絶対矛盾的自己同一にいたる道(その4):現代先進国の文化的基盤となっている科学的世界観

2010年02月07日 | 人生はメンタルだよな
現代先進国の文化的基盤となっている科学的世界観

・ダーウィン的、進化論。
ダーウィンの進化論
生物が不変のものではなく長期間かけて次第に変化してきたという考えに基づいて、現在見られる様々な生物は全てその過程のなかで生まれてきたことを説明する。
一般的誤解:
自然淘汰(自然選択)説を基本においた「現存する種は最も優れたものであり、もっとも尊ばれる存在である。」という誤解。


・統計学的、確率論
統計学
経験的に得られたバラツキのあるデータから、応用数学の手法を用いて数値上の性質や規則性あるいは不規則性を見いだす。
確率論
非決定論的過程、すなわち、ある現象の次の状態は、部分的には前の状態から決定されるが、完全に前の状態には依存しておらず、確率的な予言しかできない偶然現象に対して数学的なモデルを与え、解析する数学の一分野である。
一般的誤解:
正規分布が人間の社会的行為に対しても有効であり。「平均値が代表値である」という誤解。


・フロイト的、精神論。
フロイトは、脳の構造と人間の行動、さらには心的活動に深い関心を抱く。脳の神経活動としての心理活動を解明する目的を抱いた。
一般的誤解:
唯脳論「すべての人間の行為を脳活動に求めるもの」。したがって脳の機能を完全に記述できれば人間の行動を完全に規定できるという誤解。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。