CHESTNUTS's Living

Living・・・意味は「暮らし」
(なるべく)手作り、平穏で安心できる暮らしを目指しています・・・

黄梅ジャム

2010-08-02 01:53:10 | ジャム・保存食
梅ジャム作りの記録を残すと宣言してから、随分と日がたってしまった。。

この暑さに太刀打ちするべく、首後ろに保冷材を巻き、扇風機を回し、そしてひたすら水分摂取に専念(2リットル)。
なぜかleyちゃんがエアコンをつけることを好まず、夫が帰ってくるまではエアコン無しで頑張っとります!(注:事務所はエアコンついてます)
しかし暑いから脳はボーっとしてるし、体力温存のため睡眠はとらなきゃだし、頂き物の夏野菜をどんどん食べなきゃだし~(野菜はどんどん出来るから、こちらにもどんどん回ってくる)

私は、夏は頑張っちゃいけないのだ!
体力維持、元気に日々を過ごすことだけに専念しなきゃなのだ!

…って頑張ってたら、いつの間にか暑さに慣れ、エアコンに浸ってないせいか体調も良くてご飯がおいしい。
人間の体ってすごいな。
だから今まで生き残ってこられたんだろうな。




さて、記録を来年のために残しておかなきゃ…

去年はよく調べもせず、梅の実が青いうちに収穫してしまい、ずっと心残りで。
今年はちゃんと調べたよ!

「青い実は梅酒・梅ジュース。
 黄色く熟させてからの収穫は梅干・梅ジャムに適する。」

「収穫時期は梅雨前~梅雨入り頃。
 黄梅を収穫するなら梅雨に入ってからでも十分間に合う。」

…次は絶対黄梅で作りたい!と決めていたので、黄色く色付くのを見計らって収穫。
量が思ったよりもある。
梅の実って当り年とハズレ年があると思ってたので、去年は大漁だったから今年は少ないだろう。
だから全部ジャムにしよう、と思ってたのに…

ストレスが増すといけないので、今年はあえて収穫量を計らない。
そして黄色くなった実を選んで、順々にジャムに加工。
結果4キロの梅の実×4回のジャム作りをした。
試行錯誤の末、段々と自分の腕が上がるのが分かり、大変だったけど、かなり作りがいがあった。



*作り方*

①アク抜きをする。
 
青梅ならばアク抜きのための下茹でを2~3回しないといけないけど、もう熟している実なので下茹では1回。
あっと言う間に柔らなくなる。
下茹では琺瑯の大鍋に梅の実を入れ、ひたひたの水を注ぎ、火にかける。
お湯があったまったら、お湯を捨てて下茹で完了。
お湯が熱くなるまで茹でてはいけない。


②果肉を集める。

本を見たりネットで調べたりしたところ、梅の皮は刻んで一緒に入れるらしい。
というワケで、1回目に作ったジャムには皮も混ざっている。
ただ果肉が相当柔らかいため、皮を刻む作業は思いのほか大変だった。
実が固ければ一緒にザクザクと刻めてしまうだろうに…

2回目の最初も皮を刻んでいたのだけど、途中からは手間を省くために皮を入れるのを止め、果肉をしごくだけにした。
相当な量の生ごみが出た。けど、仕上がりの美しさが際立った。
2回目はうっかりして、鍋底の焦げがちょっと入ってしまったのが心残り。
失敗と反省を活かして作った3回目の作ったジャムは、最高の出来となった。
梅の種は勿論取り除くが果肉と一緒に煮るので取っておく。


③砂糖を加える。

好みでいいと思うが、私はいつもジャムを作る時は 果肉に対し70%の砂糖を入れる。
長期保存が前提だし、ジャムは甘くないといけないと思うから。
今回は梅(酸っぱさが苦手)のため、更に甘く 80%の砂糖を加えた。
本当に好みでいいのだと思う。
本を見たら50%だったり、梅好きさんならもっと控えてもいいんだろう。

1回目は色を活かそうと思って上白糖(白砂糖)80%、2回目は花見糖(パルシステム)80%、3回目は素精糖(生活クラブ)80%。
そして4回目は遊び心で、花見糖50%(低糖)で作ってみた。
色・食感・味、全てにおいて微妙なバリエーションの梅ジャムになった。


④瓶の煮沸消毒と煮込みを同時進行で進める。

瓶の準備より先に、ジャムの煮込みを決して始めてはいけない。
ジャム作り初心者の頃、先にジャムを煮始めてしまい、ジャムが出来上がってしまっても瓶の消毒が間に合わなかったことがあった。
ジャムの鍋の火を止めてしまうと、どんどん固くなってしまうので、出来れば弱火で加熱し続けたい。
だがそれをすると、ジャムがますます煮詰まってしまう。
消毒が終わったアツアツの瓶に、出来たてアツアツのジャムを詰めることが肝要。
ジャム用の果物を調達すると同時に、必ず瓶の調達もすること。
そしてジャムの鍋に火を点けると同時に、空き瓶を煮沸消毒するための、水をたっぷり入れた鍋の加熱も始める。
瓶の煮沸消毒は、私の場合、瓶・蓋ともに5分間。

果肉と砂糖を合わせて煮る。
梅の場合は しごいた果肉だけなので、合わせてすぐ煮ても良いが、苺など果肉が大きい物は砂糖をまぶし、水分が上がってきてから煮始める。
梅の種も一緒に入れて煮る。(とろみが出る)
私はお茶がらパックに入れて煮て、最後に取りだす。

しばらく煮るとアクが出てくるので、コマメに取る。
とろみを調べるには、スプーンに少々すくって白いお皿に一滴落としてみる。
さらっと落ちるならもう少し煮る。とろっとして動きがゆっくりになったらOK。
梅はペクチンが多いし種も一緒に煮るので、とろみがつきやすい。レモン汁は不要。

アツアツのうちに瓶に詰め、蓋をきつくしめて、冷めるまでひっくり返しておく。




                


…結果、半端ない量の梅ジャム完成。

作ったはいいが どうしても苦手なので、欲しい方にどんどん貰って頂いている。
ツイッターで「食べてみたい!」「梅が好き」という人が何人かいて郵送したり、実家の母がヨーグルト食べるからあげたり、親戚に声かけたり…
でもま~だまだあるのだ。

去年、青梅ジャムを貰ってくれたkyokoさんが「去年より進化しましたね!」と喜んでくれたので、すっかり気をよくしちゃってる♪
  




おいで下さりありがとうございます。
 

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2 コメント

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うめ♪ (mikiko)
2010-08-18 21:53:41
梅と言えばなっつさん、ジャムと言ってもなっつさん

時々お邪魔してるんだけど、ツイッターはまるでわからんってことで、、、

この暑さ、エアコンのない部屋でPCに向かう時間が極端に減ってます(-_-;)
返信する
mikikoさんへ♪ (なっつ)
2010-08-21 20:53:37
ご無沙汰してます! 
コメントありがとうございます♪
mikikoさん、梅お好きでしたよねー?
梅ジャム、ラスト2瓶あるので、またお送りしたいんですけど…いかがですかー?
あとでブログにも伺いますね。
返信する

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