六本木ヒルズから見た東京タワー:テレビの時代の終焉

2007年01月21日 | 人生はマーケティングもある。
1958年東京タワーは完工。それからまもなく50年。高度成長する日本とテレビの時代の象徴としてそびえ立ってきた。

東京タワー完工から45年の時を経て、2003年4月に六本木ヒルズが街開きをする。Yahoo!Japan、楽天、そしてLiveDoor。まさにインターネットメディアの興隆を象徴するような企業群が遥か東京タワーを見下ろして活況を呈していたのも今は昔。堀江貴文氏、村上世彰氏というヒルズ族の代表的二人が表舞台から去り、ヤフーが防衛庁跡地に造られている「東京ミッドタウン」に移転するという。

そして、2011年、新東京タワーが東京都墨田区にできることによって、東京タワーはその役目を終える。

メディアが完全にデジタル化する2011年。それがテレビの時代の終わりだと記録されると予想しながら、私は仕事をしていく。




薪ストーブのある家

2007年01月20日 | 人生は物欲は避けがたい。
薪ストーブは、最近ではある方面ではブームになっているようですが、実際にそれを持っているという方は日本では珍しい部類になるのではないかと思います。北海道や、東北方面の旧家ならいざ知らず、現代の、それも東京の郊外に一戸建てを建てるにあたって、薪ストーブを置くといった決断をする人は、そう、多くはない。わが友人はそういった人なのですが

友人の買った薪ストーブは輸入物であります。販売価格は25万円程度ということで、まあ、うす型大型テレビに比べたって、今やたいした値段ではないですよね。

しかし、ひがし。

そもそも、家の中で木を燃やしちゃうわけですからいろいろ気をつけなきゃいけないことがあります。

まず、煙突。
そうです、煙を外に逃がすためのものですね。
日本国中眺め渡して薪ストーブがある家よりは、煙突のある家の方が多いと思いますが、東京の郊外あたりでは、あまり多くないでしょう。

次に、床。
薪ストーブはやっぱり畳の上に置くというわけには参りません。それなりの硬さの床じゃないとね。友人宅は外壁と同じ、へーベル材で固い床を用意されました。

そして、部屋の広さ。
多分このポイントが一番ではないかな。広いだけでなく、容積(床面積×天井高)がそれなりにないといけません。
何しろ家の中で木をバンバン燃やしちゃうわけですから、結構暖かい。多分酸素もたくさん使う(と思う)。友人宅の薪ストーブを置いたリビングは2階まで吹き抜け。薪ストーブのおおらかな暖かさを受け止めるためにはこのくらいの空間が必要です。

ま、早い話、すげ~贅沢なのですが。

贅沢さは単に家を建ててしまえば終わりとはまいりません。。
薪を手に入れる、薪を割る(そのための空間)、ストーブに薪を入れて火をつける(その手間)、燃え具合を見ながら薪を足す。
なんとも、手間のかかる贅沢が、薪ストーブを持つことで手に入るわけなのです。

なによりも、一瞬として同じもののない炎という化学反応が作り出す芸術作品を眺めるという"贅沢"は、家の中にあるどんな楽しみにも勝るとはいえますまいか。

そんなわけで、贅沢な時間は過ぎていくのでした。

薪ストーブの炎(Mov版)

薪ストーブのある空間を体験したければ、この友人を紹介するわけには参りませんので、長野県の御岳山にいらっしゃい。
山荘きっこり






名もない技術者なんかいない:古川享氏

2007年01月20日 | 人生はメンタルだよな
技術系雑誌発行では日本有数の雑誌社のコンピュータ業界向けのセミナーがあった。

懇親会に古川 享氏がゲストとして、乾杯の音頭を取られた。

「こちらの出版社が発信するメディアは、多くの技術者の顔が見える記事を掲載することによって、彼らの仕事の価値を伝えてきた。」

といった、趣旨の発言をされていた。

今の世の中を動かしている重要な技術の開発の過程において、その名前が多くの人に知れ渡っている人がいる。

古川享氏も西和彦氏、郡司明郎氏,塚本慶一郎氏とともに、マイクロソフトのプロダクトを通じてパーソナルコンピュータという、今の生活や産業になくてはならないものを世に広めたことで"有名人"であり顔も知れている。

インターネットという同じく今の世の中の重要な環境を広めた場には、村井純氏という"有名人"がいる。

自動車の本田宗一郎氏、電機の松下幸之助氏、食の安藤百福氏。
多くの技術革新には、必ず、有名人がいるものである。

しかし、その革新的技術をみんなが使えるものとして世に送り出す過程には、多くの技術者の存在がある。そして、その一人一人が別々の顔と名前を持つ人たちなのだ。

古川享氏のように功をとげ名を上げた人だからこそ、同じ技術者に対してエールを送りたい気持ちを伝えようとしている。そして、有名人だからこそ、その場にいた私を含む"有名でない人たち"に対して勇気付けるコメントをされていた。

ウィットに富んだ、スマートな乾杯の音頭。

見習いたいものです。



A HappyNewYear:BeiXu:ベイ・シュー

2007年01月14日 | 人生は旅である。
Bei Xuという中国出身のジャズヴォーカリストがいます。
Yumingの「A HappyNewYear」を歌っています。
iTUNE Music Storeで思わず買ってしまいました。

"A HappyNewYear
今日の日はどこから来るの?
陽気な人ごみにまぎれて消えるの?

こうして、もう一つ、歳を取り。
あなたを愛したい。
ずっと、ずっと。

今年もたくさんいいことが、あなたにあるように・・。
いつも、いつも。。。。"

この季節。いつも思い出す曲です。

心からあなたに。「今年もたくさんいいことがあるように。」

ちょっと聴かれたい方はこちら

iTuneで買われる方はこちら

いつものようにアフィリエイトではありません。

メガマックはWhooperへの刺客か?:Burger Kingがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!

2007年01月13日 | 人生はマーケティングもある。
今話題の「メガマック」もう食べられましたか?

ビッグマックの「パテ倍」版と言えば良いと思われます。ビッグマックは肉のパテが上下1枚合計2枚ですがメガマックは2枚ずつ、4枚入ってボリューム満点です。ただ、箱を開けると全体に崩れてしまっているのがちょっと難点。

さて、メガマックの栄養価についてサイトから調べてみました

かたや「メガマック」
重量:292g カロリー:754Kcal 脂肪分:45.9g コレステロール:137mg、
こなた「ビッグマック」
重量:216g カロリー:547Kcal 脂肪分:30.6g コレステロール:87mg 

と 重量比 135% カロリー比 138% ではあるものの、脂質比150% コレステロール比 157% となかなかファットな食べ物だといえるでしょう。

さて、このメガマック、「アメリカからの肥満の輸入」と悪口を言う向きもあるようです。

そこで、McDonald'sUSAのサイトで調べてみました。
こちらのサイトでリストされていましたもっともカロリーの高そうな商品は、「Double Quarter Pounder® with Cheese++」というものです。
はるか昔に日本でも「クォーターパウンダー」というマックバーガーが発売されていました。肉パテが四分の一ポンド、およそ110gあって、お肉の味のしっかりする、食べ応えのあるものでした。私は好んで食べていたのですが、あれも、限定発売だったのかなぁ・・

で、現在のアメリカでは、ダブルクォーターパウンド、すなわちお肉の重さがおおよそ220g強もあるバーガーがあるのです。

この「ダブルクォーターパウンダーチーズ付」のほうですが、
カロリー:730Kcal(メガマック754Kcal)、脂質40g (同45.9g)、コレステロール160mg(同137mg) と総合成績的にはメガマックのほうがファットな感じで、確かに「肥満の輸出」との指摘はまったくの的外れともいえないかもしれません。

アメリカと日本の栄養価の計算方法は違いがありますので、厳密な比較とはいえないと思いますが。

調べてみると、アメリカあたりでは「でかい食い物」というのが食世界では確固たる地位を占めているようで、supersizedmeals というサイトがあります。もう、見てるだけでゲップの出そうな食い物だらけです。

そこで、紹介されていたのが、BurgerKingのDouble Whopperというバーガー。デカッ!
テレビコマーシャルがYouTubeに上がっています。最高に笑える作品です。

Double Whopper ad「I am Man」
YOUTUBE

幸か不幸か BurgerKing は今は日本にお店が無いので、肥満を心配するようなことは無いようです。

しかし、ひがし、

今年、ついにバーガーキングはリベンジを開始します。この夏にもDouble Whopperを食べられるようになるかもしれません。

マクドナルドの「メガマック」。実はバーガーキング迎撃のための、マーケティング調査という含みもあるのかもしれませんね。