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海へ(3)

帰路。 日帰りツーリングの帰り道は、なるべく行った道を引き返すのではなく、一筆書きのルートを取りたいもの。 戻るのではなく、進みながら帰るのだと、 帰ることは、進むことなど、どこかで思いたいのかもしれない。 . . . 本文を読む
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海へ(2)

積丹半島は大まかには長方形をしていて、付け根の角は余市と岩内、 先端の2つの角は断崖の続く岬になっている。 一つは神威岬。もう一つは、積丹岬。 あれから、雨上がりの積丹半島を走って積丹岬の駐車場までやってきた。 . . . 本文を読む
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海へ(1)

誰もいない、漁港。 2010年9月18日、午前9時14分。 積丹町古平の漁港に、GPZと僕は、来ていた。 なぜ、海が見たいのだろう。 もう若くもないのに。そう歌ったのは、まだ20代の伊勢正三だった。 . . . 本文を読む
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北海道の海とGPZ

海とバイク、といえば、黄金の組み合わせ。これに夕日が加わると、もう…、たまらないトリオになります。しかし、私が北海道に来て11年、あまりGPZで海を見に走っていないのです。広島に住んでいた頃は、もっと頻繁に海を見にバイクを走らせていたことを思い出します。 . . . 本文を読む
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秋の一日(3)夕日を追って

7月20日、16:00。僕は「アルテピアッツァ美唄」を後にする。さあ、帰ろう。でも、帰りながら夕焼けが見たい。できれば海に沈む夕日を見届けたい…。僕は来た道を引き返すのでなく、そのまま西へ向かうことにした。月形町から厚田、望来へ。目指すは日本海の夕日。 . . . 本文を読む
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「言問の松」巡礼4 帰路

帰ろう。ツーリングの場合、行った道を単純に帰るのではなく、輪を描くように違う道を通るようにすることが多い。そうすれば、帰り道も新しい道となり、戻るのではなく、進むことで家に帰っていけるからだ。だが、今日はそうすると走行距離が長く伸び、帰宅時間も日没を越えそうだ。 . . . 本文を読む
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「言問の松」巡礼 1

目が覚めると、午前4時30分だった。行ける、行こう。顔を洗い、水分を摂り、身支度をして、バイクのカバーを取る。5月3日の「言問の松」巡礼ツーリング、第1回。強い風と時折降る雨の中をGPZと僕は北上する。 . . . 本文を読む
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春、積丹へ。その4

古平を過ぎると間もなく美国だ。国道229はここから再び海を避け、内陸へと迂回していく。今日は積丹岬を散策する時間は取れない。厳しくも美しい積丹岬、島武意海岸の景観は、次回にとって置こう。このまま国道を海まで出て、それから引き返すことにする。 . . . 本文を読む
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春、積丹へ。その2

春、積丹へ、第二回は、ろうそく岩から少し北上したところにあるセタカムイの岩と豊浜です。豊浜トンネルの崩落事故は忘れ得ぬ悲しみ。セタカムイの岩の由来にも悲しい伝説がありました。 . . . 本文を読む
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春、積丹へ。その1

今回は半島の東半分を往復した。4月12日。雪のまだ多く残る春の積丹で、僕はいくつかの意外な発見をした。いや、発見というのはおこがましい。記憶の中に眠っていた事実を目の前で思い出し、知らなかった事実に気づき、美しい景観に驚いた短い半島一周の旅をしたのだ。 . . . 本文を読む
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9月の歌3 豊浦の海

北海道地元では噴火湾と呼ばれている内浦湾は、室蘭から函館近くの森町まで、きれいな円形を描きながら続く約150㎞の長さのある湾だ。北海道の海岸は湿原になっているか海からいきなり断崖になっているかのどちらかの場合が多く、それはこの湾内にも言える。特に豊浦静狩間は交通上の難所だ。 . . . 本文を読む
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六月の風5 十勝の海 

黄金道路。襟裳岬と十勝広尾とを結ぶ、国道336号線の一部、約32㎞の区間をこう呼ぶ。断崖絶壁と太平洋の荒海。道路工事は難航し、「まるで黄金を敷き詰めたように資金がかかった。」ことから黄金道路と呼ばれたということだ。黄金道路を越え、ダートの昆布刈石へ。 . . . 本文を読む
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六月の風4 襟裳の森 

襟裳岬からこれから向かう十勝方向、北を見る。海の上は晴れているのに、陸地は重い雲に覆われている。まるで襟裳岬だけが今、お日様の祝福を受けているかのようだ。海岸に続く松林には、海を守るための人々の長く地道な努力があった。 . . . 本文を読む
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六月の風3 襟裳岬

襟裳岬。北海道の背骨、日高山脈が太平洋に突き出し、海に落ち込む場所。岬の先数キロにわたって岩礁が続いている。ここを訪れるのは何回目だろう。僕にとって襟裳岬とは、岡本おさみ作詞、吉田拓朗作曲の『襟裳岬』の舞台の場所だ。雲は切れ、海は青く美しかった。 . . . 本文を読む
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石狩の海 1  厚田にて

9月9日(日) 午後2時15分  天候は回復し、空は次第に晴れ上がり、青空と白い雲が際立ったコントラストを見せ始めた。 海と断崖、トンネルの繰り返しを南へ。 浜益、送り毛、南へ向かうにつれ、少しずつ景色は厳しさからやさしさへ、 表情を変えていく。 道は海沿いの崖の上を走り、大きな山塊はトンネルで越え、海から垂直に巨大な山塊が硬い岩盤で立ち上がる時には、内陸側へ迂回したりしながら、更に南へ。 . . . 本文を読む
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