もうすぐバスは発車する。広告主の求めているもの

2010年01月27日 | 誰が日本の広告を変えていくのか
今年の1月連休明けから始まっているPanasonicのNightColorキャンペーンを興味深く見ています。
アラサーをターゲットにtwitterという、旬のツール(けして新しくはない技術だけど)を使いながらの、"パートナー。Panasonic"のブランディングキャンペーンと捉えていいと思います。

このキャンペーンを通じて、世界を代表する電機関連メーカーであり、同時に世界を代表する広告主のパナソニックが何を求めているのかが徐々に見えてきました。

それは、「自社製品を使っていただいている消費者に近づいていくこと。」なのだと思うのです。それは同時に、「大量生産、大量消費」、「マスプロダクション、マスセールス、マスコミュニケーション」からの決別だと言ってもいいのかもしれません。

そこに、「どこまで消費者に近づけるか」、というはっきりとしたキャンペーンのゴールが見えてきます。

そして、2010年2月4日(木)24:30 に渋谷をバスが発車します。

それは、「お客様と同じバスに乗る」という、パナソニックの姿勢。

まさに「人生(Life)のパートナーとしての想い(Idea)」というメッセージが極めて高い次元に昇華されていると感じています。

Panasonicの企業メッセージは "Idea" "Life" に "Partner"が加わって完成形を見たのだと感じています。

このキャンペーンを形作ったプランナーさんにぜひともお会いしたいものです。

急げ!もうすぐバスは発車する。

パナソニックNightColor

重ねて言うまでもなく、私はPanasonicの回し者ではありません。


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