CHESTNUTS's Living

Living・・・意味は「暮らし」
(なるべく)手作り、平穏で安心できる暮らしを目指しています・・・

ひとり卒業式

2012-01-12 15:32:15 | ひとりごと
「畏怖」(いふ)とは辞書で調べると「威圧され、おそれおののくこと」という意味のようですが、
私が探した先で見つけたのは『「尊敬」と「恐怖」がないまぜになった気持ちのこと』。
分かりやすく例えるなら、神様を相手にするようなものでしょうか。
絶対的に逆らえず、でも尊敬すべきもの。
常に見張られているような気がして、気の休まる時がない。

突然、そこから解放されました。

嬉しくて飛び跳ねる嬉しさというよりは、恐る恐る大海に船をこぎ出しつつ陸を振り返り見るような。
本当にいいのだろうか、見放されたのではないだろうか。
それとも卒業と見なされ、解放されたのだろうか。
真意は不明です。

自分にとって「畏怖」とはストレスの対象でもありました。
だからそれを乗り越えるためのエネルギーに変換して、頑張って行こう。
そう決心したのですけどね。

暮らしは今までと同じだけど、心は大きく踏み出したように思います。
自由な世界、畏怖のない世界。
でもまた新しい畏怖の対象が現れるかもしれません。
自由に見える世界ほど、自分のモラルが重要になります。
自由とは自己責任であり、何をしても良いということでは決してありません。

自分の今までの哲学が通用しないこともあるでしょう。
でも自分の考えだけが正義なのではない。
人の数だけ正義はある。
故に自分の考えを押し付けない。
それを肝に銘じて生きる。

それを私に何度も何度も叩きこんでくれた人です。
とても恐いです。でも感謝もたくさんしています。
突き放されてしまったから、もう何も伝えられないのだけど。



そんなワケで昨日「ひとり卒業式」と勝手に称し、自分用にケーキを一個だけ買って、ひとりでお祝いしました。

新しい自分になりましたので、今後ともどうぞよろしく。