかった・・・これはきっと当たり。
やみくもにただ揃えるだけではなく、自分の好みに合うものを探すという新しい選び方を知ることができて、また一歩前進したような気がする。

「落としキルト」とは・・・

2008-11-14 21:49:59 | キルト&お裁縫

     ↑「落とし」の途中経過。

キルティングのきれいな陰影を出すために、お天気の良い日を狙っていましたが、ずっと曇り。
今日のお昼、やっと窓際の明るさが程よくなってきました。
それでもイマイチの画像がありますが・・・お許しくださいませ。

エンブロイダリーの「落としキルト」を2週間ぶっ続けでなんとか完成させましたが、
「落とし」ってな~にの具体例を、過去作品も交えてお見せしたいと思います。

私のキルトのバイブルともいえる鷲沢玲子先生の本「パッチワークキルト入門」では、
初心者にも分かりやすくキルトの歴史・パターン・用語・基礎などが網羅されています。
その中で「落としキルトとは・・・ピーシングやアップリケの縫い目のきわにするキルティングのこと。キルティングの縫い目は見えにくいが、デザインを浮き上がらせる効果がある。」と説明されています。
(ピーシングとはパッチワークのピース(ハギレ)をはぎ合わせる作業のこと)

そうです、浮き上がらせたい時に「落としキルト」を入れるのです。
浮き上がらせたい、とは 具体的にゆーと、

     

     この白い柵を浮き上がらせたいとか(柵の周り全てに「落とし」が入っています)

     

     山小屋を浮き上がらせたいとか(屋根・煙突の周りと壁板の下に「落とし」入り)   

    

    ダブルウエディングリングを浮き上がらせるために外回りと内回りに「落とし」入り

    

    これの「落し」はどこでしょう?四角形の下(らくだ側)に入ってます。
    これはボタンキルトと言って、ちょっと変わったデザインです。

    

    今まで散々出してきた星ですが、星の周りぐるり一周に「落とし」が入っています。

    

    これは刺繍を引き立たせるための落としキルト。
    ワンコの顔の周りと丸いワッペン?の周りがふっくらとしているのがお分かりでしょうか?

で、これらを踏まえて、いよいよ今回仕上げた「アン&アンディのタペストリー」の「落とし」を見ていただくと、こんな感じ・・・

    

      





地布に格子のキルティングを入れ、更に刺繍全てに「落とし」を入れています。
今までの比ではない細かさ、分かっていただけるかな~?
アンのブラウスの水玉と、アンディのシャツのチェック柄だけ「落とし」をパスしました。

    

    「落とし」を入れる前はこんな感じ・・・
    手をどれだけかけたか?の差が一目瞭然です。

アン&アンディの刺繍は全部で8枚。
よく仕上げたよ・・・キルト作品展に出す目標がなければ、絶対に仕上がらなかったと思います。
実際、習いに行く前の作りかけタペストリー、未だに仕上がっておりません

結局、今年の提出は間に合わず断念しましたが、来年は確実に出せます。
先生に「来年2枚ね!」と言われ・・・
これからもう一枚・・・???????
いや、出来ることなら、毎年1枚づつ仕上げていけたらいいな~・・・とは思いますけど・・・(この苦労を毎年?)
計画的に作っていかないとね・・・
普段からの体力作りも必要だなぁ・・・ってしみじみ感じました・・・