お雑煮

2007年01月09日 | 人生は食である。
皆様、今年も我が家のお雑煮をいただかれたと思います。
我が実家は白味噌仕立てのそれですが、それだけではつまらないので、昨夜のよせ鍋の残り汁を使って、これも残りの合鴨を入れて作ってみました。


うまいっす

西宮十日えびす:招福大マグロ奉納式:大黒天と恵比寿神

2007年01月08日 | 人生は旅である。
昨年のこの駄blogのエントリー「十日えびす:西宮戎そして福娘 」は、おかげさまでこのblogの中では、年間最多表示回数となりました(多分)。

本年も兵庫県は西宮市にある、西宮神社の十日えびすに行って来ました。しかし、今日は1月8日、宵々戎とでもいうべき日ですが、当、西宮神社はさすがに総本宮だけあって、きっちり9日・10日・11日としかお祭りはいたしません。境内は、明日からの三日間に備えて、出店準備の業者の方々があわただしくされていました。

そんな中、本日は「招福大マグロ奉納式」が執り行われ、昼前には冷凍されたままの本マグロが境内の隅に奉納されています。参拝された人々は、マグロの表面に小銭を貼り付けます。小銭が見事ぺちょっとマグロに貼り付けば、その年は「銭が身につく」と、誠に縁起のよい結果となるわけです。

本年奉納されましたマグロは、「体長2.55m、重量295Kgの地中海産本マグロ」であります。2010年までに段階的に約2割の漁獲量を削減するという、まさに真っ只中の魚場からの一尾であります。なんか、もったいないような、ありがたいようなお姿で今年もひたすら横たわっています。このマグロ、十日恵比寿の終わった翌日に本殿前にて「解体ショー」を行うかどうかは、不明です。



さて、本年の課題は「なぜ、恵比寿さんと大黒さんが仲がいいのか?」です。

写真でごらんのように、西宮恵比寿の境内で売られている縁起物にも、恵比寿さんと大黒さんがそろって、にこにこされているものが多く見られます。

恵比寿さんの起源は昨年のエントリーに私が書いたように、どうも西宮浜あたりに打ち上げられていた難破外人であろうということです。

一方、大黒天はどちらの方でしょうか?

大黒天は、元来インドの神(ヒンドゥー教のシヴァの憤怒の化身)であったのが、中国では厨房や食堂の守り神として祀られ、それが日本に伝わり、大国主命と重ねて信仰され、五穀豊穣の神となったといいます。 そして、農業の神としての大黒様、漁業の神である恵美須様、二人セットで、この国の"食材の神様"ということなのでしょう。そして、食材の流通こそが経済の根本であり、ひいては恵比寿大黒が商売の神様として祭られることになったと理解できます。

ただ、大黒さんは、多くの場合この恵比寿さんとセットになったり、七福神の一員であったり、毘沙門天、弁財天とトリオで三面大黒になったりと、なかなか単独行動をされないようです。

ま、それだけ、付き合いの良い神さんということでしょうか?

いずれにしても、今年もあなたがご健勝で商売繁盛でありますように。

JR東日本E231系電車:鉄道写真の一つの形

2007年01月07日 | 人生は旅である。
この駄blogには、鉄道写真の一つの提案として「地下路線の出口」というカテゴリーがあります。こちらは、都会と郊外の接点である、地下路線への入り口を撮ることによって、街と鉄道のかかわりを深く考えてみようというものです。(ま、そんなに大げさでもないけど)

今回の写真も、鉄道写真の一つの形として提案いたしますものです。

これは、有楽町から新橋、浜松町方面へ山手線に乗車していたときに撮影しました、東海道線を走るE2231系です。線路や町の景色が流れて、車両そのもののダイナミズムを感じていただければと思っております。

東京だけでなく、それなりの都市に行きますとこういった並行して走る車両を撮影することが可能です。ということで、こういった構図の写真も面白いなあということでご紹介します。

しかし、この手の写真は、タイミング合わせがむずかしそうで、狙って写すには、相当時間がかかるでしょうねえ

有楽コンコース:TOKYOの中の東京

2007年01月07日 | 人生は旅である。
昭和を感じさせる飲み屋街として知られる「有楽コンコース」。

東海道線、東海道新幹線、山手線などの大きなガード下に、大東京のまさに中心地とは思えない場違いな姿であります。

有楽町について少し調べてみました。

この地は、「江戸開府の際に織田信長の弟、織田長益(有楽斎)が徳川家康より数寄屋橋御門周辺の土地を拝領し、屋敷を設けた。このことから、明治時代に「有楽町」という地名が名付けられたといわれている。(Wikipedia)」
ということです。この織田長益という方は、千利休の高弟七人(七哲)のひとりにも数えられる、いわゆる"粋人"といってよいでしょう。

時は流れ、「映画街」とも「新聞街」ともよばれ、今は「ショッピング街」としても不動の地位を確立した、有楽町。これからも多くの人が行きかう「有楽コンコース」。その薄暗い通路にはこれからも時代という風が流れていくのでしょう。

壁には古い映画ポスターが貼られています。2006年12月16日撮影

家紋:下がり藤

2007年01月03日 | 人生は花が必要。
年末正月と実家に帰っておりました。
今回初めて我が家の家紋なるものを教えていただきました。
「下がり藤」と呼ばれているものがそれです。

基本的には藤のマークは藤原氏が発祥となるようです。実家は和歌山ですから、確かに藤系の家紋がついてもおかしくは無い。ただ、和歌山の山村の実家は、もともとは平家落人とも言われています。

また、私の名字は、ルーツのはっきりしていないものでありまして、少し調べていただくとわかるのですが「秋田」「東京」「福井」「和歌山」あたりにあるようです。土地の名前なら、他にもいくらでも見つかります。

ま、家紋なんて一般の日本人には、後付じゃないかなあと思うしだいです。

さて、年が明けました。

今年も、少しでも幸せを感じる年になればと思います。