政治に一言!

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いつまで続くか、福田の戦法

2007年11月05日 23時58分00秒 | 福田政権
党首会談したのにも係わらず、福田の言っていることは前と何にも変わっていない。
また小沢の辞任騒動があったが、それで展望が開けている訳でもない。
あの手この手の戦法は今のところ空回りだ。
国会では防衛、年金問題は相当突っ込まれる。
年金問題は民主党が圧倒だ。プロ対素人という構図だ。
消費税問題もきつい。
結局、野党から自民党に移ってくれる勢力の誕生を待つしか方法はないのだ。

給油新法の成立図る立場、従来と同じ=福田首相(ロイター) - goo ニュース

ドキュメント、大連立事件

2007年11月05日 23時40分25秒 | 主張
(追記)またまた追加修正しました。

改めて推測してみました。これまでのいきさつを。

10月某日
 福田が側近(官邸、党3役など)を前に
 福田:小沢党首と会談してみようと思うが
 側近:読売の渡辺さんが会談の仲介で動いています
 福田:小沢は会うつもりがあるのか
 側近:渡辺さんは大丈夫だと言っている
    しかし危険があります、大連立などを持ちかけられます
 福田:今の膠着状態を打開するには会談がどうして必要だ
    小沢がどう出てくるか考えてくれ
 側近:判りました。色々シナリオを書いてみます
 福田:読売が協力すると言ってくれている、既にシナリオが出来ているらしい
10月30日の直前
 福田;どうだ、シナリオは出来たか
 側近:出来ました、読売がすごいのを作っていました
    最後は大連立の話まで行くことを想定しています
 福田:小沢はやはり大連立を考えているのか
 側近:間違いありません、小沢の政策を飲み込むことが条件ですが
 福田:最悪はそこまで考えよう、我々にとって今の状態よりは良いからな
10月30日会談
 福田:今本当に困っている
 小沢:協力しても良い、我々も我々の政策を実現してくれるなら協力は惜しまない
 福田:分野ごとに政策を協議するパーシャル連合はどうか
 小沢:もっとしっかりしたものを考えてくれ
 福田:次回の会談で詰めよう
11月1~2日自民党
 福田:小沢はやはり大連立を想定しているようだ
 町村:ここは読売のシナリオを使ってみよう
 福田:そうだな、やるしかないな、どうせ民主党の反対で否決されるが
 伊吹:そうなりゃ、小沢と民主党が対立する、民主党の分裂だ
 福田:割れて我々についてくれると嬉しいが
11月3日会談
(さかんに小沢の主張を持ち上げた後)
 福田:小沢さん、どうだね、君の言うところの恒久法、農業政策などを取り入れるから、新法だけは何とかしてもらえないか。
 小沢:それは誠意のある話だ。
 福田:いっそのこと連立はどうだ。厚生労働省など6つのポストを民主党に与える。そこで民主党の政策を実現してもらえば良い。
 小沢:面白い、党に帰って説得してみる
(この後民主党の役員会で否決される)
11月3日自民党
 町村:早い回答だな
 伊吹:でも想定どおりに反対してきたな
 町村:読売が明日我々の援護射撃をしてくれるとのこと
 福田:それは何か
 町村:連立を持ちかけたのは小沢だと書くということ
 福田:そうか、それでは私はしばらく何も言わないようにしよう
 伊吹:これで小沢も終わった
 福田:しかし民主党がやや不利になったが、これでは事態はあまり変わらない
 町村:さらに読売が動いてくれるらしい
 福田:策に溺れないように、これは我々にも危険だ
 伊吹:最後は小沢のスキャンダルを暴けば良い
 福田:共倒れになるなよな、うちにもいるんだろうな
 伊吹:最後の作戦にします
11月4日自民党
 町村:まさか小沢が辞任するとは
 福田:困ったな。記者会見の小沢さんの発言には。
    何も具体的に決めたわけじゃない。勝手に決めたと言わないで欲しいな。
    手順というものがあるんだ。そう言ったんだが・・・
 伊吹:ご破算になったのだから、そこはきちっとマスコミに話を出した方が良い。明日早速動きましょう。

風はどちらに吹いているのか

2007年11月05日 21時55分19秒 | 主張
大連立事件。
マスコミも巻き込んでの大騒動。

しかし結局騒動があった割りに何も変わっていない。
例え大連立が成立したとしても、結局政策協議が行き詰まりご破算になる可能性が高かった。
その証拠に合意したはずの内容について小沢と福田で食い違っている。
小沢の記者会見での「連立政権が成立すれば補給支援特措法案の成立にこだわらないと首相が確約した」という発言に対して、福田は「私どもは新法は何とか可決していただきたい、給油活動はぜひやりたいと思っている」とテロ新法は成立しなくても良いとは言っていないと否定した。
このようにあらゆるところで政策論議は暗礁に乗り上げ中傷合戦に発展するだろう。
3日に福田は連立を提案したと言いながら、今日になって、どちらが持ちかけたかはあうんの呼吸と内容を変えた。
どこが誠意のある対応なのか。
単なる策士だ。
福田を見損なった。
今後は徹底的に福田をこき下ろしてやる。
妥当福田政権。妥当自民党。
2010年までには存在しない政党にしてやるぞ。

小沢氏は回答留保 鳩山氏ら辞任撤回要請(共同通信) - goo ニュース