相手を「じ〜っと」見つめるのは人間にとって、興味津々だったり、恋い焦がれている人を見つめる目だったりします。
つまり、人間同士の「目によるコミュニケーション」というのがあります。
「目は口ほどにものを言い」というわけです。
もちろん、気にくわない相手を「この野郎」という感じでにらむ視線を送ることもあります。
ネコの場合は、ライバル同士のオスが出会って、相手をにらみ倒すために怖い視線を送る場合があります。
肉体的接触を避ける前哨戦になります。
にらむことで決着するする事が多いですが、同じような実力を持ったネコ同士では、にらむだけではすまないことが多いです。
いずれにしても、ネコは対しては「じ〜っと」見つめるを避けた方が良いです。
人間に対しても見つめられていることで嫌な気持ちになり、その視線を避けて逃げてしまったりします。
ネコに対しては、見ているようでみていないという視線が大切です。
ネコ好きの人は、初めて会ったネコに対しても「かわいい!」とばかり、「じ〜っと」見つめる目でみてしまい、そのネコにいやがれたりします。
この「じ〜っと」見つめるのは、ネコにとっては敵意と感じてしまうことが多いのです。
初めて会ったネコには、なるべく視線を合わさないようにして、優しく声をかけながら近づくことが大事です。
岩合さんは視線を合わさず、声をかけながら近づいていますね。ネコのプロは自然体でそれをやっています。