CHESTNUTS's Living

Living・・・意味は「暮らし」
(なるべく)手作り、平穏で安心できる暮らしを目指しています・・・

畏怖を変換する

2011-12-12 07:10:04 | ひとりごと
ちみちみとジャムの試作を繰り返しています。
昨日はまたキウイフルーツ&リンゴのジャム。
なかなか納得した出来にならない、手強い相手です。


先日、ある気付きがありました。

いきなり結論。
「自分にはモノを作り続けることしかない」
言いかえれば「自分にはモノを生みだす力がある」ということ。

ちょっとネット上で嫌なことがあったんですよね…
それは多分、私が勝手にそう思い込んでるだけなんです。
でも嫌な気持ちがどんどん心に溜まっていくと怒りに変換されて、やがて心も体も弱って行く。
まるでとある魔法少女の、ソウルジェムのよう。
まじでグリーフシードが欲しい!(超真剣)

そしてそれを打ち破ってくれたのもネット上でした。
自分にしか出来ないことを頑張ろう、って思えるようになった。
そして、それはきっと「モノを生みだす力」なんです。
負の力を、自分の生きる力に変換しようって。
私は唯一それが出来る性格の持ち主なんだからって。



最近キルト作りも続けてはいるけど、実はあまり頑張っていなくて、
こんな不真面目な自分はもう教室を止めてしまった方がいいのかも、と悩んだ時があって…
その気持ちをふっ切るのに丸一年程かかりました。
積み上げてきたものを全て捨てて強制リセットしようとするのも、自分の悪いところです。
そんなことしたら、また何も無くなってしまうのにね。
だから止めずに続ける、という行為も自分にとっては大事。

お教室の内容はどんどんグレードが上がり、もう上がり過ぎてついていけない。
でもそれでもいいんだと。この場に居られるだけで幸せなんだ、と。
そして、ちくちくと針を進めつつ何かを作り上げる作業は、自分にとって精神安定剤でもあったんだなぁと、今はつくづく思えます。
何かを生み出す力・作りだす力は自分は、苦しい自分の救いになる。
そのうえで、それを基にして世の中と関わっていくこと。
自分の心を良い状態でキープし続けるには、やはりそれしかなくて…でもそれは、私は、キルトでは出来ない。
だからジャム作りなんだなって。
キルトもジャム作りも、自分にはとてもあってるし、自分らしい趣味。
でも趣味は所詮自己満足でしかない。
もう少しだけ、枠を広げてみよう。

今後はそういうことを頭の隅っこに常に置いて、やっていこうって思ってます。







それにしてもこの流れで考えてみると、心を物質化してみせた「まどマギ」はすごい作品だなぁと思うわ。
魂を体から切り離す発想に愕然としたもの。
でも魔女を倒さないと手に入らないグリーフシードが、私には心の持ちようひとつでいつでも手に入る。
そのことに気づけたことが、とても嬉しい。


ちょっとオタッキーですが、宜しかったら。
http://www.madoka-magica.com/ 魔法少女まどか☆マギカ
ブラックファンタジー系、実に深い作品です。