時間の花

今日は雨で、なんだかほっとした。
だって、洗濯も庭仕事もしなくていいんだもの・・・

昨日は時間についての話だったけど、「時間」について考えさせられた本に「モモ」がある。
時間泥棒に時間を取られ、ますます人間達は忙しくなり、心がすさんでいく。
それを取り戻してくれる少女「モモ」の物語。
３０年以上も前に書かれた話だというのに、まるで今の世の中を予言しているかのような内容。
ギクリとさせられる。
モモとマイスター・ホラの話のところが好き。
モモの「時間の花」の、何と美しいことか・・・
私の「時間の花」も美しいのだろうか？
時間が足りず、もっと欲しいと思う私は、時間泥棒に「時間の花」を盗まれてしまっているのか？
それとも、いつも忙しくていないと気がすまない「現代人」になりきってしまったのか？

本当はもっと　ノンビリ・ユッタリと過ごしたい。
勿論、それを目指して、今を生きているのだけど・・・