硝子戸の外へ。

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国立競技場は誰のためにあるのか。

2015-07-09 21:16:36 | 日記
新しく建て直される国立競技場。新聞記事やニュース番組を観ていて不思議だなぁと思ったことを一石述べておこうと思います。

あの未来的で斬新なデザインは夢やロマンがあってよいと思うけれども、あのデザインで建設するとなると莫大な費用と維持費がかかるという問題が取り上げられています。

そこで思うのですが、出来てしまってから様々な問題が出てくるのは予測し得なかった問題が発生したのだから仕方がないことだけれども、これから起こるであろう事が事前にわかっているにもかかわらず軌道修正をしようとしない事が不思議なのです。

確かにリスクを恐れていては何も成し得ないけれども、開閉式の屋根などはコストがかかり過ぎるという前例がいくつかあり、景気も右肩上がりが続く保証もないわけであるから、素人の僕が考えても、抑えるべきところは抑えておいた方が次世代の人達のためにもよいと思うのです。

もし、個人の誰かがデザインの変更に難色を示していて、それが理由で軌道修正出来ないのであるとすれば、国立競技場は誰のためにあるのだろうかと思ってしまうのです。