CHESTNUTS's Living

Living・・・意味は「暮らし」
(なるべく)手作り、平穏で安心できる暮らしを目指しています・・・

クラシックコンサートの楽しみ

2008-06-29 21:25:10 | のだめ&クラシック
生活クラブの醤油ラーメンの賞味期限が切れてしまい、どうしても今夜食べなきゃ!と思っているところへ主人がヤキトリを買ってきて、ちょっと怒っている私です。

・・・いやいや、今日はそんな生活臭のある話はしたくありません。
今日はクラシックの異世界を満喫してきました。

市内の文化会館にて「宮本文昭&宮本笑里のスペシャルトーク&ライブ・コンサート」があり、行ってきました。
私は「のだめカンタービレ」からクラシックを聴くようになったので、特別知識があるわけではなく、楽器が演奏できるわけでもありません。
でも機会あるたびに少しずつ曲を聴くようになって、好きな作曲家や作品が増えていったらいいなぁ・・・と思っています。

今回は演奏する曲を聴いてから行こうと思って、CD屋さんで物色しました。
   カッチー二:アヴェ・マリア
   ボロディン:だったん人の踊り
   ドヴォルザーク:ユモレスク
   ラヴェル:ツィガーヌ    他

クラシックCDを選ぶ時って、いつもすご~く困る。
いっぱいあり過ぎて、どれがいいのか分かんなくなっちゃうんです!
聴きたい曲があってもどれに入っているのやら?
聴きたい曲が見つかっても、どの(誰の)演奏してるのがイチオシなのか?
見つけたCDの中に、自分が既に持ってる曲が収録されてることもよくあり、勿体無い気分になったり?

探しに行く時間が無いときや地元で見つからないときは、ネットで探したり。
色々聴いてるうちに、演奏する人によって得意な作曲家がいることが分かったり。
(ベートーヴェンピアノ→アシュケナージ、ドビュッシー→ベロフ、ラヴェル→フランソワ など)
持ってる曲がダブっても、演奏者によって・指揮にもよって違いがあり、聞き比べるのが面白かったり。
・・・って感じでだんだん克服できてきたみたいです。

今回は地元のCD屋さんで探したのですが、作曲家で探さないでヴァイオリン奏者のソロ・アルバム内の曲で探しました。
宮本笑里さんの「smile」(これは必携)とラヴェルが収録されている五嶋 龍さんの「RYU GOTO」。

聴いておいてよかった!
やはり知ってる曲だと、聴いてて楽しいです。
とくに最後の曲ラヴェルの「ツィガーヌ」の素晴らしさったら!
五嶋 龍さんのツィガーヌは男性的で力強く(しかもCDの1曲目!)聴き込むほどに好きになりました。
私はもともとラヴェル好きでピアノ曲ばかり聴いていたのですが、ヴァイオリンのために、こんな迫力のある狂詩曲が書かれていたなんて知らなかった!
これも新しい出会いですね?

目の前で実際に演奏される「ツィガーヌ」は情感あふれ、CDで聴いてるだけでは分からない技巧も見られて幸せ!
小さい会場なのでピアノ&ヴァイオリンでしたが、いつかオケの演奏を聴けたらいいなぁー・・・
お気に入りの演奏者が増え、楽しみも増えました。

音楽を奏でる人にとって演奏するということは美しい自己表現なんだ、と思ったのですが、それは音楽だけに留まらず、絵を描くことであったり お芝居することだったり 文を書くことだったり 工作することであったり・・・私のキルトも含めて。
自己表現の手段を持っている人は、皆幸せ者ですね。

さぁこれが終わったら、早速「ツィガーヌ」を聴きながらキルトを始めましょう。

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4 コメント

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趣味の長話・・・ (kyoko)
2008-06-30 12:17:40
昨夜、宮本文昭さんがゲストでラジオ番組に出ていらっしゃって、ざっくばらんに色々お話しされていました。自由闊達な楽しい人ですね!

少しずつクラシックの作品世界を深めていらっしゃるのですね。これは素敵なことです。

私がクラシックをよく聞いたのは10~20代の複雑な時期でしたが、音楽によって心が救われました。光の方向を指し示してもらった感じです。それで、やはり、好きな曲を何回も聞くとその演奏に慣れてしまい、同じ曲でも演奏家が違うと印象も違ってしまうので、CDを買うのに慎重になりました。お気持ちよくわかります。(スピーカーやアンプでも音色は違いますし、LPの柔らかい音が本当は好きです)音楽家自身もパトロンや社会情勢、人間関係など人生と自分との葛藤を越えて、さらに貧困や健康問題を超えて、それでも求めた作品世界ですものね…。
生の演奏はさらに感動があると思います。五嶋 龍クンのCDは私もずっと欲しかったんで、こんどオススメを教えて下さい!

先日モディリアーニという画家の絵を見に行ったのですが美術館で感動のあまり涙が出てきてしまい困りました。絵を見て泣いてる人っていないですよね?作曲家の心を感じるように画家の心に打たれたからです。話が飛びますが、先週チェーホフの「かもめ」(出演は藤原竜也、鹿賀丈史ほか)というお芝居を観てきまして、チェーホフの優しさに気がつきました。戯曲も、楽譜も、演者がいなければ再生されないし、また、技術的にも精神的にも優れた演者であれば伝えられる事が格段に違ってくるし、それを受取る聴衆や観客がいないと、成立しないんですよね。

なっつさんのクラシックを聴くよろこびに触発?されたのでしょうか長文になってしまいました。ほとんど独り言みたい。ごめんなさい。

お料理も家族への愛情表現よね
毎日大変だけど、お料理しなくても良い日々が続くとどうでしょう…食べてくれる人がいて、会話があって、幸せなのかな~
kyokoさんへ♪ (なっつ)
2008-06-30 21:36:26
宮本文昭さんのトーク、やたら面白かったですよ!
収録するときも、台本には「始めの言葉」と「終わりの言葉」しか書いてなくてあとはご自由に・・・で延々1時間半くらい平気で話せると言ってました。

ずっと前、生協で宮本さんの本があったのですが、買わなかったことがずっと気になっていて機会があれば是非欲しいと思っていたところ、昨日販売があり、買ってまいりました。(オーボエとの「時間」)

なんでうちの近所なんかでコンサート?と思ってたら、お父さんとお母さんが東京からこちらの隣町に引っ越して○年なんだそうです。
宮本さん自身も海外から成田へ帰ってきて、そのままコチラへ来たり、そのままコチラの駅から新幹線で東京へ行ったりと普通にしてたそうですので、すれ違ってることがあるかも~!?なのだそうですよ。

芸術というのは観客がいなくては成立しないのですね。
「のだめ」の中でも、そういう言葉があります。
人に聞いてもらって、人に見てもらってこそ生きてくるのですね。決して孤独ではありません。
見て、共感してくれる人がいて・・・

こちらもお返事が長くなってしまいましたが、五嶋 龍さんのCDは今のところ2枚あり、1枚目は私も購入したデビューアルバム「RYU GOTO」、もう1枚はライブです。
こちらにも「ツィガーヌ」が収録されており、殆どオケとのコンチェルトが占めているようです。
多分買います・・・
こうなってくるとコンサートに行ってみたくなりますが、人気がありそうですねぇ。チケット購入が難しいかな?
今はハーバード大学に在籍中とか。
すごい・・・
おはようございます(^^♪ (きなこ)
2008-07-01 09:39:03
う~ん、パソコンラジオでバロック聞き流し(^_^;)の私と違い、ちゃんと選曲して聞いていらっしゃる…
膨大な量のストックを前に聞きたい曲を探すことを半ば放棄して、局の選曲にのっかっている身には、いささか「耳が痛い」内容です(^^ゞ
きなこさんへ♪ (なっつ)
2008-07-01 18:07:07
クラシックの話題は、好き嫌いがあると思って避けていたのですが、今回はコンサートのことを残しておきたかったのです。

膨大なクラシックの中から何を選んで聴くか 何が好きか、というのはちょっしたキッカケがあればいいと思います。
私の場合は「のだめ」(また漫画です)ですが、お気に入り曲が出来ればしめたもの(?)。
そうなってくると、テレビのCMや挿入曲・テーマ曲などが気になってきます。
古典的クラシック(難しそう?)だけでなく軽いものや新しいもの、などなど、結構クラシックって世の中に溢れてるんですよ。

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