2008年7月26日 13時41分。 洞爺湖の東岸、壮瞥町の湖を見下ろす公園、壮瞥公園に着いて、エンジンを止めた。快晴の洞爺湖。風は爽やかに。僕の大好きな風景だ。7月の空。7月の湖。今だけの風景がここにある。しばらくは、夏の風に吹かれて湖を眺めていよう。 . . . 本文を読む
倶多楽湖は登別温泉から急な坂を上り、峠を越えたら湖畔に向けて崖にへばりつくように道を下っていったところにある。2001年度の透明度全国2位(1位は摩周湖)、水質全国1位。倶多楽湖を過ぎると道は登別温泉の山の上に出る。見下ろすのは大湯沼。そこからさらにオロフレ峠を目指す。 . . . 本文を読む
朝の三国峠を満喫し、僕とGPZは来た道をまた下っていく。糠平温泉は、大正8年に原生林の中に湧出する温泉を発見したことが始まりらしい。9軒の温泉旅館、ホテルが立ち、大きなスキー場もある。上の写真のヤマモミジは、20年前、初めて晩秋にこの糠平温泉を訪ねたとき、その見事な色に思わずと止まったもの。 . . . 本文を読む
2008年6月18日(水)ツーリング2日目。帯広市から北上、三国峠を目指す。すでに陽は昇っているはずなのだが、この日十勝は霧に覆われていた。今からダム湖である糠平湖を過ぎ、国鉄士幌線の廃墟であるタウシュベツの国鉄橋跡に向かう。
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『六月の風』。このツーリングをこう名づけようと思いついたのは、ツーリングの終わりの頃だった。…『6月の風』ツーリングドキュメント第1回。出発から支笏湖、苫小牧の石油備蓄基地、火力発電所まで。曇天の下、重い体と心を引きずりつつ、バイクで走り出す。
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5月3日。今日は、息子が友達と自転車の遠乗りに出かける日で、息子は朝から張り切って出かけていきました。行き先は支笏湖。札幌市内を抜け、真駒内から山の中に入り、支笏湖まで山岳道(というほどではないですが)を走る道です。湖畔のいとう温泉の露天風呂につかり、弁当を食べて帰ってくる計画です。そこで起こったことは
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道端に、純白の羽が落ちているのを見つけた。おそらくは白鳥のものだ。拾おうかとも思ったが、遠慮した。写真だけ、撮った。シベリヤと日本を往復する、羽毛。
水をはじく、純白の輝き。宮島沼は、美唄市の西の端にある小さな湖。広さは約70ha(ヘクタール)、深さは約86センチ。2002年、ラムサール条約の国内13番目の登録湿地となった。渡り鳥の中継池として、世界的にも重要だと認められたのである。 . . . 本文を読む
宮島沼。
日本にカムチャッカ半島から冬に飛来する雁の群れは、必ず、この宮島沼を中継地点として選ぶと言う。
4月末には、カムチャッカに帰る雁が日本全国からこの沼に集結し、ある朝、一斉に飛び立って北へ向かう。
その数、6万羽~7万羽。
自然の大スペクタクルである。
しかし、僕は今日(3月30日)、ここを訪ねてきた。 . . . 本文を読む
上の写真は洞爺湖の中島。野生の鹿が生息している。
洞爺湖は巨大なカルデラ湖だ。
中島は阿蘇で言うと根子岳、中岳のようなカルデラ内の山にあたる。
湖畔から崖のように切り立った急斜面の山々はカルデラの外輪山である。
外輪山の急坂を登りきると、広大な平原が眼前に現れることろも阿蘇に似ている。 . . . 本文を読む
そして、洞爺湖。 秋の 輝き。 言葉は いらない。 . . . 本文を読む
その日、北海道道央地方は曇り。ところによって一時雨。涼しい一日でした。 秋の一日。 ウトナイ、厚真、幌里近辺を彷徨ってきました。 (今日の記事は少し暗いです。) ウトナイ湖は、ラムサール条約にも登録された、多くの野鳥の姿が見られる湖で、鳥達の聖地=バードサンクチュアリと呼ばれています。 . . . 本文を読む
『聖地巡礼2007』ツーリングから、印象に残った風景を先行公開。 第2回、「神秘の湖オンネトー」。 8月6日、午前11時。 曇り空。時折雨に打たれながら私たちはオンネトーにたどり着いた。 「オンネトー」は雌阿寒岳(1499m)、阿寒富士(1476m)の西にある、小さな湖。 その名はアイヌ語の「オンネトー」(=年老いた湖)から来たと言われている。 . . . 本文を読む
羊蹄山「夏」(その5)をお送りする予定でしたが、土日返上の仕事でへろへろ。
今日は予定を変更して、「今日の支笏湖」をお送りします。
支笏湖は、このブログの最初期に冬の様子をお伝えしています。
今は夏、仕事帰りの遅い午後、支笏湖畔を通りました。
今日はインターメッツォ(=間奏曲)。 . . . 本文を読む
(07年6月2日 ツーリングドキュメント第7回)
9:15AM. 洞爺湖町 洞爺湖畔。あいかわらず雲は厚い。が、風は柔らかく、心地よい春の風だ。湖は湖岸を道路が一周している。東側の道路は道道132号線。2車線の広い道で公園やキャンプ場、少年自然の家などがある。
西側は道道578号線。殆んどの区間が写真のような1車線でカーブの続く道だ。 . . . 本文を読む
(07年6月2日、ツーリングドキュメント第4回)
6:23AM.キムンドの滝から駐車場に引き返す途中、一瞬、雲間から陽が射した。
樹の若葉が陽に輝く。よく晴れた日、盆地では朝霧が発生し、日の出と気温の上昇とともに霧が消える、というのはよくあること。
このまま一気に晴れるのか。
期待しながらGPZのもとへ。
マシンに火を入れ、洞爺湖を囲む外輪山の南西端にある壮瞥公園を目指す。
ここは5月19日の記 . . . 本文を読む