(2007年6月2日。ツーリングドキュメント第3回)
6:00AM.壮瞥町仲洞爺 キムンドの滝
「キムンドの滝」は洞爺湖に注ぐ小さな川にかかる小さな滝である。
仲洞爺からほんの2㎞ほど、川を遡ると、道の突き当たりに駐車場があり、そこから徒歩で360mでキムンドの滝に着く。
上の2枚は遊歩道沿いの流れ。すでに滝のようだが、この流れを遡る。
左側の写真に遊歩道が写っているが、工事の足場用鉄パイプ . . . 本文を読む
(07年6月2日。ツーリングドキュメント第2回)
5:07AM.留寿都村。
峠を降りても雲は厚く、晴れそうにない。
峠を下った喜茂別町では、5時だというのに畑仕事に出ている人たちがたくさんいた。
農家の朝は本当に早い。それもほぼ毎日だ。
石狩平野ではほぼ終わった桜だが、このあたりではまだ咲いていた。
国道脇、一本すらりと背の高い山桜が白い花をつけていた。
休憩して冷えた体をほぐしていると、トラク . . . 本文を読む
5月12日、6時50分。薄曇り。無風。静かな静かな、洞爺湖の朝。 . . . 本文を読む
GPZで久々の遠乗り。向かったのは伊達市のサイカチの樹。
午後から仕事がある今日、与えられた時間は午前中のみ。
日差しは暖かく、春の到来を実感するが、中山峠はさすがにこごえた。
走り続けて洞爺湖まできた。山の上には雪が残り、木々の若葉は未だ萌えず、しかし足元の草草が大地を緑に染め、畑では耕された土が黒々と春の土の匂いを里に運んでいる。
春の日差し。時折強く吹く風はまだ冷たい。この空気感。この空、 . . . 本文を読む
モエレ沼。この地を何といったらいいだろう。
湖にしては小さく、川とは言いがたく、しかし、「沼」という表現から連想されるものとも少し違っている。
札幌市民にとって「モエレ沼」は、新しい大きな公園である。
イサム=ノグチを愛する人々にとって、この地は聖地となりうるだろう。
50年後、100年後、モエレ沼と周辺はどのように変わり、人々はどんな思いでこの地を訪れるのだろう。
モエレ沼の外周を道路沿い . . . 本文を読む
モエレ沼の本来の姿は、三日月湖。「春景1」のモエレ山の反対側には、ご覧のような三日月湖が広がっている。
平らで広い、石狩平野。遠く手稲山系や、夕張方向の山を見晴るかすことはできるが、どこまでも広い、茫洋たる平原が広がる。
昔、湿地だったこのあたりは、川の流れをまっすぐにすることで土地が乾き、畑地や牧草地として使われるようになった。最近では少しずつ都市化が進んでいる。
目立つのは、高圧送電線と、 . . . 本文を読む
モエレ沼。この地を何と言ったらよいのだろうか。
石狩川の河口近く、氾濫を繰り返していた石狩川の残した三日月湖の一つが、モエレ沼である。
近くに大地の起伏はない。あらゆるものを押し流し、そして堆積を繰り返してきた石狩川の力を感じさせる、広々とした石狩平野が、広がっている。
札幌市は今や日本第5の大都市である。市街地は四方に拡張しつつあり、この沼の近くも、少しずつ都市化が訪れている。
だが、この地が . . . 本文を読む
深い支笏湖のブルー。向こうの山は右が風不死岳1103m、左が樽前山1041m。
湖の北、ポロピナイの展望所。夏はバイク乗りやジェットスキー客らで賑わう。
今日は埠頭から釣り糸をたれる人が一人きり。
風もなく、音もしない。
今年は暖冬だが、さすがに湖畔でも積雪は1m以上ある。
ポロピナイ駐車場のトイレも今は雪の中。背後に見えるのは恵庭岳1320m。
山頂の巌は険しくそそり立っているが、今 . . . 本文を読む
冬の支笏湖
湖畔から風不死岳方向を望む
支笏湖は冬でも凍結しない日本最北の湖。
札幌市からも、北海道の空の玄関千歳市からも、海の玄関の一つ、苫小牧市からも1時間くらいでつき、支笏湖温泉もあります。
この近辺ではもう一つ大きな湖として洞爺湖がありますが、明るい洞爺湖に対して神秘的な雰囲気のする湖です。
支笏湖温泉では、「氷濤まつり」を開催するなど、年間を通して観光客が訪れる場所ですが、温泉以外 . . . 本文を読む