昨日のクリスマス当日のお料理は、ローストチキンのアレンジ。
(これはどうしても次の日以降じゃないと作れないのです。)
まずチキンを温めなおして身と骨に分けます。
身は粗くほぐしてサラダにトッピング。
レタス・きゅうり・ルッコラと、新たにゆでたブロッコリーとカリフラワー、昨日チキンと一緒にローストしたじゃが芋・かぼちゃ・マッシュルームも添えて・・・
かぼちゃの色が鮮やかで見た目もよく、美味しそうに出来ました♪
鶏1羽分の骨は鍋に入れ、お水8カップを加えて半量になるまでことこと・・・
白い鶏がらスープが取れたので、牛乳と帆立缶を加えて白いスープにしました。
鶏の出汁と帆立の出汁、中華スープの素も少し加えて、もう一味?
あっそうだ。
ローストチキンのグレービーを入れたらどう!?
更に旨みアップ!
塩味も効いてるし、ニンニクとローズマリーの風味も・・・
水溶き片栗粉を加えて、少しとろみをつけてみました。
奥にあるのはぽんちゃんリクエスト品、生活クラブの蟹甲羅グラタン。
和風ピザ。
台にマヨ&お醤油を合わせたソースを塗り、じゃこ・桜海老・ごま・細ネギ・チーズ・海苔をトッピング。
この具材の取り合わせはサラダでも美味しいし、我が家の定番です。
口直しにご飯も欲しいから、わかめ入りご飯を一口大のおにぎりにして、他にスライスした全粒粉カンパーニュも添えました。
本当はローストチキンの野菜添えをメインにスープ・サラダ・グラタン・ケーキの予定だったのですけど、2日に分けたので、ローストチキンのお陰で少し遊んでしまいました・・・
クリスマスというと、私は「大草原の小さな家」のローラ達を思い浮かべます。
りィちゃんの「ラボ」の中でもそのお話のCDがあり、買う前に読んでみようと2年前位に福音館文庫を読み漁りました。
クリスマスの描写は幾度と無く登場しますが、好きなのはシルバーレイクの岸辺の家でのクリスマスです。
突然のお客様にも慌てず機転を利かす母さんと、各自がそれぞれ皆の為に丁寧な手仕事(プレゼント作り)をする描写・・・思いやりに溢れています。
そしてクリスマス当日、朝ご飯のご馳走の席でプレゼントをいただき、同じ日にもう一度クリスマス・ディナーをいただくのです。
この時のメインは大ウサギの丸焼きで、母さんは風味が良くなるように塩漬け豚のスライスをウサギの上にのせたのだとか。
他にもタラのグレイビィに炒めたじゃが芋、焼きたてビスケットとアップルソース、干し林檎のアップルパイなどなど考えただけでも美味しそうで、この人たちの手間を惜しまない誠実な暮らし方は憧れます。
またパッチワークキルトに関する話も出てきて、キルトの原点を思い浮かべることも出来ます。
アメリカンに憧れてしまうのも無理ないな・・・
と思いつつも。
つい最近読み終わった本、もぎぎ先生(茂木大輔さん)の「拍手のルール」(すごく面白くて、出先で読んでて顔がにやけてしまい苦労しました・・・)の最後、ドイツのクリスマスについての描写がまた素敵なんです。
「クリスマス市」が立ち並び、買い物客で賑わうが、日本のクリスマスとは違った雰囲気(静けさ)に支配されている。
賑やかなアメリカンソングではなく、市場の隅で金管合奏や聖歌隊による静かな賛美歌が流れ、派手な売り声や喧騒もない。
アドヴェント(待降節)は生まれてくる聖なる赤ちゃんを待つ季節であり、
産婦人科の廊下で産声を待つお父さんの気持ち(この描写が面白い。超分かりやすい!)、そっとそっと静かに過ごす・・・
賑やかで楽しい雰囲気いっぱいのクリスマスと、静けさに包まれた神聖なクリスマス。
日本にはもともとクリスマスの習慣はなく、クリスマス商戦に踊らされてるように思えてなりませんが、世界は広くて色々な過ごし方があるんだな・・・って思いました。
今はクラシックに関心があるので、静けさに包まれたクリスマスっていいな、と思って(年取った証拠?)手持ちCDのアヴェ・マリアを聴いてみたりしました。
しかし・・・「セ○ア」にラッピング材を買いに行ったら、流れてるBGMがアヴェ・マリアのポップスアレンジバージョンで「これでいいのか?」と思ってしまった・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
あぁ・・・
クリスマスの「楽しい雰囲気」の呪縛からは、なかなか逃げ切ることはできないようです・・・
おいで下さりありがとうございます。
![](http://www.recipe-blog.jp/image/about_ranking/recipe_blog_1.gif)
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