今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

奇跡?

2019-03-07 21:58:31 | タラの日記
去年の4月にチケット取れてから、ずっとずっと楽しみにしていた、日本武道館のユーミンのコンサート。
この日のために、お休みももらって、よし、行くぞ!
という当日、朝、38度超えの熱。

いや、前の日も熱はあったのだけどな。

なんでだよ、と半泣きで、娘にLINE。
仕事が休みだったら、代わりに行ってもらおうかなと思ったりして。
でも、娘は超多忙で、無理との返事だった。

どこでもドアでもあればいいのに。
武道館での時間はともかく、都心までの往復、こんな高熱でどうする。

悩みつつ、とりあえず解熱剤と咳止めを飲んで、祈るような気持ちで、ギリギリの時刻まで寝ることに。

すると、だ。

え?
15時半に家を出る予定だったのだけど、14時、目が覚めたら、なんと、平熱。
身体も軽い。

キツネにつままれたような感じで、とにかく支度をして、出る。
座って行けるコースを選んだので、ラクに行けた。

武道館の混雑は想定内。
年齢層が高めだから、いくらか落ち着いた印象。
ずっと前に椎名林檎のライブで訪れた時とは違う。

でもね、ところどころ、ああユーミンのファンだなぁと思われる、オシャレな人たちも。

さて、コンサートについては、詳しくは書かないけど、やっぱりユーミンは、すごい。なんて素敵!とあらためて思った。
何十年もやってきたユーミンもすごいんだけど、私が胸を打たれたのは、観客の人たち。
泣いてる女性、踊ってる男性。
この、踊ってる男性、というのが、私の前の席の真っ白白髪のおじさんなんだけどね、私の知らない曲の振りまで覚えていて、ユーミンとぴったり合わせて、しかも、さりげなく、そっと(この控えめさが大事)踊っているのだよ。
青春だったんだね、と、そのおじさんや、会場のほかのたくさんの観客の人たちのこの半生に想いを馳せ、泣きそうになった。

ユーミンの懐かしい曲では、私自身の青春も思い出し、うるっと来たりもしたけどね。

具合悪くなることもなく、コンサートは無事終わって、新宿から特急で座って帰る。


行けてよかった。
本当に、よかった。


で。
翌朝、38度の熱である。
なんじゃ?

息子が言う、コンサート当日は、私の父の命日だから、父が行かせてくれたんだよ、と。
そして、私は、その前日が姉の誕生日だったので、姉のお祝いもかねて、遺骨を入れたブレスレットを連れて行ったのだけど、姉も行きたいと思って応援してくれたのかもと思ったりしている。


熱、その後、下がった。
明日は仕事に行けるかと。

ポプテピピックの第3巻も届いたし、嬉しいよ。

ではまたね。
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