CHESTNUTS's Living

Living・・・意味は「暮らし」
(なるべく)手作り、平穏で安心できる暮らしを目指しています・・・

考える

2010-02-20 23:36:15 | ひとりごと
話すうちに悟ったこと。

今までいい人だと思っていたことの固定観念がはずれ、違う側面から見ることを知る。
「思いこみ」のこわさ。 善悪の表裏一体。
自分の考え一つで、それはどうにでも変わる。
大切なのは、新しい角度から見えるその側面を受け入れられる自分であるかどうか。
人を許し、それをも自分の糧に出来る許容性が、自分にあるか。
自分自身の新しい一面をもひっくるめて、受け入れる柔軟性があるかどうか…

考えて考えて辿り着いて得たものは全て私だけのものであり、私だけの哲学だ。
だけどそうやって辿り着いたものでさえ、生きていて何かにぶつかるたびに変化したり、今までの記憶・体験と結びつき 更なる確証となって より強い考えとして固定されたりするものなのだ。
哲学は常に進化する。


今までいい人だと思いこんでいたこと自体、自分の都合のいいとこしか見てなかったってことだ。
その人がそういう性格であるということは、その人がそうでなければ生きてこられなかった証なのだ。
常に二者択一が行われ、自分が生き残るために有利な方を選んで生きたきたはずなのだから。 そしてそれは、自分だって同じ筈だ。



私は本当に考えることが好きなんだな、と思う。
それは哲学であり、想像力であり、妄想力でもある。

想像の翼を無限に広げられること。
相手の立場になり代わり、思いやりを持つこと。
世間には何通りもの考え方があり、自分だけが正しいのだと思いこまないこと。

良識が備わるよう育ててくれた両親に感謝しつつ、今日もまた一段進むためにどうすべきか考えている。