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クモハ125-10:JR西日本加古川線の車両たち

2010年05月07日 | 人生は旅である。
125系電車、西日本旅客鉄道(JR西日本)の直流近郊形電車で、車両の前と後ろに運転台があり、1両だけで走れる電車です。

現在18両が製造されて、小浜線、加古川線、北陸本線長浜駅 - 敦賀駅間・湖西線永原駅 - 近江塩津駅間あたりを走っているとのことです。
18両しかないわりに、座席が2+2列や2+1列のもの、ドアが片側2枚のものと3枚のものとバリエーションがあります。

写真に紹介いたしますのは加古川線で活躍中のクモハ125-10です。

1両だけで走る割りに立派なトイレが設置されて長旅にも安心ですね。(って、加古川から終点谷川までのっても1時間30分もかかりませんが)


さて、ここ加古川線はこの125系と2両編成の103系も現役ですが、この103系に話題の(?)横尾忠則のラッピング列車が走っています。(歌声列車という意味不明の列車も時折走るらしい

横尾忠則氏は兵庫県西脇市生まれということで、この加古川線ラッピングに絵を提供したということです。
ちなみに、大阪国際美術館ではこの夏、横尾忠則の全ポスター展が行われます。
このラッピング列車が展示されるわけではありませんが。

加古川線の車両たち


加西市北条町:世界一の地球儀:2010年GWの景色その3

2010年05月06日 | 人生は旅である。
兵庫県加西市北条町には、なんと"世界一の地球儀"があります。

「はぁ、そうですか」 と 脱力すること無かれ。

この三和コンベア社謹製の"世界一の地球儀"は、なんとぐるぐると回りながら、世界主要都市の34箇所の時刻を表示しているのであります。

この"世界一の地球儀"は、写真でもお判りの通り、雨ざらしの展望台の上でぐるぐると回りながら日がな時刻を表示しているという、世界一ならでは意地と根性の地球儀であります。

かの勝海舟先生にこの地球儀を見せたなら、なんとおっしゃるでしょうか。
「まさに、地球は大きい。そしてこの日本はちっぽけなもんよ。」とでもおっしゃるでしょうか。

この"世界一の地球儀"のある丸山総合公園には全長197mというギネス級の滑り台があります。

残念ながらお尻の下に敷くダンボールを持ち合わせていませんでしたので、すべることが出来ませんでしたが、次回訪問の折はぜひとも滑ってみたいものだと思っています。

せめて、すべり初めのところだけ写真にて紹介します。


さてさて、このエントリーが公開されるのは5月6日ですが、皆様ゴールデンウィーク残りの週末はいかがお過ごしでしょうか?

自然というものは、いつも常なるものであり、人のいとなみだけが無常であります。

今年もこうやって迎えることの出来た緑の季節を全身で受け止めようではありませんか。

羅漢さんたちがいる町:北条町:2010年GWの景色その2

2010年05月05日 | 人生は旅である。
加西市北条町は五百羅漢のいらっしゃる羅漢寺があります。「親が見たけりゃ北条の西の五百羅漢の堂に御座れ」と歌われたというほどに、色々なお顔の羅漢さんたちが、優しく立ちすくんでいらっしゃいます。 羅漢(阿羅漢)とは、「仏教において、尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のこと。」といいます。Wikipediaのこのあたりから、阿羅漢、羅漢寺などの情報が手に入ります。

メイン写真にいたしました羅漢さんは穏やかな顔をなされていますが、他の多くの羅漢さんたちはどこか、厳しいお顔をされているように感じたのは、私の今の心持ちが写っているからかもしれません。

さて、五百羅漢さんたちがいるこの加西市北条町は「古くは酒見寺や住吉神社の門前町として、また、小谷城主赤松祐尚が開いたといわれる「古市場」以来の市場町として、又、丹波・丹後・但馬方面への街道筋の宿場町・商業町として古くから町場を形成していた。(こちらを参照)」といいます。

せっかくですので、北条町駅でレンタ自転車を借りて、北条町の古い町並みを走ってみました。



さて、この北条町にギネス認定の世界一があるのですが、それは、なんでしょうか?  ということでその3につづく。

北条鉄道:北条町フラワ2000-2入線:2010年GWの景色その1

2010年05月04日 | 人生は旅である。


皆様、今年のゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?

私はなぜかディーゼルカーに乗りたくて、北条鉄道に行ってまいりました。

「北条鉄道株式会社(ほうじょうてつどう)とは、兵庫県で旧国鉄特定地方交通線の鉄道路線を運営している加西市・兵庫県などが出資する第三セクター方式の鉄道会社である。(Wikipedia)」ということですが、兵庫県の平らな山間部を走るのんびりした路線です。

どれほどのんびりしているかというと下の写真をご覧いただければお判りいただけると思います。線路のまわりは田んぼが広がって、路線と田んぼを分ける柵などというものはありません。



こんな景色の中、1両のディーゼルカー「フラワ2000-2」はトコトコと始発の粟生駅から終点の北条町まで行ったり来たりしています。

まばゆい五月の光と、やさしい新緑の緑の中、心のどこかの部分が清浄化されていくのでした。

さて、北条町ってどんなところなのでしょうか?  その2につづく。






源兵衛渡:大阪市営安治川トンネル

2010年03月21日 | 人生は旅である。
テケテン♪

毎度当blogにお運びいただきまして、誠にありがとうございます。本日もあちこちぶらぶらしましたお話にお付き合いいただきます。

え~、全国に渡し舟というものは結構あるもので。
うぃきべでぃあぁ、言うんですか?インターネットの百科事典みたいなもんですが。こちらに、いくつも紹介されております。
でも、大阪市のように8つも渡し舟が運行(それも市営!)されているところはないようございますな。

そんな中でも、今回ご紹介する「源兵衛渡」は"渡し"といいながらその実態は「川底に渡したぁるトンネル」という珍しいものでございます。
このトンネルはその作り方から「沈埋トンネル」というもので、聞くところによりますと、川の底に溝を掘っておいて、上から鉄の箱を少しずつ沈めて、一本の筒にするという、なんや、無理やり作りましたぁ、いうようなトンネルです。

ちなみに、この安治川トンネルが日本で始めての沈埋トンネルで(1944年)この安治川からそう遠ぉない場所にある「大阪港咲洲トンネル」が日本ではじめての自動車と地下鉄が通る「沈埋トンネル」であります。

ところで、「沈埋」って、なんと読むんでっしゃろか「ちんまい?」


トンネルまではエレベーターで降ります。自転車も乗ることが出来ますねん。


昔は、自動車用のトンネルもあったということです。換気が良ぉなかったらしく、今は閉鎖されております。


トンネルには、守衛さんがいらっしゃって、自転車は押して歩くことになっています。


すぐそばには、阪神電車なんば線の鉄橋が掛かっておりまして、西九条から九条へ行くには電車でもいけるようになっています。でも、この安治川トンネルは何せただでっさかい、ぎょうさんの人が今日も使こうてはります。


ここで、不思議な思いが起こるのですが、この安治川トンネルは、川の北側の西九条の町と南側の九条の町をつないでいるわけですが、この二つの町とも結構にぎやかな町です。この間をたくさんの人が行き来するのは、どんな用事があるんでっしゃろか?なにか歴史的な理由がありそうです。

いずれにしても、人が行きかうと町が賑わい。町の賑わいは交通がとても重要や、ということなんでっしゃろな。

おあとがよろしいようで。


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