朝の三国峠を満喫し、僕とGPZは来た道をまた下っていく。糠平温泉は、大正8年に原生林の中に湧出する温泉を発見したことが始まりらしい。9軒の温泉旅館、ホテルが立ち、大きなスキー場もある。上の写真のヤマモミジは、20年前、初めて晩秋にこの糠平温泉を訪ねたとき、その見事な色に思わずと止まったもの。 . . . 本文を読む
つい最近誕生日を迎えた。この一年で老眼が進み、初めて遠近両用めがねを買った。また、食生活も変化していないのに急に腹回りに脂肪が付き始めた。白髪が増え、頭髪が薄くなるのも進行してきた。誕生日など全く重視してこなかった私だが、今年は自分に誕生日プレゼントを買った。 . . . 本文を読む
三国峠は標高1150m。道内の峠としては最も高い所にある峠だ。その眼下に広がる樹海は圧倒的。アイヌの人々はここをカムイミンタラ=神々の遊ぶ庭、と呼んでいた。GPZは霧の上に抜け、峠からは神々の庭がその神々しい姿を表す。 . . . 本文を読む
2008年6月18日(水)ツーリング2日目。帯広市から北上、三国峠を目指す。すでに陽は昇っているはずなのだが、この日十勝は霧に覆われていた。今からダム湖である糠平湖を過ぎ、国鉄士幌線の廃墟であるタウシュベツの国鉄橋跡に向かう。
. . . 本文を読む
豊頃のハルニレを後にしたのは、午後4時を回った時だった。朝5時から走り続けてきたツーリングの今日の目的地も、これで終わり。今日の宿、帯広市のビジネスホテルへ向かうのみとなった。家を出て11時間。走行距離も500㎞を越えようとしている。今日は6月17日。日が最も長い夏至まであと数日。日暮れまではまだたっぷり時間がある。久しぶりにあのカフェへ行ってみようか。 . . . 本文を読む
その樹は、十勝地方豊頃町、十勝川のほとりに、立っています。バイクを止め、堤防を降りてハルニレに向かいます。広い広い河川敷。私のほかには誰もいません。河川敷は一面の草原。草原の中に一条、草を刈った道がついています。 . . . 本文を読む
十勝、浦幌町の昆布刈石から道道1008号線に合流すると道は海岸のすぐ近く、低い位置を走る。
このあたりから内陸部も晴れ、午後の陽射しが海と大地を明るく照らし始めた。
まだ気温は低いが、陽射しを浴びるととても暖かく感じる。
舗装に無数の割れ目はあるものの、交通量に比べると驚くべき立派な道だ。
道端にはフキと、タンポポの綿毛を纏った姿が見られる。
ここから厚内の集落を過ぎ、内陸部へ向かう。
国道 . . . 本文を読む
すみません。「6月の風」ツーリングレポートの途中ですが、今日は記事アップできそうにありません。こ、こんな時のための間奏曲(インターメッツォ)。要するに苦し紛れの短ネタなんですが、今日は久々に夕焼けを見ました。 . . . 本文を読む
黄金道路。襟裳岬と十勝広尾とを結ぶ、国道336号線の一部、約32㎞の区間をこう呼ぶ。断崖絶壁と太平洋の荒海。道路工事は難航し、「まるで黄金を敷き詰めたように資金がかかった。」ことから黄金道路と呼ばれたということだ。黄金道路を越え、ダートの昆布刈石へ。
. . . 本文を読む
襟裳岬からこれから向かう十勝方向、北を見る。海の上は晴れているのに、陸地は重い雲に覆われている。まるで襟裳岬だけが今、お日様の祝福を受けているかのようだ。海岸に続く松林には、海を守るための人々の長く地道な努力があった。
. . . 本文を読む
襟裳岬。北海道の背骨、日高山脈が太平洋に突き出し、海に落ち込む場所。岬の先数キロにわたって岩礁が続いている。ここを訪れるのは何回目だろう。僕にとって襟裳岬とは、岡本おさみ作詞、吉田拓朗作曲の『襟裳岬』の舞台の場所だ。雲は切れ、海は青く美しかった。
. . . 本文を読む
『六月の風』ツーリングレポート第2回。日高地方をひたすら襟裳岬へ。長い道のりを延々行きます。途中、牧場で馬の親子と出会い、二十間道路の葉桜を見、様似観音山の御神木記念保護樹木を見て、そして襟裳へ。はたして泣きそうな空の雲は切れるのか。 . . . 本文を読む
『六月の風』。このツーリングをこう名づけようと思いついたのは、ツーリングの終わりの頃だった。…『6月の風』ツーリングドキュメント第1回。出発から支笏湖、苫小牧の石油備蓄基地、火力発電所まで。曇天の下、重い体と心を引きずりつつ、バイクで走り出す。
. . . 本文を読む
6月17日(火)、18日(水)の2日間、休みを取ってツーリングに出かけてきました。日高、十勝を走り、とても充実したものになりました。やはり北海道はいい。ツーリングはいい。改めてそう思った、素晴らしいツーリングでした。題して『六月の風』ツーリング。明日から連載します。今日はちょっとだけさわりを。 . . . 本文を読む
北海道には魅力的なところがたくさんありますが、中でも私が大好きな村が赤井川村です。その赤井川で農業を営む若い方のブログがあります。今日は赤井川村で農業を営むeijiさんのブログ、「北の百姓日誌。」をご紹介します。とっても素敵なブログなんですよ。
. . . 本文を読む