広告業における、課題解決型営業を考える

2009年01月22日 | 人生はマーケティングもある。
広告フィールドにおける"課題解決型業務"を考えると、よ~するに、顧客のマーケティング的課題を明らかにして、その課題を解決する方法を考え提案し、顧客と共に実施・検証をしてみる、ということになるか。

結果責任を広告主と広告業社とで、どうシェアするかについては、別の考察とする。

で、広告による課題解決の実施を仕事の流れで考えると

  • ターゲット
  • コンテンツ
  • コンテキスト
  • メディア
  • インターフェイス

    という流れの中で、広告活動を位置づけて動かしていく。

    顧客(マーケティング的課題を持っている)の課題解決を最大限に実現しようとするのであれば、上記の5つの項目のすべてにおいて、選択肢はまったくフリー(最大限の選択肢を持つ)でないと、それは不可能なのである。

    で、たとえば、メディアの選択肢が限定されている(新聞で一つ、雑誌で一つ、テレビで一つ、webサイトで一つといった)場合は、どだい課題解決型営業なんかできるとは到底思えないのだが・・。

    できるとすれば、"私のご用意できるメディアで、解決できる課題はありませんか?"と聞いて回るということだろうし、ま、それは、自分の持っている商品の価値判断を全くに顧客にまかせて、ひたすら"買ってください"といい続けていた昔の営業スタイルよりはましなのかもしれないが、"課題解決型"という言葉からは程遠い"課題解決風味"営業だと思うのだが。

    どうでしょ?


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