南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 今日は、熊本市の崇城大学市民ホール(熊本市民会館)で、人権講演会が開催された。

 12月下旬だったかな、熊本市役所のホームページ(ひごまるコール)で募集があり、先着1,000名(!)の中に何とか入ることができたのだ。その後も応募が殺到し、そのわずか数日で定員に達したらしい。
 でも、何で「人権講演会」なんか(失礼)にこんなに応募が殺到するのだろうか…? 熊本は、実は人権問題にそんなに熱くて真摯な土地柄なんだろうか???
 いやいや、そういう訳ではない…(笑)。
 というのは、あの腹話術師の『いっこく堂』が講師としてトークショーをするからなのだ!


 18:30開場、19:00開演というので、18:35頃に会場に行ってみたら…、げげっ、なんと入口前には長蛇の列が!
 この寒風吹き荒ぶ中、みなさん、わざわざお疲れ様です(あ、私もね(笑))。

 なぜか入口では予約済みかどうかなどはノーチェック…。
 チケットが発行されている訳でもないし…、これならばいきなり飛び込みで行っても入場可能でしたね!
 まあ、1,000人の名前をいちいちチェックしてたら、それだけで講演の時間が終わってしまうだろうけどね。


 いよいよ開演。
 主催者の挨拶などのあと、司会者に導かれていっこく堂が壇上へ!

 あれ? 腹話術の人形を持っていないぞ。しかも司会者は「今日は人権関係のDVDを見ながらいっこく堂さんにいろいろ語ってもらいます」とか言ってるし…。
 熊本市とかが後援してるから、腹話術なんかせずに真面目に「人権」の話だけなんかな…。

 とか思っていたら、いっこく堂が「『何だ、いっこく堂のヤツ、今日は腹話術しねーのかよ』という、みなさんの視線を痛いほど感じます」とか言って、笑わせてくれた。さすが、エンターテイナーだね!
 そうこうして約20分ほど、「師匠(148歳の老人)」「サトルくん(鳥)」「ジョージ」の3人(?)の人形を使って、腹話術を披露してくれた。
 テレビで何度も見たことがあるけど、実際目の前で見るとさすがだ!(客席にまで下りてきてくれました)

 毎日、10kmのマラソンと、腕立て伏せ100回を欠かしたことがないらしく(熊本に到着してからもさっきまでランニングしてたんだって)、50歳前とは思えないほどの引き締まった体。


 いっこく堂が出演している総務省のDVDを観ながらの人権トークでは、「中学生の頃にイジメにあったこと(野球部やクラスで無視されていた)」「合計8ヶ月も育児休暇を取ったこと」「今でも娘(高校生)とは絆が深いこと」などを語っていた。
 テレビで見るよりも人間的にも素晴らしい人だってことがよく分かった。


 終盤には、「(昔の)衛星放送」というお決まりのネタと、その技を指導して、みんなに「次に会う時までの宿題」を出してくれた。

 でも、せっかく熊本に来たんだから、今夜は福岡なんかに行かずに熊本に泊まってくれたらいいのに…。

 あと、客席後方に陣取っていたスタッフらしき数人!!!
 司会やいっこく堂がお話ししてるときに、ぺちゃくちゃ喋ってうるさい!
 迷惑だとわからないのかな?非常識な奴らだね。
 いっこく堂の講演が台無しです。

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