南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 



のち

 熊本城は昨年築城400年を迎え、現在「400年祭」の真っ最中である。
 目玉である本丸御殿の復元もほぼ終わり、あとは5月の一般公開を待つばかりである。
 しかし、天守閣のしゃちほこや瓦に破損が発見され、その修復のため、残念ながら天守閣は足場と養生シートに覆われている。
 うーん、段取りが悪すぎる。400年祭なのに天守閣に登れないし、見た目も最悪、おまけに料金まで下げざるを得ないとは…。情けないったらありゃしない。

 そんな最中、本丸御殿復元に先だって行われた発掘調査での出土品等の展示があるということで、見に行くことにした。

 熊本城は江戸時代を通じてその威容を誇ってきたが、西南の役の際に原因不明の出火で宇土櫓を残してほぼ全焼してしまった。
 今回の発掘調査では、その時に焼け落ちた建物の部材や武具などが展示されていた。中には西南の役の際の軍服のボタンや洋式の銃なども。

 破損したしゃちほこに代わって新たに取り付けられる「新しゃちほこ」の展示もあった。こんな間近で見れるのは最初で最後であろう。

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