以下は小沢の会見の一部である。
小沢が党首会談を仕掛けたとか、連立を持ちかけたとか、そういうことはない。
全く取材もしないのに、間違った記事を流したことは世論操作だと抗議を行った。
確かに、この会談については2人しか知らないことが多い。にも係わらず憶測記事を流すのはおかしいという指摘は正当だ。
マスコミは猛省が必要だ。
しかし密室会談では、そういう記事が流されることは予め想定しておかなければならない。
特に小沢のこれまでの言動からするとそういうことをやりかねない人物だと写る。
そのためにも、徹底した情報戦を考えて、こういう行動を行う必要がある。
少し焦り気味ではないか。
(朝日新聞記事引用)
もう一つ。中傷報道に厳重に抗議する意味において、考えを申し上げる。福田総理との党首会談に関する報道について、報道機関としての報道、論評、批判の域を大きく逸脱しており、強い憤りをもって厳重に抗議したい。特に11月3、4両日の報道は、まったく事実に反するものが目立つ。
私の方から党首会談を呼びかけたとか、私が自民、民主両党の連立を持ちかけたとか、今回の連立構想について、小沢首謀説なるものが社会の公器を自称する新聞、テレビで公然と報道されている。いずれもまったくの事実無根。党首会談、および会談に至るまでの経緯、内容について、私自身も、そして私の秘書も、どの報道機関からも取材を受けたことはなく、取材の申し入れもない。
それにもかかわらず事実無根の報道がはんらんしていることは、朝日新聞、日経新聞を除き、ほとんどの報道機関が、自民党の情報を垂れ流し、自らその世論操作の一翼を担っているとしか考えられない。それによって、私を政治的に抹殺し、民主党のイメージを決定的にダウンさせることを意図した明白な中傷であり、強い憤りを感じる。
このようなマスメディアのあり方は、明らかに報道機関の役割を逸脱しており、民主主義の危機であると思う。報道機関が政府与党の宣伝機関と化したときの恐ろしさは、亡国の戦争に突き進んだ昭和前半の歴史を見れば明らかだ。
また、自己の権力維持のため、報道機関に対し、私や民主党に対する中傷の情報を流し続けている人たちは、良心に恥じるところがないか、自分自身に問うてもらいたい。
報道機関には、冷静で公正な報道に戻られるよう切望する。
(これが問題の読売の記事)
「民主党内、絶対まとめる」大連立は小沢氏が持ちかけ(読売新聞) - goo ニュース
党首会談 政策実現へ「大連立」に踏み出せ(読売新聞) - goo ニュース
ナベツネが書かせたと世論操作との批判がある。