硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

不変性をみる。

2013-05-30 09:23:58 | 日記
東海地方の夕方のテレビ番組で「水戸黄門」の再放送がされている。小学生の頃学校から帰ってきたらおばあちゃんと一緒によく観ていた記憶がかすかに残っていて懐かしい。

あの頃はよく分からないまま観ていたけれど、なんとなく観ていられたのは善が悪を倒すというシンプルなストーリ展開が面白かったのであろう。

しかし、此処にも新たな発見を観る事になる。

まず、セリフの奥深さに驚いた。そして、素直に感動したり、思わず目頭が熱くなったりするのである。

もちろん最新の水戸黄門も時々観ていたけれども、ここまでの感動はなかった。

もちろん、つまらないわけではなく十分楽しめていたのだけれど、何かが違う。僕が年老いたからかもしれないけれども、それだけが理由でもない気がする。

そうなるとどうしても気になるんですね。で、いろいろと調べて観ると興味深い事が分かった。

まず、製作総指揮者が松下幸之助さん。ビックリです。そして、監督さんや葉村彰子なる脚本家軍団等、そこに携わっていた人達が凄い人たちの集団であった。

どうりで、感動するはずです。しかも、彼れは「大人から子供まで楽しめるもの」というテーマで創造していたというのだから、僕は年月を通して彼らの狙い通りにハマってしまったわけです。

そう考えると少し悔しい気もします。(笑)

そして、僕自身も随分前に職場の出し物で「水戸黄門漫遊記」のシナリオを描いたのだけれど、偉大な人達の功績をが考えるとなんだかとても恥ずかしい事をしてしまったなと思いだしたりしたのです。






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