CHESTNUTS's Living

Living・・・意味は「暮らし」
(なるべく)手作り、平穏で安心できる暮らしを目指しています・・・

布のバスケット

2010-02-04 18:35:41 | キルト&お裁縫
昨日はQP(キルトパーティ)講義の日でした。


今年は、東京ドームのキルト展には結局行きませんでした。
私は日曜しか行けないのに その日はおっとが仕事でいなくって、ってのもあったけど疲れてました。

えー、まぁ~、正直なところ「のだめ疲れ」っていうか…コンサート疲れです。はい…
ニューイヤー(渋谷)行って、初詣(成田)行って、のだめオケ(渋谷)行って、で次の日曜にドーム(水道橋)?…
キルターにとっての、年に一度の最大級のお祭りだというのに!
でも大事とって、無理しない選択をしました。
平日でも行けるのなら、元気になった2週目に行きたかったけどねー。

最も心残りなのは水野先生の新作を見れないこと。
ブログ上で時たまUPされる部分が、どこもかしこも可愛くて、実物見るのが楽しみだったんですけど…きっとどこかでお目にかかれるに違いない。
最低でも、冬のQP作品展には絶対に出展されるはず!絶対見るぅ~!!

不思議なご縁がありまして…
水野先生のブログに遊びに行ったら、ドームで先生と作品をカメラに収めた方のコメントがあって、
そこを辿って行ったら水野先生の「水玉LOVER」がきれーにUPされてたんです。
全体図だけでなく、細かなビーズまで…とってもきれいに撮れてました。
「見れて良かった!」ってお礼のコメントを残したら、こちらに写真を送って下さったんですよ~。宝物ですー

でも何故か「水野先生に渡して下さい」って…もう1枚余分に入ってて…
QPでの講義の日が全然違うから会えるはずもなくて…仕方なく、QP・HPに出てた住所に送らせていただきました。


思いっきり横道にそれましたが、昨日はドーム後初の講義日で同時に新刊本も発売され、作品の話や出版社の方との話など、盛りだくさんでした。

で…

この新刊本。 すごい。

すごく素敵な出来です。感動しました。


作品集なんだけど、これはもう芸術書なんだと思います。

引きつけられる表紙作品の力強さ。
斎藤先生の秘蔵のバスケット達。
撮影した場所も素晴らしく、どの作品もハイグレード。

キルトでバスケットを作るために、バスケット柄の布を作ってしまうところからスタートし、いつものベーシックなパターンが配色一つで籠編みに見えてしまう不思議。
縫うだけでなく「布を編む」手法も駆使し、布の上で更に細い布を編む。
先生の想像力は無限大なのだろうか…
圧倒されます。


水野先生の可愛らしさに感激し、斎藤先生の緻密さに圧倒され。

私は何なんだ、一体。


ドームにも行かず、ナニしてるんだ。





              


まぁ… なにもしてないわけじゃないんだけどねェ…







斎藤先生の新刊本。

「斎藤謡子の 布で作るバスケット  Basket made fron cloth」 文化出版局