よむよま

よむ・よまない、それから。

マラーホフとルグリ 2015

2015-08-15 23:23:37 | 見る
世界バレエフェスティバル2015 Bプロのほうを見ました。

もちろんどれもすばらしかったけど、
タマラ・ロホとアルバン・レンドルフの「椿姫 三幕のパ・ド・ドゥ」はまさにセリフのない演劇でしたねえ。
「レ・ブルジョア」という曲を踊ったダニール・シムキン、カッコいい!楽しかった。

今回、「伝説(レジェンド)」が入っていたので楽しみにしてたんです。
ずーっと前にマリシア・ハイデとリチャード・クラガンのを見て、ものすごく感動した。
といっても「感動した!」という記憶だけが強く残ってて、
今回見たとき、んん?こういうのだっけ?(;゜Д゜)
ストーリーとか設定は特にない作品だから、踊り手がすべてだったのかもしれないなぁ。

マラーホフを久しぶりに見たのですが、
出てきた時、わかんなかったわ。
体型が・・・!?
おなかが・・・!?
(ライザップしたほうがよさそう)(^_^;)
「シンデレラ」(現代ふうの作品のほう)のワンシーンで、
女性のサポートのみの動きで、踊ったとは言えず。
踊っている作品もあるようなので、踊らないと決めたわけでもなさそうだけど。
ただ、マラーホフといえば、女性のサポートであっても(自分も)美しかったことを思うとね。

そのあとでルグリが「こうもり」(オペレッタのバレエ化、ユーモラスな作品)で登場し、
これが相変わらずキレのいい踊りっぷり!
50歳ぐらいだっけ?
なに、この人!
全然、現役でいけるでしょ!
体型も変わってない感じがした。
衣装が燕尾服だったから(裸じゃないから)わからないけど、
でも、あの見事な軽やかな動きは!
いやはや。

全員カーテンコールのあと、吉例で手拭いを撒くという歌舞伎みたいなことをやるのですが、
そのとき、マラーホフとあと二人、なぜかみんなのうしろでじっと待機してたの。
みんな撒き終わったらおもむろに前に出てきて撒きはじめ、
マラーホフは1本ずつ、クルッとターンして撒いたり、パッと足上げて撒いたり、
なんなの、僕も踊れるよアピールなの?^^;
楽しそうにやってて、客席大喜びで、
するとルグリが駆け寄ってきて、
「いつまで遊んでんだよッ」って感じで抱き止めちゃった!
キャーッ!
何だったのかしら、あれは。楽しかったけど。
コメント
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