2011年も終わろうとしています。
『聖地巡礼―バイクライディングin北海道―』
今年もお読みいただき、ありがとうございました。
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佐崎はその後広島で1年を過ごす。その1年とは…「センセイとブルターレ」第3回。 . . . 本文を読む
たまたま入り込んだきれいなバイクショップで佐崎が出会ったバイクとは… 「センセイとブルターレ」第2回 . . . 本文を読む
38年間、私立の進学校で古典の教師をしてきた佐崎は、退職の日に妻に離婚を言い渡される…。「センセイとブルターレ」はじまり、はじまり。(この物語はフィクションです。) . . . 本文を読む
「樹生さん。」「はい。」「今回のストーリーね。」「はい。」「だめですね。」「ええ~!!、そうですか?」「そうです。」「どうしてですか?」樹生さん、やりこめられるの巻。
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注意!!この物語はフィクションです。あらゆる実在の団体、個人とは、一切関係ありません。「すみません。」女はオレを正面から見たまま、オレに向かってそう言って、頭を下げた。すぐに顔を起こしてまたオレの顔を正面から見た。「風のV7」最終回。
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レストハウスってさ、9時からなんだよ。オレが浄土平のレストハウスに着いたのは、9時5分くらいだったかな。もうへとへとでさ。だってさ、ブルターレで、モトグッチのV7クラシックに、しかも女にぶっちぎられたって、そりゃ、オレでなくたって落ち込むだろ?
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右の深い低速コーナーを立ち上がったら、左にゆるく曲がっていくS字が見えた。ギヤは2速、全開のまま、インを舐めつつ、S字を駆け上っていく。と、100mもないままに、ヘヤピン!登りながらの右回りヘヤピン。でも前方、上に道が見える。右手を見上げると、曲がった先でもう一回、今度は左周りのヘヤピンがある。 . . . 本文を読む
ちくしょう!V7は離れていく。コーナー毎に差が開く。目一杯と飛ばしてるのに。直線がないと、みるみる離れていくんだぜ。オレ恥ずかしいけどさ、焦ってたんだ。よく写真に出るスカイラインで3番目くらいに有名なコーナーの手前さ。1速か、入れて2速か、パワーバンド使う奴ならな、そんなヘヤピンやら回り込んだコーナーやらの部分にさしかったのさ。 . . . 本文を読む
風のV7連載中ですが、昨日(金曜日)の夕方、札幌市内で走行する国産アメリカンバイクを発見。あー、驚いた。それにしても仕事が忙しすぎて、全然休めない私です。今日はインターメッツォ(間奏曲)大して内容のない記事です。 . . . 本文を読む
フロントが滑った。でも一瞬で止まる。大丈夫。あなたを廃車にしたりはしない、ブランカ。あんな、悔しくて、悲しい思いは、V子との別れでおしまい。あなたとは、長く、走っていく。加速に優れるブルターレを引き離すには、コーナーで稼ぐしかない。 . . . 本文を読む
(注意!!この物語はフィクションです。公道では絶対に無理をせず、安全運転に努めてください!)
磐梯吾妻スカイラインに入ったら、V7の女の走りが変わりやがった。オレもさ、まずかったかな、と思ったんだよ。スカイラインの料金所過ぎたところでさ、その女停まったんだよな。でさ、オレもつられて停まったんだけど、それって後付けてますモード全開じゃん。 . . . 本文を読む
右のバックミラーにチカッとまぶしい光が見えた。桧原湖から磐梯吾妻スカイラインへと向かう、レイクラインを走っているときだった。檜原湖のほとりのホテルを出たのは、朝8時前だった。奥会津、裏磐梯、2泊3日の旅。今日は最終日、東京へ帰るだけだ。 . . . 本文を読む
ひでえ目に遭ったぜ。ほんと。ああ?場所はさ、磐梯吾妻スカイラインってあるだろ?そうそう、あの有名な、あれさ。あの手前でさ、桧原湖からレイクライン飛ばしてたら、一台のバイクに追いついたんだよ。ライダーは女さ。体つきですぐ分かった。きゃしゃな感じで。白いバイクだったね。あれはモトグッチのV7クラシック、2008年モデルだったな。 . . . 本文を読む